先日、結婚式に参列してきました。
松実の卒業生で、私が担任し、書道部でも一緒で、なおかつ学年主任として送り出した生徒です。
花嫁姿、もう、本当に美しくて。
学園にいたときから、さらにキレイになっていて、本人の幸せそうな笑顔を喜ぶと同時に、
大事な娘を送り出す親御さんの切ない表情に心がぐっと来た、いろんな思いを抱いたお式でした。
披露宴ではスピーチの依頼を受け、7年前のアルバムやムービーを見直したり、
彼女の書いた卒業文集を読んだり、書道パフォーマンスのDVDを見たり、思い出に浸りつつ
何を話そうか、あれこれ考える時間もありました。
担任として受け持って、いろんな悩みも苦しみも聞いて、涙も見て、
不安でいっぱいな状況でも、大丈夫どうにかなる、と言葉を掛けたこと。
楽しかった思い出や、面白かった出来事ももちろん思い出しますが、
笑顔だけじゃない表情の彼女も思い出していました。
そんなこんなで迎えた当日。スピーチの出来不出来はおいといて、
全力で、出会ってくれたことへの感謝と愛情と祝福の気持ちは伝えることは出来た気がします♪
ものすごく緊張しましたが。手紙も渡しました。笑ってくれた彼女は、本当にキレイでした。
生徒の結婚式にお招きいただくのは、今回で、松実だけでも4人目です。
いつも思うのは、どんな状況でも、何年経っても、ずっと応援しているということ。
やっぱり、一度関わった生徒は、すごく大事で、
それが担任だったとしても、授業やコースだけ教えた教科担任という立場だったとしても、
幸せであってほしい、笑顔でいてほしい、という気持ちは変わらないのです。
結婚式という場でなくても、会いに来てくれる卒業生や、
元気らしいという噂だけだとしても、私は幸せです。
今日誕生日だなぁと思いだす生徒も、ちょくちょくいます。
なので、それでまた少し心配で、楽しかった記憶があれば少し幸せです。
先月の本校スクーリングでは、佐藤校長が【一期一会】の話をしていらっしゃいましたが、
出逢いの多さと、それに対する感謝も、そこから発生する幸せも
多い仕事なんだなぁと、つくづく思う、そんな今日この頃でした。
(寒いけどホクホク気分♡)マリオより。