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ガチな内容やプチなネタまで幅広く載せるよ。HP開設前の準備的なブログだと思うよ。

セブン&アイHDのトレード性質

2015-10-27 22:40:58 | 経済
gooニュース経済から

米ヘッジファンドのサードポイントが、セブン&アイ・ホール
ディングスの株式を取得したことが26日、分かった。

保有比率は5%未満とみられる。業績が低迷する総合スーパー、
イトーヨーカ堂の事業の立て直し策などを求める考えとみられる。


アベノミクスによる経済策の実施後に営業成績が極めて上向きな
企業の代表格に選ばれ従業員の賃金アップを政府がプッシュする
ように働きかけていたセブン&アイHDの株式トレードの話。

スポットライトが当たり日本経済の未来が明るいように映り
これをネトウヨや自民党及び俄か経済論者が円安効果が効果的に現れたと
歓喜し安倍政権を讃える声が日本中を賑わせたのが今から2年半前のこと。

消費税増税前までは順調に賃金のベースアップに成功していたが
増税後に一気に減速して今やM&Aもしくは経営権をヘッジファンドに
握られるような対象企業として見られている始末に陥った。

セブン&アイHDは北米地域での出店増加による海外からの売り上げが
円安還元によって割増しになった為の増益であり、国内組に相当する
小売店の悪さは改善しなかった模様だ。

そもそもセブン&アイはコンビニのセブンイレブンを中心に営業してい
たのが経営統合によりヨーカ堂を傘下に収めたことが足を引っ張っている。

コスト面での合理化を進めるためとはいえ、経営難であったヨーカ堂の
デメリットを補うまでには行かなかったようだ。

もしも策略的に統合したのであれば、ヨーカ堂の持つ流通体系の美味しい
部分を吸収した後に用無しとなったヨーカ堂店舗を閉めていく計画的で
緩やかに進められた企業解体だったのかもしれない。

これまで民事再生法を必要とする企業の経営破たんには多額の税金が
使われてきたのも事実だ、それを削減するための手段として経営の傾いた
企業の面倒をみてくれる場所を探して解体していくパターンは破たんで
も無く、勿論統合でも無い都合の良い業務整理だったのだろう。

もしも結果的にセブン&アイHDがヨーカ堂の整理に成功した場合は
パナソニックのサンヨーとの業務提携のように効率性を持った戦略だと
ドライに考えて評価を与えたい。

現在のアベノミクスの金融政策下にある状況でも各有名企業の不振や
業績悪化は増加することは間違いないであろうから、こうした戦略的な
企業解体は今後も有効手段であると思う。

特に海外ヘッジファンドにとっては円安傾向が強い今こそ日本市場で
活路を見出す大きなチャンスだwww

TPPによる自由貿易の前哨戦はすでに始まっている。







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セブン&アイHDのトレード性質

2015-10-27 22:40:58 | 経済
gooニュース経済から

米ヘッジファンドのサードポイントが、セブン&アイ・ホール
ディングスの株式を取得したことが26日、分かった。

保有比率は5%未満とみられる。業績が低迷する総合スーパー、
イトーヨーカ堂の事業の立て直し策などを求める考えとみられる。


アベノミクスによる経済策の実施後に営業成績が極めて上向きな
企業の代表格に選ばれ従業員の賃金アップを政府がプッシュする
ように働きかけていたセブン&アイHDの株式トレードの話。

スポットライトが当たり日本経済の未来が明るいように映り
これをネトウヨや自民党及び俄か経済論者が円安効果が効果的に現れたと
歓喜し安倍政権を讃える声が日本中を賑わせたのが今から2年半前のこと。

消費税増税前までは順調に賃金のベースアップに成功していたが
増税後に一気に減速して今やM&Aもしくは経営権をヘッジファンドに
握られるような対象企業として見られている始末に陥った。

セブン&アイHDは北米地域での出店増加による海外からの売り上げが
円安還元によって割増しになった為の増益であり、国内組に相当する
小売店の悪さは改善しなかった模様だ。

そもそもセブン&アイはコンビニのセブンイレブンを中心に営業してい
たのが経営統合によりヨーカ堂を傘下に収めたことが足を引っ張っている。

コスト面での合理化を進めるためとはいえ、経営難であったヨーカ堂の
デメリットを補うまでには行かなかったようだ。

もしも策略的に統合したのであれば、ヨーカ堂の持つ流通体系の美味しい
部分を吸収した後に用無しとなったヨーカ堂店舗を閉めていく計画的で
緩やかに進められた企業解体だったのかもしれない。

これまで民事再生法を必要とする企業の経営破たんには多額の税金が
使われてきたのも事実だ、それを削減するための手段として経営の傾いた
企業の面倒をみてくれる場所を探して解体していくパターンは破たんで
も無く、勿論統合でも無い都合の良い業務整理だったのだろう。

もしも結果的にセブン&アイHDがヨーカ堂の整理に成功した場合は
パナソニックのサンヨーとの業務提携のように効率性を持った戦略だと
ドライに考えて評価を与えたい。

現在のアベノミクスの金融政策下にある状況でも各有名企業の不振や
業績悪化は増加することは間違いないであろうから、こうした戦略的な
企業解体は今後も有効手段であると思う。

特に海外ヘッジファンドにとっては円安傾向が強い今こそ日本市場で
活路を見出す大きなチャンスだwww

TPPによる自由貿易の前哨戦はすでに始まっている。







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