簡単に読めるインスタントブログ

ガチな内容やプチなネタまで幅広く載せるよ。HP開設前の準備的なブログだと思うよ。

ひっさし振りの真面な内容です。

2023-11-05 00:46:40 | 当ブログをお読みの皆様に

こんばんは。秋深まる11月とは言い難い暖かな日が続いています。

富山では40年以上ぶりに11月に28.5℃を記録したそうです。

何度となく休止状態を経験しながらも細々と続いている当ブログに

お越し頂いてありがとうございます。

なぜ私が未だにブログをちまちまと書いているかと言えば、悪質な

内容の多いインターネットの世界において少しだけでも人の役に立てる

モノが出来れば良いと考えております。何も自己承認欲求だとか

閲覧数を伸ばそうなどと考えておりません。

今やYoutubeとX(旧ツィッター)に圧されてブログなどは決して流行る

ものではありませんが、文章にしてこそ伝わる内容があると思います。

デジタルタトゥーなどと脅しに屈する訳でもありませんが、気楽に少し

自由度高めでこれからも暇を見つけては書いていこうと思います。

応援の程よろしくお願いします。 








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袴田巌の再審が静岡地裁で始まる。

2023-11-04 23:25:43 | 社会

1966年に起きた一家四人が殺害された殺人事件で死刑が確定した男性は

2014年までの48年間を拘置所の中で自由を奪われ孤独に生きて来た。

後に彼は捜査機関によって証拠がねつ造された疑いにより拘置所から釈

放されたが、そこから再審が始まるまでに更に9年の歳月を費やし遂に

念願の殺人事件の再審が2023年10月に静岡地裁で始まった。 拘置所で

48年間生きた男性は長い間の身柄拘束の為に患った精神疾患と糖尿病の

為に残念ながら出廷が叶わない為に代わりに拘置所の外から男性を支え

続けてきた姉が補佐人として出廷し起訴内容を全面的に否認し「無罪を

主張」した。 「弟の代わりに無実を主張します。巌に真の自由を与え

ますようお願い申し上げます」と90歳の姉は裁判官に訴えた。 


ここまでが現在事件から57年が経過したあの有名な『袴田事件』だ。


事件当時30才の青年は87歳の老人になっていた。 裁判所に変化が訪れ

た訳でも無く司法権がより良い方向に改革した訳も無く、袴田を支える

人達の思いが司法に届いた訳でも無い。ただ単に高齢になり介護が必要

な袴田を煩わしく思った警察が家族の元に袴田を送り返しただけのよう

な気がする。言いたくないがお涙頂戴のドラマでは済まないのです。


このまま証拠の捏造による冤罪が疑われるまま拘置所の中で死を迎えた

場合に警察や検察側に対する世間の風当たりが強くなる事を怖れたのか、

最後は誰も悪くない形で袴田事件を終わらせる為に警察は姑息にも袴田

巌の死生観の扱いに調整を加えるつもりだったのだろう。

そう考えた場合に特別抗告が受理され、2023年10月23日静岡地裁で袴田

事件のやり直し裁判が開始された事は検察や警察側が想定していた事件

の結末よりも、遥かに大きく袴田巌を支持する人々の力の大きさと90歳

の姉の長年に渡る活動の成果と言わざる負えない。


一部ではこの事件の真犯人とも噂され、被害者家族の唯一の生き残りの

長女は袴田巌が釈放された翌日に自宅で死亡している事が発見された。

死因は明らかにされていませんが、この偶然の一致こそが警察と検察が

証拠の捏造に関与している事を嫌でも想像させてしまう。 もしもこの

長女が真犯人であった場合に事件の全ての事を知っているはずなのだが、

口封じなのか袴田巌釈放のタイミングで帰らぬ人となった。


この袴田事件を論ずる時に良く出て来る抽象的な言葉が幾つかある。

その一つが警察や検察とは使わずに「捜査機関」としている所。 どう

しても某所は責任の所在を明確にしたくないので証拠の捏造に関する事

や正当性があるとは到底認められない行為をする時の主語は「捜査機関」

として警察との明言を避けている。もう一つは何か言いませんが、普段は

深い海の底に暮らして居て殆んど人の目に付かない魚類を現す言葉です。

何となくどのように使われているか解るかもしれない。 必要以上の苦し

みを与えたくは無いモノだ。





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