アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

久しぶりにジャガーを買う

2022年08月30日 | 渓流

【ムーンスター ジャガー 日本製】

利点 軽い 渓流でも滑らない

欠点 耐久性(1年20回ほど?で破れてしまった) 土が入る

荷物軽減のため、履き替える靴を持っていきたくないので、そんな時は重宝します。

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地球 生命は自滅するのか?

2022年08月29日 | 本と雑誌 その2

「地球 生命は自滅するのか?」(ピーター・D・ウォード著)を読む

独特な表現方法なので、私にとっては難解な本です。

・森林は過去3億年以上にわたってこの地球の一部をなしており、長い年月の間に種の性質は変わってきたが、森林そのものの性質はほとんど変化しなかった。ところが人類は、この地球上に現れたごく短期間の歴史の間、森林が無限のものであるかのように扱い、また実際地球上での人類存続の大部分の機関には、そうであるに違いないように見えていた。(175頁)

・熱帯雨林には600万種ないし700万種の生物がいるが、科学にはその5パーセントほどが知られているにすぎない。(176頁)

・未来を予測できるのは過去があるからだ。地球は過去に何回も氷のない状態になったことがあるから、これからやって来る地形、気候、生物相の分布は非常に正確に予測できる。ただしそのような世界に人間が存在したことは一度もない。(252頁)

最後半には、これから起こりうるシミュレーションsimulationが記されていますが、南極の氷や氷河、凍土が溶け出したら、多くの都市が海の中へ沈みます。

人口爆発、デジタルdigital化、電気自動車による電力消費量の増大、地球には多くの負荷がかかります。が、長ーい地球の歴史の中では、氷に覆われた地球になったり、氷のない世界になったり、変化をしてきた。

もしかしたら人類(他の生物)が滅亡するのは、早いか遅いかの違いなのかもしれない。

多くの生き物が生息する地球は美しいかもしれないが、長い時間経過の中で考えると、生き物にとっては地球は優しいとはいえない。

人類もまた、他生物に優しくないことをしたのと同じように‥

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捕鯨

2022年08月22日 | 日記 3

樹木、植物関連の本を読んでいた時に、著者2人は捕鯨に関して否定されていました。(お一人は嫌悪という言葉を使っていた)

日本の立場だと、捕鯨は食文化に通じる。江戸時代?から沿岸捕鯨は行われていた。私が一番に思うのは、資源の少ない日本では捕鯨は重要なたんぱく源になるのではと政府は思っているのでは。(漁獲量も減っているので)

反捕鯨の立場からだと、日本人の殆どは鯨を食しておらず、食文化とは思えない。鯨の生態数がよくわかっていない。牛、豚とは違い、自然でしか繁殖ができない。

2019年にIWC(国際捕鯨委員会)を脱退した日本ですが、それまでの調査捕鯨から商業捕鯨に変わりました。その結果、捕獲頭数は年間300頭以上減だそうです。(この辺は、よくはわかりません)

日本の捕鯨は税金が使われているので、今後、商業捕鯨もどうなるのかわかりません。

 

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ウナギが故郷に帰るとき

2022年08月21日 | 本と雑誌 その2

「ウナギが故郷に帰るとき」(パトリック・スヴェンソン著)を読む

・野生のウナギは15~20年で、突然思い立ち海へ繁殖に旅立つ(13頁)

・捕獲された銀ウナギは、栄養をとらずに、最長4年生きた例がある(14頁)

・1824年、ドイツの解剖学者マルティン・ラトケは成熟した生殖器(卵も)を持つメスのウナギを発見した。それによって両性具合説は否定された。(47頁)

・ウナギはサルガッソー海で産卵されるのは分かっているが、そこで交配する様子や成熟したウナギを見たものはいない。

・ウナギの速度は、1秒間に身体半身ほど。1日に50キロ泳ぐウナギもいるが、それ以外は3キロほど。(188頁)

・ウナギを救うには、放っておくしかない。

・ニホンウナギ(Anguila japonica)の産卵の場所が特定されたのは、1991年海洋生物学者 塚本勝巳氏によって発見された。

・2008年秋に東京大学研究所がマリアナ海溝西側で二ホンウナギ(オス1匹、メス2匹)を生態捕獲したが、その後死亡。

・1973年に、北海道大学が二ホンウナギの人工授精に成功したが、成長させることは未だにかなっていない。

アリストテレスは、ウナギのことを研究していたと本書に載っていますが、産卵のために海に帰るというのは知っていたそうです。しかし、摩訶不思議はこの生き物は、泥から生まれたといった解釈していました。

未だになぞ多きウナギです。

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科学的根拠

2022年08月17日 | 川を考える

「ウナギが故郷に帰るとき」(パトリック・シヴェンソン著)の中からの抜粋となります。

シラスウナギ漁は、ヨーロッパ各地で禁止され、科学者や政治家はヨーロッパ全土におけるシラスウナギ漁の禁止に動いている。

これに反対しているのは北アイルランドの2000年の歴史を誇るネイ湖の漁師で、「おまえらは俺たちの生活の糧を奪っているだけじゃない。伝統、知識、そして歴史ある文化遺産まで失われてしまうことになるんだ」と主張します。

ネイ湖の漁協はシラスウナギの保護にも力をいれていますが、スウエーデンのウナギ浜の漁師たちも結束して、ウナギ漁を完全に禁止された場合は、土地に根付く文化、郷土料理、浜辺に立つウナギ小屋は富裕層の別荘になってしまい歴史は沈黙してしまうだろうと訴えます。

ウナギは完全養殖ができない生き物です。ですので、数が減って絶滅のおそれがあるならば保護の対象になるのは必然で、漁業を続けるのであれば科学的根拠evidenceが重要になってくる。

科学的根拠をもとにシラスウナギ漁の全面禁止に動いているというのは、利権よりも論理を優先しているということなのだろう。

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