以前に写したフィルムのネガの焼き増しをしたのですが、ついでにアップしてみます。HP(今は消滅していますが)の画像はフイルムスキャナーで行ったため、観賞用として焼き増しをお願いしました。
オスとメスが一緒にいることは、めったに見ることはないと思います。
静かに観察していましたが、私が立ち去ろうとするとメスのオオルリが私に向かって泣き叫びました。
私が居れば、天敵の猛禽類に襲われないだろうという叫びの反応だと思っています。
しばらくすると地表からガサガサという音がして逃げ去ってしまい、写真的には今一つのものですが、私にとっては大切な一枚となっています。
写真左にある木のところに勢いで渡ってしまおうと考えましたが、危険なのでやめたという図です。
人間というのは美しい風景に出合うと死にたくなるらしいですが、それに近い風景であっても、死というものに鈍感になるような気がします。
そんな時には、一呼吸おいて考えた方がよさそうです。
少し遅い昼食をこの風景を見ながら食べました。
けっこう登って来たんだなあと感慨に浸ります。
2時間かけて帰らないといけないと考えると、気が重たかったですが・・
弁当を入れた袋ですが、今はこの国民宿舎はありません。
私が泊まった時も、ずいぶんと老朽化されていたし、現在はほかの宿舎になっているようです。