春眠

『いつか目覚めるその時まで』

今週もまた映画

レンタルショップで借りてきました。
『廃市』『樹の海』『トニ－滝谷』です。

「廃市」は２０年程前の大林宣彦監督作品です。
大学生が夏休みに論文を書くために、ある町で過ごした日々が何十年ケ後の主人公（監督自身の声）で語られます。
舞台となった場所は福岡県柳川市です。
趣のある町ですが、僕が行った時は素通りでした。もっとよく観ておけばよかったなあと後悔しています。
過去と現在、そんなことを考えさせてくれます。

「樹の海」は、自殺がテーマとなっています。
４つの物語のオムニバスとなっています。ひとつひとつの作品をもっと掘り下げてとも思いますが、監督は、それぞれの事情というものを描きたかったのではないかと思います。
自殺がテーマとなっていますので、悲愴感があるのではと思いがちですが、優しさというオブラートで包まれていますので、そんな感じはしません。
物語のひとつに、理由もなく自殺してしまう女性（小山田サユリ）の自殺の原因を探る探偵（塩見三省）と一度、ワールドカップ（サッカー）の勝利の時にバーで女性と一緒になった会社員（津田寛治）との居酒屋での会話が印象に残ります。
上手い役者同志だと引き込まれます。
人の「いのち」というのは、いつも真摯に感じていなければならなのではと思いました。

「トニ－滝谷」は、原作村上春樹、監督市川準、主人公イッセー尾形。
原作は読んでいるはずなのに、すっかり忘れてしまっています。
ジャズミュージシャンの子供として生まれ、イラストレーターとなり、１５歳年下の女性（宮沢りえ）と結婚します。
ナレーション（西島秀俊）もいいし、音楽もいいし、凝った作品だなと思います。
もう一度、原作を読んでみたいなと思います。

しかし、最近は映画をよく観ますが、面白くてたまりません。
だめだこの作品は！というのがないのです。（選んで観ているからでしょうけど）
最低、２～３回は観ていますが、レンタルDVDの強みですね。（本来は、映画館で観るものでしょうが）
観ていないテレビをつけているとイライラしますが、映画をつけっぱなしにしておいても全然イライラなんてしてきません。
むしろ良質なBGMとなります。
まるで別世界（夢）を持ったような気持ちになります。

10分洗車・・自転車

普段乗りの自転車は週に1回程度、みかん皮洗剤を使い１０分程洗車をしています。
その時に空気圧、グリス切れはないか、ゆるんでいる場所はないかチェックしています。

この程度でも気分良く走れる程の美感は保てていると思います。

僕はこれを「１０分間の奇蹟」と呼んでいます。（嘘）
でも、これをやるのとやらないのとでは大違いです。

よくバイクや自転車の整備をして学ぶ所があると書いていますが、それは己の分がよくわかるからです。
自分の持ち物は、自分が手入れ（整備）ができる範疇が限界。
自分の技量では、これ以上の整備はできない・・など。

自分を知る上でも、これからもできる範囲でいいですから整備は自分の手で行っていきたいのです。

いつか天使が舞い降りる

天使が舞い降りてこないので自分で描いてみました。

冗談はさておき、こうして絵を描いてみると今にも絵が動きそうになる時があります。
そうなったらこっちもの、自由に遊ばせてあげよう！

白球のゆくえ

野球の映画を観ていたら、ガキの頃を思い出したので描いてみました。

とはいっても小学生の頃は、ソフトボールをしていました。
なぜかショートを守らされ、一度の暴投がトラウマのように僕を苦しめた記憶が甦ります。

自信がなくて、その自信のなさがさらなる暴投を呼び込んでしまいます。
「ここへボールがくるな」といつも念じていました。

あの頃の自分に今、言えるとしたら
「失敗なんてどうってことない、自信を持って投げ込むんだ！」

今の自分に言えることも同じかも・・
成長していないということかね。^^