沢を整備する 26(撮影の失態と美しい苔)
沢を整備する 25(ヤマメ の稚魚と川虫)
場所 埼玉県秩父市
日時 2024年4月中旬
気温 14度 水温 8度
↓「昆虫たちはどこに消えた」(ナショジオ誌 2020年 5月号)より
・ドイツ・クレーフェルト昆虫学会は、専門家に協力を仰ぎ、念蜜に分析した結果、1989年〜2016年まで、国内の保護区に生息する飛翔昆虫の総重量が76%まで減少し、終わる気配さえ見えないと発表した。
・米国ニューハンプシャー州の保護区の森では、1970年代半ばから甲虫が80%以上減少し、昆虫の多様性は40%近く低下と発表した。
・オランダでは、蝶の個体数が19世紀に比べて約85%失われ、米国では個体数が2012年の半分以下になっていた。
・ドイツでは、2008年〜17年にかけて、草地と森林に生息する昆虫の種類が30%以上少なくなっていた。
・命名された昆虫は100万種だが、未発見は推計400万種いると
言われる。
・昆虫の経済効果は、「害虫防除」「送粉」「野生動物の栄養源」などで米国だけで570億ドルと試算。(2006年に米国の研究者による)
・原因として、気候変動・ネオニコチノイド系農薬の使用(複数の研究で昆虫や鳥が減少と指摘)など。
・これからやるべきことは、温室効果ガスを減らす・外来種を厳しく制限・化学合成された農薬や肥料の使用を減らすなど。