新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

何故「東京グローブ座は改修工事中」はニュースにならないのだろう

2023-11-12 07:49:55 | コラム
マスコミが取り上げないような小さな話題を:

件名の「東京グローブ座」は東京都新宿区百人町(マスメディア風に言えば「新大久保」の一角になるが)にあり、1988年4月に開場したロンドンのThe Globeを模した形のシェイクスピア専門の劇場である。中曽根元首相が提案された東京の民活の一環として建てられた西戸山タワーホームズの敷地内にある文化施設である。

開場後にはタワーホームズの居住者も招待されることもあり、英文学科出身者としては恐る恐るシェイクスピアのお芝居を観に行くとか、ジャズピアノの小曽根真、二代目高橋竹山の津軽三味線なども聴きに行ったものだった。円形の舞台を取り囲む形の座席からは見やすいし、音響効果も素晴らしかったと思っている。だが、シェイクスピアが中心では採算に乗らなかったようで、2002年10月にジャニーズ事務所に売却されて「それ専用」の劇場と化してしまった。

それ以来、所謂「出待ち」と「入り待ち」のジャニーズのファンが殺到とまでは言わないが群がるので、ホームズへの出入りに影響が出るようになった。そこで、ジャニーズ側が採った対策は劇場への出入り口を言わば反対側の山手線の線路側に移したので、住民は平静さを取り戻せていたようだった。

そのグローブ座は気が付けば改修工事とやらで、通行する歩道からは見えなくなり、工事を請け負ったのだろう前田建設の「工事開始」の挨拶のディスプレーが取り付けられていたのだった。世事に疎くなった当方は、今頃になって「グローブ座の周囲に白い囲い込みが張り巡らされた頃から、ジャニーズ事務所(目下の所はスマイルアップ)が世間及び遅まきながらマスコミも加わって、故喜多川某の性加害が激しく非難・攻撃されるようになっていた事」に気が付いたのだった。

この改修工事と称する囲い込みが、旧ジャニーズの施設をいくらかでも衆目に去らさないように考慮する意図があったのかは不明だが、工事の作業は一向に進む様子が見えないのだ。いっそのこと取り壊すのかと疑って、誘導員に尋ねると「改修工事です」と言う。また、一般の通行者には見えにくい場所に掲示されている工事の概要には、発注者は「ジャニーズ事務所」のままである。

このような附属設備(なのだろう)の劇場の改修工事にまで、東山社長や井ノ原副社長は目が行き届いているのだろうかと、どうでも良いことだが気にはなっている。また、何故マスコミはグローブ座については詳細に触れないのだろう。あれほどジャニーズのファンの人気が高かった劇場には彼らの関心はないのだろうか。東山や井ノ原のことしか報じる気がないのだろうか。

やや脱線する話になってしまうが「スマイルアップ」で検索すると、住宅の内装工事の「スマイルアップ株式会社」が出てきた。また、グローブ座のglobeは「地球」のことで、長崎の「グラバー亭」のGloverは固有名詞で、手袋のgloveに似てはいるが「手袋をはめた人」などという英語はない。



コメントを投稿