新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

困ったことだ

2017-07-24 14:49:54 | コラム
私が悪う御座いました。私情を挟みました。:

先ほど誤って閉会中審査にチャンネルを合わせて胸が悪くなるような玉木雄一郎の質問を聞いてしまいました。彼は問わず語りで総理に「悪う御座いました。私が友人の為に私情を挟んで、部下に支持て便宜を図らせました」と言わせる狙いだと明かしました。あれでは明日まででも玉木は追い込み続けるだろうと思いました。総理が何と答えられようと「不十分だ」、「事実を隠している」、「具合が悪くなると記憶も記録もないと言う」と決めつけるだけの揚げ足取りでした。

玉木は総理に向かって「支持率の回復を目指すならば、正直に私情を挟んで部下に命じた」と認めろと迫りました。そうではなかったのであれば、「そうでした」という答弁は出てこないのですから、また玉木に「また隠蔽した。不正直だ」と言わせる好機を与える結果になるという堂々巡り。

だが、あの遣り取りを野党とマスメディア連合の主張が正しいのだろうという先入観念を持って安倍内閣不支持とアンケートに答えた連中が聞けば「総理も山本大臣も虚偽の答弁だ」と思って不思議はないでしょう。玉木が「総理の答弁が虚偽と判明したら辞任するか」と責め立てたのは非礼も極まっていると思いました。だが、反安倍の立場に立てば玉木の快挙だと思って当たり前でしょう。あの場で総理が「何を抜かすか」と切り返すことも不可能ではなかったかとも思えましたが、それでは玉木の思うつぼでしょう。

話変わって、私と実弟との共通の親友に後のS社の副社長になったX氏がいます。彼と私はゴルフ友達でもあり、私は彼の財界人が綺羅星のように並んだ結婚披露宴にも呼ばれたいた間柄でした。彼は若かりし頃には資材部に在籍し「如何なることがあっても私に仕事の話は持ってこないで下さい。それと如何なる付き合いも全て割り勘にしましょう。そうでもないと友情が崩れて長い付き合いにはなりませんから」と申し込まれ、極めて尤もと納得しました。

以来60年、彼には商売の話など持ちかけたこともなく、彼からも一切無しでした。それと総理と一緒にするなと言われそうですが、これが本当の友人間の付き合い方だと思うのです。総理も、こういう心掛けで長年にわたって加計氏と付き合っておられるのだろうと推察します。玉木は「下種の勘ぐり」をしているだけでしょう。それとも玉木は財務省出身の元エリート官僚でも、そういう付き合い方が出来る本当の友人がいないような気の毒なお方か?!

私は今朝ほども述べたように、国会で審議すべきは福岡県、大分県、秋田県等で豪雨による甚大な被害が出ている地方に対する援助と救済法、復旧・復旧予算の緊急審議をこそ優先すべきだと思うのです。毒にだけなって絶対に薬にはならない加計学園問題をいくら遣り取りしても建設的ではありません。

野党とマスメディア連合は完全に狂っています。だが、安倍内閣打倒キャンペーンは進行中です。そして、畏メル友RS氏ご指摘のように、安倍政権は「由々しき事態」に立ち至っているのは遺憾ながら間違いないでしょう。総理は揚げ足取りに良く耐えて丁寧に説明されていたと思います。だが、玉木他の輩には「私が私情を挟みました」以外の答えは「チャンと答えていない」となってしまうでしょう。完全な堂々巡りでした。



1 コメント

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Unknown (kazk)
2017-07-24 20:51:37
モリもカケも日報もなんで問題になるのかさっぱりわかりません。

利益関係から疑惑があるに違いない、そういう評価があるに違いない、そういう判断ばかりで無駄な審議をしてるとしか思えませんね。お友達関係があっても10年も先に進まないなんて現実を見れば、加計学園の関係者はどう思ってるんでしょうかね。
本当にばかばかしい限りです。

マスゴミも肝心なところは全く報道せず疑惑疑惑の一点張り、20年前ならそれでもよかったんでしょうが今の時代にそれが通用するんでしょうか。今年の国会はマスゴミの自殺が始まった年だと後年評価されるような気がしてなりません。こんなTVや新聞は本当に要らないでしょう。彼らが騙せるのは60代以降のネットにアクセスできない情弱だけでしょう。
彼らが自分たちは裸だったんだと気が付くのはそう遠い日じゃない気がします。

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