この本は、ナチュラルスピリット出版の「アナスタシア」ウラジミール・メグレ著。
シベリアの企業家が自身の経験を基に1996年にロシアで自費出版、現在までに10巻を刊行、100万部を超えるベストセラーの第一巻翻訳本です。
私も取り寄せて今読んでいる途中ですが、この本は「なずな12月号」で赤峰さんが紹介してくれていました。赤嶺勝人さんは、完全無農薬の循環農法を30年前に完成、今も実践されておられる大分県在住の百姓ですが、この人はただの篤農家ではありません。
1980年(循環農法を完成する2年前)、鉄棒から落ちて頭を割り病院に運ばれて手術を受けた時に、黄金色の光に包まれながら、ベットで寝ている自分を見るという、臨死体験をされた方です。人の本質である魂も又循環していることを確認し、循環農法の完成へと繋がったのです。
「光や水や土が循環しているように、魂も回っています。人生はこの一回限りではありません。魂は何度も何度も繰り返しこの地球に降り立ち、様々な人生を生きます。ある人生で学べなかったことは次の人生に持ち越されます。そういう意味では、地球は魂の修行の場なのです。人生には必ず学びの目的があります。」以上、ニンジンから宇宙へ、p152から引用。
赤峰さんは、農業という実践の場を通じて、循環という宇宙の法を私達に見せてくれています。30年に渡りコツコツと実践を続けておられるお姿には頭の下がる思いです。
巻末に、きくちゆみさんの解説文が載っています。