持続的燃焼

くすぶっていれば、やがてメラメラ

下道ツアラーYBR

2017年06月24日 | 2つの輪
新天険を導入したものの、まだ長距離に連れ出すことが少ないので、サンプル数は少ないのだが、平均してみると意外に速いことが判明した。数字としては無印より速いじゃん・・・と思ったが、フル装備で車の入れない所を担当させている無印の行くところは林道部分で平均を下げさせるような道ばっかりだ。
そんなわけで、同様の道を走ってのデータが取れるのはこれからだと思うので、単純に比較はできない。
ただ、実際に走った感触としてのスピード感は、けっこういい感じだ。BSキャブも出始めのKより進化しているかもしれない。またはCDIで味付けが変わっているそうなので、それのせいかもしれない。
速さの体感は、Z20PキャブのK>新車の頃の無印>新天険>古くなったVMキャブの無印>>BS25キャブのKって感じかな。そう思うと、新天険を国I基準のキャブにしたら、これは走るようになるんじゃないか・・・という気がしてならない。
速いか遅いかの目安として、松本奈良間が6時間を切れるかどうかで見ているが、名阪国道を使えないYBRシリーズではキャブ交換後のKと無印でしか達成できてないんじゃなかったかしらん。新天険でこれができるかどうかが、通勤運用に投入できるかどうかの分かれ目だ。
長距離運用では、無印で札幌松本間が24時間(美幌からだと33時間)、Kで鹿児島新港から奈良が24時間をそれぞれ切るくらいのスピードが得られている。船を挟まず陸路オンリーなら名古屋から小倉が20時間だったかな。私としては満足な移動時間なので、これ以上急ぐ時はGLか車で高速を使えば良いかなという認識でいる。ただまあ大きいのは燃費が悪いし、長距離ほど燃費の良いYBRで行きたいもんだよね。
前回の北海道行きは1週間で4千キロ、ガス代は1万2千円くらいだったが、これを大型や車で行こうと思うとガス代だけでも4~5万、フェリー代も125以下とそれ以上では違ってくるからなあ。
てなわけで、新天険も下道ツアラー仕様へと絶賛改装中なのである。
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メッキが剥げる

2017年06月24日 | 2つの輪
走り出してから10年間が過ぎたこの車体、機能的な不具合はないものの、時間が経っている分だけダメになっていく部分は当然ある。
目立つのはエンジンのクランクケースカバーだ。中から熱くなるわ、雨や泥がかかって急冷されるわで、この前側、サイドスタンドで立てれば熱が上がる右側のメッキが浮いて剥離し始めた。
まあそんなもんだろうなと思うので文句は言わない。国産の40万も50万もするバイクが10年でこうなってしまったら、さすがに怒れて来ちゃうかもしれんが。
内部さえ大丈夫なら、外見なんて構わぬ。で、その内部はと言うと、クラッチ整備とかで時々開けてみたりはしているが、金属カスが増えているようにも思えないので、たぶん大丈夫だ。一番悪影響を与えそうなのは、冬場の内部結露で溜まった水分が錆びさせるとか、古くなったオイルが処理しきれなくなった燃焼系の酸化物が腐食の原因になるとかだろうが、これはオイル交換サイクルが十分に短期間で行えているからだろう。

あとはYBRでよく出てくるのは、ステップゴムの破損だなあ。

これも転倒して芯の鉄棒がはみ出てはいるものの、割れて外れてしまうまでは至っていない。ただ、さすがに10年17万キロ以上踏み続けているので、だんだんすり減って丸くなってきてはいるし、溝も浅くなってしまっている。
でもまだ交換時期じゃないな。割れて外れる前に、5年に一回くらいはゴムメンテしてやろうか。

今後のメンテ計画としては、注文していたリヤタイヤが届いたようなので、それを交換しに行こう。ただ、予定が8月まで詰まってきたので、だいぶ先になるかもしれない。今日行ければ最後のチャンスっぽかったのだが。
その前にオイル交換しないと、もう前回交換から3,600Kmになってしまっている。もう15,000Km交換していないプラグを、先日安い店で買ってきたので、これも交換したいな。
どれもまずは、切れてしまった自賠責の加入をしてからだ。
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下道コミューターとしてのYBR

2017年06月24日 | 2つの輪
さてYBR125の走行データを見返していて、この1年の走行速度の平均は44.5Km/hだった。
ハイアベレージな国道一気乗りで速い時もあれば、タラタラしか走れない場所ももちろんありなので、いくら幹線国道の制限速度が50キロ制限の場所が多いからと言って、なかなか丸一日の平均走行速度がそれに達することは難しい。
中速車の区分が無くなった今、下道を走る分においては小型二輪のハンデは無いので、こんなものだろうと言った数値になるのが妥当なところかな。
そして、都市間移動の足として日々使うとなると、飛ばし過ぎて燃費が悪くなってもいけないし、燃費を気にするあまり遅く走るようになっても役に立たない。そんなのをチェックすべく、下道インデックスを計算して記録している。
下のグラフがその結果。

走行速度とインデックスのY軸は同じ単位ではないが一枚にまとめてしまう。二者はたまに肉薄する事はあるけれど、速度が速すぎ又は遅すぎて指数がそれを下回るということもなかったので、今年もバランスの取れた走りであったと確認できた。
速度を出すためにエンジンは無理な使用環境に追い込まれてはいない、逆に燃費に破綻を来たすことなく道理の範囲内で速度を出せているという事になろうか。
つまり車としてのYBR無印には、まだ劣化終末の兆しが見られないと判断すればよいということかな。
都市間を結ぶ足として、50km/Lを越え、50Km/hに迫ることができているので、今年も合格点だ。いやはや、これが10年超の、そして17万キロ超の充分長距離走行した経歴のある車体なのだから、単なる合格以上ですわ。
なんでもバイクでこなすしかなかった小僧の頃とは違って、四輪車と二輪車の使い分けをする現代に於いてこそ、こうした性格のバイクに乗りたいんだよ。私はね。
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