持続的燃焼

くすぶっていれば、やがてメラメラ

ももたろう

2005年01月23日 | たびのなか
 そんなに以前でないときのお話。

 或る処に、木こりのお兄さんがいたそうな。雪が降った後のある日のこと、お兄さんは市役所の環境課から頼まれて、段丘の樹叢へ木の伐採に出かけたとさ。
 そこで、冬になって葉を落とした落葉樹の大木を切り倒しました。「まあ、なんて太い幹でしょう」倒れた木の枝を落とし、いよいよ幹を分断すべくチェーンソーで輪切りにした時のこと。
 真っ赤な血とともに、まっぷたつになった樹洞棲コウモリが出てきたんじゃと。
まさか、冬眠している時にこんなことになろうとはと思ったのかどうだったか。桃太郎は、まさしくラッキーボーイだったんじゃというお話。
コメント
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