サロマ湖を見て、その大きさに驚きました。
まるで海のようです。
面積は琵琶湖、霞ヶ浦に次いで第三位。
対岸は常呂川、湧別川から流出する土砂によって
砂嘴(さし)が発達し、オホーツク海と隔てられています。
翌日、砂嘴にある「ワッカ原生花園」を訪れました。
ワッカとは「ワッカ・オ・イ」
水の湧く処という意味のアイヌ語です。
今でも砂嘴の一角から水がこんこんと湧き出ているそうで、
自転車を借りて、ワッカの水まで行くことにしました。
サイクリングコースが整備されていて、左右は原生花園が続きます。
エゾカワラナデシコ、ハマナス、ツリガネニンジン、
エゾフウロ、ハマエンドウ、ホタルサイコ、ノコギリソウ、
エゾツルキンバイ、ワレモコウ、ツキミソウなどが咲き乱れていました。
今まで見てきた原生花園の中で最も大きく、花の種類も数も多く、
豊かな植生が見られました。
「芽を出し、葉を伸ばし、養分を作り、成長し、
花をつけ、受粉し、種をつける」
原生花園の植物たちは種の保存に一生懸命です。
春が遅く、あっという間に秋から冬へ移行するサロマ湖周辺では、
花期がどうしても重なってしまうそうです。
一斉に咲き競う花たちは、サロマ湖の厳しい環境が生み出した、
生命の輝きなのです。
写真は「ワッカ原生花園」と「エゾフウロ」
北海道(2009年8月) 前へ 次へ
まるで海のようです。
面積は琵琶湖、霞ヶ浦に次いで第三位。
対岸は常呂川、湧別川から流出する土砂によって
砂嘴(さし)が発達し、オホーツク海と隔てられています。
翌日、砂嘴にある「ワッカ原生花園」を訪れました。
ワッカとは「ワッカ・オ・イ」
水の湧く処という意味のアイヌ語です。
今でも砂嘴の一角から水がこんこんと湧き出ているそうで、
自転車を借りて、ワッカの水まで行くことにしました。
サイクリングコースが整備されていて、左右は原生花園が続きます。
エゾカワラナデシコ、ハマナス、ツリガネニンジン、
エゾフウロ、ハマエンドウ、ホタルサイコ、ノコギリソウ、
エゾツルキンバイ、ワレモコウ、ツキミソウなどが咲き乱れていました。
今まで見てきた原生花園の中で最も大きく、花の種類も数も多く、
豊かな植生が見られました。
「芽を出し、葉を伸ばし、養分を作り、成長し、
花をつけ、受粉し、種をつける」
原生花園の植物たちは種の保存に一生懸命です。
春が遅く、あっという間に秋から冬へ移行するサロマ湖周辺では、
花期がどうしても重なってしまうそうです。
一斉に咲き競う花たちは、サロマ湖の厳しい環境が生み出した、
生命の輝きなのです。
写真は「ワッカ原生花園」と「エゾフウロ」
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