先日入手した博多総鎮守・櫛田神社の御遷宮行列の絵葉書3枚。
おそらくは今から99年前、1925(大正14)年の第45回式年遷宮の際に発行されたもの。
来年2025(令和7)年は25年ぶりの第49回式年遷宮…。
博多総鎮守・櫛田神社の絵葉書は、明治期から社務所や奉賛会が発行している。その一端は、アーカイブスサイト上で公開。本絵葉書も、式年遷宮に合わせたページの . . . 本文を読む
2024(令和6)年10月、博多港のシンボル「博多ポートタワー」は前身の民間施設である博多パラダイス開業から60年を迎えます。7月には福岡市港湾局が60周年記念イベントやスタンプラリー、フォトコンテスト等のリリースを発表、私は開業当時のパンフレットや写真を提供しました。
・博多ポートタワー開設60周年記念サイト(福岡市港湾局)
博多ポートタワー公式ページに施設の詳細紹介がありますが、高さ100 . . . 本文を読む
ブログでのお知らせを失念していましたが、2024年4月12日の西鉄天神大牟田線開業100周年を前に、西鉄天神高速バスターミナル・バスミュージアムの展示は『西鉄天神大牟田線・貝塚線100年のあゆみ』になっています。予定では9月中まで展示を観ることができます。
代表的車両の秘蔵写真や解説・鳥瞰図など刊行物と共に、西鉄天神大牟田線&貝塚線の歴史を振り返っています。バスミュージアム・コーナーの幅6m . . . 本文を読む
2025年春に運用開始される福岡空港の新しい管制塔(94.2m、羽田空港に次ぐ国内2番目の高さ)の工事が進み、外観がほぼ見えてきた。
天気の良い夏の日は、母に付き合って朝陽が登る前の早朝散歩に出かけることが常で、久しぶりに御笠川沿いのコースを散歩していて、管制塔の近くから陽が昇るのに気づいた。ふと思いついたのは「どうせなら、ロウソクの火のように管制塔を芯に見立てて朝陽を重ねよう」ということ。 . . . 本文を読む
2024年6月10日、因幡町通り地下通路のワンビル(ワンフクオカビル、旧福岡ビル街区)側工事壁面を活用しての「天神歴史年表・戦前編」公開(社会実験)がひっそりと始まってます♫
猛暑の夏、福岡市役所方面に用事がある方は地下通路を通って見かけて、ご存じの方もいると思います。地下鉄天神駅の改札(東側)を出てすぐ、天神ビジネスセンタービル・イナチカとの間の通路沿い入口付近です。
今回、私はこの . . . 本文を読む
マリノアシティ(福岡市西区)が2024年8月18日限りで閉館する。私がゼンリンGから独立した年の秋、2000(平成12)年10月に開業した九州初の本格アウトレットモール。そのシンボルが高さ約60mの観覧車(スカイホイール)で、開設当時は家族でよく施設を訪れ、観覧車にもよく乗った。
隣接地に2001(平成13)年12月に開業したエバーグリーンマリノアに登場した巨大観覧車(スカイドリームフクオカ、高 . . . 本文を読む
新しいお札が登場して、ふと思い出したのは「福岡と渋沢栄一」の繋がりを確認できる資料のこと。門司築港に渋沢が関わったことがニュースで取り上げられていたので、福岡市との繋がりも気になった。
1890年代に計画された幻の「船越鉄道」。手持ちの株主名簿を見ると、冒頭の黒田長成侯爵の次に渋沢栄一の名前がある。船越鉄道とは、筑豊炭田から採掘された石炭を輸送する鉄道計画で、博多で九州鉄道(現JR九州・鹿児 . . . 本文を読む
先日入手した旧制福岡中学(福岡高校)の絵葉書群から数枚。西新から現在地(堅粕)移転後の周囲の街並みが写るものは初見です♫
今春入手した絵葉書『福岡中学校(福岡高校)アインシュタイン博士講演記念黒板』美品(上)などと合わせて、かなり体系的に大正・昭和初期の福岡中学校やアインシュタイン関係の絵葉書が揃ってきました。
1922(大正11)年12月のアインシュタイン来福時の記録。いつの間にかこの黒 . . . 本文を読む
最近入手した1943(昭和18)年10月の九州地方巡業「福岡場所大相撲」3日目のパンフレット。
本場所でなくても10日間の興行、しかも戦時中というのが驚き。
横綱双葉山の36連勝中に加えて、照国と安芸ノ海の横綱昇格直後で羽黒山を加えて4横綱…。
戦時下で娯楽が少なくなる中、当時の福岡での盛り上がりが伝わってきます♫開催場所の記載が無いので、少し調べてみようと思ってい . . . 本文を読む
存在を知りずっと探していた「ライジングサン石油西戸崎精油所」1909(明治42)年7月開業時の絵葉書セット。すでに別の3枚を所有してたので、最近やっと8枚セットが揃った。
日本国内でも最初期に開設された精油所…のちの昭和シェル石油で2019年には出光興産と経営統合。沿革は出光興産の沿革(公式)にも記載あるけど、鈴木商店や帝国石油など勢力図と変遷を見るだけで興味を惹かれる。まさにリア . . . 本文を読む
約3ヶ月ぶりのブログ更新。必要になって昔撮った街並み・風景写真を見返していると、今はもう無い懐かしい写真が多くなり、ついつい手が止まって見入ってしまう。探している写真は見つからずに…困ったものだ。今からちょうど20年前、2004年に撮影した写真を中心に数枚ご紹介。
1枚目は「清川名店街ビル」。柳橋連合市場の向かいにあった。現在はマンションとなり、1階にはローソン清川一丁目店などが入 . . . 本文を読む
30年近くお世話になってきた中洲大洋映画劇場の閉館(2024年3月31日現在の建物が老朽化のため閉館取り壊し)まであと数日。ご縁をいただき大洋映画劇場メモリアルブック『映画のまち中洲・大洋映画劇場クロニクル1946〜2024』の編纂製作を担当させていただき、3月1日のさよなら興行開始に合わせて劇場で販売されています。
メモリアルブックの中身は、1946(昭和21)年4月開館以来の大洋映画劇場 . . . 本文を読む
先日、1970(昭和45)年に閉山した「嘉穂炭鉱跡地に工業団地整備へ」というニュースを見た。
ニュースみて思い出し、手持ちの嘉穂炭鉱の宣伝絵葉書セットを久しぶりに眺めてみる♫
中野徳次郎と松本健次郎(初代社長)ゆかりの炭鉱…。昨秋のブラタモリでは、北九州ゆかりの名士として名前だけボードにゆる〜く登場していた方々。
嘉穂炭鉱だけ . . . 本文を読む
先日、Facebookの過去投稿に11年前に入手した九州帝国大学医学部の卒業アルバム(1930年=昭和5年)が表示されて、その存在をすっかり忘れていたので慌てて書庫を確認するも、このあと自宅マンション修繕の際に実家に移した荷物に含まれ、そのままになっていると気づいた。
数百点のプリント写真を貼り込んだ電話帳の倍ほどの厚さの手製アルバム。当時の総長や歴代教授、授業や手術実習風景に加えて、博多祇 . . . 本文を読む
先日、絵葉書研究会の交換会で入手した貴重資料から。この日イチバンの衝撃コピーは今からちょうど50年前、1974(昭和49)年の博多大丸チラシ「ナウな魅力売ります。」でしょうか(^.^)。呉服町時代のモノ。
オフィスレディーやティーンは解るけど、ミッシーって何⁈ って思わず叫んだけど、業界用語なんですね。
博多大丸(大丸福岡店)はこのチラシの翌年1975(昭和50)年11月に、博多区呉服町か . . . 本文を読む