記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

50年前の博多大丸チラシ「ナウな魅力売ります。」

2024年02月23日 23時22分54秒 | 福博まちの記憶

先日、絵葉書研究会の交換会で入手した貴重資料から。この日イチバンの衝撃コピーは今からちょうど50年前、1974(昭和49)年の博多大丸チラシ「ナウな魅力売ります。」でしょうか(^.^)。呉服町時代のモノ。

オフィスレディーやティーンは解るけど、ミッシーって何⁈ って思わず叫んだけど、業界用語なんですね。

博多大丸(大丸福岡店)はこのチラシの翌年1975(昭和50)年11月に、博多区呉服町から中央区天神に完成したばかりの西日本新聞会館(現在の店舗)へ移転し再開業。昨年は呉服町で開店してから70年の節目でした。

私の記憶では、天神に移ってからはミッシーではなくミスとミセスを合わせた「ミズ」戦略で展開していたように記憶しています。たまたま以前一緒にお仕事をした犬丸さんという外部アートディレクターが担当されていたかと。

この日は他にも1970年代の広告チラシをいくつか入手。ベスト電器福岡本店は、まだ旧店名「バーゲンセンター」と併記でロゴマークも古いものです。私自身、若い頃はグラフィックデザイナーとして百貨店やスーパーの広告やチラシ、ポスター等も制作していたので、この手の資料は懐かしさだけでなくデザイン資料としての価値もあるのだと思って、ずっと体系的に集めて保存しています。

福岡玉屋や博多井筒屋、岩田屋、ショッパーズ福岡なども体系的に昭和期の広告チラシが揃ってきていて、とくに福岡玉屋の資料は1915(大正14)年に開店してから年代別に200点余集まったので、近いうちにアーカイブス公開出来ればと思っています。

 

天神の過去と今をつなぐ(西日本新聞meの連載)

・にしてつWebミュージアム(企画構成を担当)

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