別に西上州の山にアカヤシオを求めてという山行ではない。ひとぼし山と大屋山をつないで歩くという課題というか未練があった。去年はひとぼし山から行こうとして進路を見つけられずに失敗した。今度は逆からの挑戦だ。そして、今回も失敗した。その理由は、頭の中の地図が大混乱していたためだが、ぼんやりした頭の回転がさらに拍車をかけたようだ。来年、アカヤシオが見頃な時季に、その気があれば三度目の正直を果たしてみたい。こんなコースにこだわること自体がおかしなことであることはわかってはいる。こだわりはいわば性分のようなものだろう。 . . . 本文を読む
引き続きの南牧村。今回は三ッ岩岳。アカヤシオが例年よりも遅れて、先日、ようやく見頃になったらしい。ただ、ずっと雨が降ったり、曇り空が続いていて、当日の夜半にも降雨があった。雨の影響でどうかなと思ったが、終わりかけではあるものの、何とか見頃のアカヤシオには間に合った。今回のアカヤシオ見物で、今季は一応は満足ということにしておく。そろそろ新緑を楽しむ歩きに切り替えることにしようか。 . . . 本文を読む
神流町の諏訪山。他の同名の山と区別して志賀坂諏訪山とも言われているらしい。近くに九十の滝というのがあって、滝を回っても諏訪山には行ける。氷瀑見物をかねての周回にしてみたが、氷瀑には満足したものの、その先の諏訪山までの間の雪が固くて意外に深く、かなり時間をとられてしまった。山中でだれとも会うこともなく、天気も良く、久しぶりに気持ちの良い軽い雪山歩きの真似ができた。 . . . 本文を読む
久しぶりに西上州というか、その一角の山といった存在の黒滝山。当初、まだ登ったことのない桧沢岳にするかで迷ったが、桧沢岳はアカヤシオ目当てにとっておくことにした。その黒滝山だが、7年前に不動寺周辺をうろついた感じからして、むしろ西上州の山的ではないなだらかな山だとばかりに思っていたが、やはり、この山もまた例外に漏れずだった。むしろ、それが西上州の山の魅力かもしれない。高校時代、地学の授業で、妙義山の奇妙な形は風化に因るものだと教わった。妙義に限らず、西上州の山々はみな、風化を続けているのだろう。それはともかく、今回のスリリングな歩きも短時間だからよかったものの、これが延々と、さらにところどころで続いていたら、おそらく、福寿草見物に行く気分すらならなかったのではないだろうか。自分にとってこんなのは、短時間に越したことはない。 . . . 本文を読む
久しぶりの西上州。岩峰の類は嫌いだが、立岩という岩峰に行ってみたくなった。荒船山を経由しての周回はどうだろう。往路では特に問題もなく、岩峰もさして恐怖を味わうことはなく、淡い紅葉も楽しんで、良い歩きだったなと思いながら下ったが、予想外のルーファンならぬテープ探しの歩きになってしまい、一気に疲れた歩きの結果で終わってしまった。 . . . 本文を読む
西上州の烏帽子岳。西上州の山は、その岩場の難儀さと高所恐怖症からあまり足が向かないのだが、久しぶりに行ってみた。幸運にも紅葉がピークだった。短時間ながらもいい気分で歩けた。むしろ、これがあったから、恐さもさほど感じずに歩けたのかもしれない。今日ばかりは、何とも歩き足りない思いをした。 . . . 本文を読む
西上州の鍬柄岳と大桁山、そしてついでの周回。時間的には6時間弱とたいしたものではないが、鍬柄岳で早々の精神的疲労をしてしまった。さらに今回は、地図に出ていない林道だらけでまいった。「読図」といっても、これではどうしようもない。地形図を見てのマニアックな歩きも入れてみたが、すぐに林道やら作業道に出てしまう始末で、どうも納得のいく歩きにはならなかった。そういう山域なのだから仕方がないといえばそれまでの話だ。やはり、体力よりも気分的に疲れてしまった。 . . . 本文を読む
暑い盛りも過ぎ、そろそろ里山やら低山歩きを加えてもいい時期だろうか。朝夕の冷え込みは日増しになりつつある。そんなところから、西上州の山にでも行くかとなった。西上州の山は自分には苦手なエリアだ。岩峰が多くて、高所恐怖症の自分には登るのも不得手である。岩峰を眺めるだけで済むところはないか…。今回のじじばば岩の見物はまさにそんな見地からのものである。付録として御堂山登山が入ってしまったが、この山、件のじじばば岩がなかったら、正直のところ、あらゆる面で苦痛な山だけのイメージで終わっただけのことかもしれない。 . . . 本文を読む
連休中の歩き、遠出もせず、近くの山を隔日で歩いてきたが、今日は最終日。秋葉山にでも行こうか。実のところ、ゴシュウ山と木々岩峠を加えても、本当にあっさりと行ける山だと思っていた。ところが、最初からつまづいてしまった。そして、下りでもルートを見失った。両方ともに、一時はどうなることやらと気をもんでしまった。方向感覚と地図読み、そして踏み跡確認能力も必要な、手ごわい山域であった。精神的にかなり疲れてしまった。 . . . 本文を読む
連休に入った。少なくとも3回は歩きたいところだ。手始めは西上州の秋葉山の続編。ツツジを期待し、四ツ又山からの縦走を計画してみた。ところがどっこい。そう簡単にはいかなかった。あっさりと失敗。引き続きの黒滝山もまた、わけのわからない歩きをしてしまった。連休中の歩き、最初からこうでは先が思いやられる。 . . . 本文を読む
不安定な天気が続く。予定もそれに合わせてころころ変わる。やはり、予報が確実なのは平日といった感じになってきている。今日も、天気がはっきりしていれば、満足の秋葉山、ゴシュウ山歩きとなっていたのだろうが、雨で出鼻をくじかれ、慌てて出向いたら、途中で雨に降られ、半端な歩きになってしまった。
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暑いからといってどこにも出かけないと身体がなまってしまう。短時間コースで涼しいところといったら、滝見か沢沿い歩きだろうか。あくまでも沢沿い歩きだ。沢詰めなんてのは滅相もない。身分不相応。適当なところはないかと探したら、たまたま、三段ノ滝を見つけた。よりによって西上州。こりゃ、暑いだろうなと思いながらも、先のことも考えずに出かけてみた。
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◎2008年6月19日(木)─1人
言い訳がましいが、別に、この山にこだわりがあるとか、行きたくて登ったわけではない。家庭事情で休暇をとらなくてはいけなくなってしまったが、日中は空いている。山で時間をつぶすのが有効活用だろう。本庄方面に用事がある都合もあるし、地理的に考えれば、西上州だろう。午後から雨の可能性もある。桧沢岳なら、以前から行ってみたいと思っていた山なので、こんな時には手頃かなと思 . . . 本文を読む