都心の染井吉野が(基準木は靖国神社境内内)開花したとのニュースが流れ、いよいよ関東地方も桜の季節に入ったようである。一週間後には都心のあちこちの桜が見ごろになると思われる。
団地内では「大島桜がほぼ満開」になっており、近隣の桜を探ってみた。
まずは、大町の「白木蓮(白蓮)」で、満開状態だった(巻頭の写真と下の写真)
先日は「大町公園」内の辛夷を紹介したが、紹介した辛夷はすでに散りかかっており、やや開花の遅めな辛夷が満開状態になっている。
その辛夷に比べ「白蓮」は花も大きく、花弁も肉厚で、蕾は天を向いていることから、華やかである。
一輪一輪が見ごたえがあり、写真にもなる。
下は満開の大島桜で私の住む団地の中庭のものである。
開花と同時に若葉も発生しているが、若木の柔らかい葉が「桜餅」を包んでいる葉で、香りが素晴らしい。
花はほぼ真白で、染井吉野や陽光、河津桜ほどの人気はないようである。
下の桜の蕾は「大町公園北口付近にある染井吉野」で昨日撮影のもの。
もしかすると今日は開花しているかもしれないが、この蕾は手の届く下枝のもので、上枝の開花はまだ先のようである。
上枝の先端の蕾の状態が下の写真で、一部の蕾の先端が赤味を帯びている。今週中には開花するものと思われるが、週末には雨天の予報もあり、来週にずれるかもしれない。
北総線大町駅近くの広場(駐車場)からは「桜と富士」の光景も見られ、カメラに収めることが出来る。北総線の高架や電線が気になるが、やはり「桜と富士」のペアリングはこの季節ならである。
走っている電車は「成田スカイライナー」
「桜と富士」・・・・で私が思い出すのは「元自衛官」なら誰でも知っているであろう自衛隊隊歌の「君のその手で」で、その歌詞の3番が下の歌詞である。
桜と富士と父母と
愛しい国よ永久に
嵐を支え汚すな祖国
君のその手で僕のこの手で
愛しい日本の未来を守れ
作詞:西沢爽 作曲:古関裕而
西沢爽氏は島倉千代子の「からたち日記」、美空ひばりの「ひばりの佐渡情話」、舟木一夫の「学園広場」など数々のヒット曲の作詞をしている。