MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

4kg500円の「マグロのアラ」を捌く

2017年02月09日 | たべもの・料理


今朝は周辺が雪景色になっていた。
その後は雨に変わり殆ど解けたが、14時頃から本降りの雪になっている。
こんな日は外にも出られず写真も撮れない(ベランダからは雪景色だけ)。
ということで、
今日は久し振りに「たべもの」に関する記事を書きます。


近くのスーパーで時折販売されている「マグロのアラ」を先日買い求めた(巻頭の写真)。
マグロの皮を中心に、切り落としのようなものが入っていて、
販売表示は「刺身用」とあり、「スプーンですくってください」とも・・・・。

マグロのおいしさは知っているので、刺身として食べることはないが、
煮物用(佃煮や甘辛煮)として使えるほか、猫餌用として利用出来るのがいい。

部位に寄っては、下の写真のように刺身に出来そうな部分もあるが、
この身と皮とを分けるのが最も時間が掛った。


さらに、脂の乗った「大トロ」のような部位もあり、
このような部分は身が柔らかく、うまく分離できなかった。
残った場所はスプーンで掬い取るのである。



そんなこんなで捌いたり下処理に4時間ほど掛かったが、以下の様な部位に分けた。

「煮物用」


「卵焼き用」
スプーンで掬った「中落ちのような」身は、ネギトロとしても利用出来そうだが、
やはり火を通したいので、鶏卵とかき混ぜて卵焼きに利用した。


「猫の餌用」
骨があったり、筋が多すぎたり、血管の混じったものは、
猫餌用として、火を通し(骨が取り安くなる)たうえで、
フードプロセッサーでミンチ状にし、小麦粉を混ぜお好み焼き風に焼いた。
焼いたものは冷ましてから、包丁で1cm角ほどに切り分ける。
解凍時に出てきたドリップ(水分)も栄養があるので、一緒に加熱した。


「煮物用は更に2~3cm角に切り分け」
ここまで処理することにより冷凍保存し、冷凍のまま調理することが出来る。


なお、皮の部分は「湯通し」すると鱗が取り易くなり、
鱗を綺麗にとった後で1×4cm程に切っておく。
それを水分多めの甘辛煮にして冷すと、やや固めの「にこごり」が出来上がる。
煮物用に切った上の写真の部位と煮込んでも、
箸では切ることのできない固さのにこごりが出来る。

猫餌用として初めて買ったときは、皮はゴミにしかならないと思っていたが、
ネット検索により、食べられることが分かり調理方法もあった。
さらに、猫餌にするには勿体無い部位もあったので人も食べることにした。
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