Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(102)薬師丸ひろ子

2024-03-12 00:10:00 | コラム
~薬師丸ひろ子のキャリア10傑~

薬師丸さん59歳、
長いキャリアを誇るひとだけど、「いま現在」はともかく、自分がガキだったころはもう、俳優さんではなく歌手としての認識のほうが強かったですね。

(だからグラビアも新鮮だったり)



そのくらい映画と主題歌がリンクしていた、角川すげぇな!っていうことでしょうね。。。


(1)『Wの悲劇』(84)

女優、女優! 女優!!


夏樹静子の同名小説を「かなりの変化球」で荒井晴彦が脚色化、それが吉と出て映画独自の面白さに溢れる快作となった。


(2)『探偵物語』(83)

名曲ぞろいの主題歌のなかでも、自分のなかではコレがダントツ!!



(3)『セーラー服と機関銃』(81)

この引きのある、あり過ぎるタイトルを生み出した点だけでも角川は赤川次郎には足を向けて眠れないんじゃないのかな。

王道のアイドル映画でありながら、相米慎二監督の作家性をも堪能出来る贅沢な映画よね^^


(4)『きらきらひかる』(92)

江國香織による人気小説を映画化、
同性愛者の夫(豊川悦司)、その恋人(筒井道隆)と三角関係を展開するアル中の妻を演じ新境地開拓。



(5)『里見八犬伝』(83)

時代劇にSFアクションの要素を取り入れて大ヒットを記録、薬師丸さんはヒロインの静姫を好演。
深作欣二が、じつに楽しそうに撮っている感じがして好き。


(6)『翔んだカップル』(80)

初主演作。
監督、相米慎二のデビュー作でもある。

原作は漫画家・柳沢きみおの代表作で、自分も映画を観た後に読みました面白かった!!



(7)『今度は愛妻家』(2010)

何度も舞台化されている戯曲を行定勲が映画化、
カメラマンの夫(豊川悦司)に愛想をつかす妻をナチュラルに演じた。


(8)『野性の証明』(78)

俳優デビュー作。
初っ端から健さんと共演出来るのは強運の持ち主よのぉ!

映画のなかでも、虐殺事件で唯一生き残った少女の役だった。



(9)『野蛮人のように』(85)

角川独立後の初主演作。
共演は柴田恭兵!というの時代だが、監督は川島透だぜぇ!!



(10)『病院へ行こう』(90)

脚本・一色伸幸×監督・滝田洋二郎による、コメディの快作。
薬師丸さんの俳優第二章は、ここから始まった。

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明日のコラムは・・・

『円盤シンドローム』
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