沖縄に着いて1週間も経った頃
タクシー観光の日です
まずは私のリクエスト
島から島へ渡る海中道路へ連れていって頂きます
海中道路とは
海の中のトンネルでもなく
橋でもない
浅瀬に作られた道路なのです
極浅い海域に土手を築いて作られた全長4.75kmの県道の事です
最初の海中道路を渡るころ
大きな煙突が見えていました
運転手さんの話に寄りますと
お砂糖の工場だそうです。
沖縄で今はこの煙突は1本だけという事です
又
最近では殆どのサトウキビは精製されて白砂糖にされるのだそうです
私なんかは沖縄は黒砂糖が非常に多いイメージがありましたが。
第一の橋を渡ると平安座島
この島の北側には巨大な石油コンビナートがいくつも連なっています
戦前は交易の中継地点として貢献してきたのだそうですが
戦後
石油基地となり輸送の為に海中道路が作られたといいます
第二の海中道路を渡り
この道を真っすぐに進むと
アマチューの墓があります
アマンジと呼ばれる小島。
女神アマミチュー
と
男神シルミチュ―
と呼ばれる神様たちが祀られているお墓といわれています
島をぐるっと回ってみます
そのうちぽきっと折れてしまうのではないかと思われる岩々
海水の浸食により窪みの事をノッチといいます。
したがってノッチが出来た岩をノッチ岩というのだそうです
沖縄はこんな岩が沢山見られます。
岩にくっついている緑の物が
アオサ
沖縄ではアーサーと呼ばれています
この上は滑るので気を付けないと転んだり海に落ちたりしてしまいます
そのアオサやモズクなどを売っている人がいます
ふと見ると
すぐ横に
太っちょニャンコ
アオサを売っているおばちゃん曰く
この猫は人なつこいかと思うと
爪をたてたりするので気を付けて
との事
中々存在感あるニャンコでした
実は私は海中道路はもっと迫力のあるものかと思っていました
実際に渡ってみると
普通に橋を渡っている感じでした
それでも四方海に囲まれた景色は壮観でした