loisirs

日々、小さな楽しみを見つけて・・・

本「同潤会代官山アパートメント

2020-02-18 | 

「同潤会代官山アパートメント」  三上 延 著

題名を見た途端惹かれて買った本です。

青山同潤会アパートは

小学校時代のお友達が数人いらして

子供の頃には

良く遊びに行ったものです。

 

青山から引っ越したのが

東横線沿線でしたので

この代官山という土地も

私ににとっては関係深い所でありました

 

この話は略関東大震災の頃から始まります

茅ヶ崎で育った八重子がこの本の主人公。

八重子の妹愛子と結婚するはずだった竹井

結婚を間近に迎えたある日

あの

関東大震災に見舞われてしまったのです

愛子を震災で失った竹井と

どこか似かよった姉の八重子

そして

愛子をこよなく愛していた

この二人が

夫婦になったのでした

 

結婚して竹井が探して来た住処は

当時はまだ珍しい

コンクリート作りの同潤会アパートでした

大きな地震にも負けない

そんな住まいを竹井はさがしていたのです

 

二人の間には恵子という娘が生まれ

恵子も浩太と進という二人の男の子に恵まれ

この二人の生活に話が移ってゆく

そして

浩太の娘

八重子のひ孫である千夏まで

4代にわたっての

代官山同潤会アパートは

時代の波を乗り越え

時代の波に影響され

時代に寄って

様々な姿を変えて

移ろってゆく

 

最後には

この同潤会アパートは解体され

高層マンションという

新しい波の中に身を置くことになるのです

 

最初のプロローグ1995年

から始まって

10節に分かれるこの物語

みんなのおうち1997年でストーリーは閉じられます

最後は1927にもどりエピローグ

 

半分は私個人の歴史と重なる

思い出深い1冊でした

 

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本「動物達の内なる生活」

2020-02-13 | 

「動物達の内なる生活」ペーター・ヴォールレーベン著

動物・鳥・昆虫などの

楽しみ・遊び

意外な行動・可笑しな行動

本能・感情

嘘・偽り・下心

恥じらいと後悔・教育

善と悪

コミュニケーション

これらを

大学で林業を専攻

卒業後

営林署で働き

更にフリーランスで森林の管理を始めた作者が

実に興味深く書き表した本です

生き物大好き人間の私は

完全に魅了されました

 

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本「ライオンのおやつ」

2020-02-13 | 

「ライオンのおやつ」  小川 糸 著

優しくとても良い本でした

 

末期癌の方が少しでも死を恐れずに

少しでも痛みや苦しみから解放されるような過ごし方を提供する

ホスピス

この本はそのホスピスが舞台となっています

ホスピスの名前が「ライオン」

そして

ここには

おやつの間というのがあって

日曜日の3時から

お茶会が催されています。

おやつのお菓子は

リクエストからくじ引きで選ばれ

リクエストの時に添えられた

手紙が公開されることとなっています。

主人公、海野雫がリクエストしていたお菓子

それはミルクレープでした。

彼女を大切に大切に育ててくれた養父に

彼のお誕生日の日に初めて作ってあげたお菓子だったのです

彼女をホスピスに訪ねた養父と

養父が結婚してから出来た娘、梢が

もう食べられなくなっている雫の代わりに

ミルクレープを口にする

その後間もなく雫の体は失せ

魂だけが残る

そして

最終章では

その梢の書いた文章

舞台は梢の家族。

ここでも

体は失ったけれど

彼女の魂がまた生き続けている

 

個人的な話になりますが

私は

もう昔々になりますが

小学校の頃に母を癌で亡くしています

その頃はまだまだ癌は死の病であり

放射線治療は存在していましたが

完全なものではありませんでした

苦しい苦しい闘病生活を強いられていました

母の

痛みに耐えたうめき声は

子供ではありましたが

いまでも沁みついています

今は随分研究も進み

薬も治療も良くはなってきています

それでも

まだまだ癌に苦しめられている多くの人がいる

私自身いつその病に苦しめられるかわかりません。

しかし

この本の優しさに癒され

勇気も貰えたことに感謝しています

 

 

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白金台ランチ

2020-02-08 | グルメ

8日土曜日

いつもの小学校時代友人とのお食事会がありました。

一昨年秋

突然死された我らボス

彼女のお墓参りを赤坂見附でした後

彼女のマンションに立ち寄り

いつも心良く対応して下さるマンション管理人の方と

ロビーで少し立ち話し。

彼女のお部屋も買い手が付き

今、中の改装中とか。

一軒家からそのマンションに引っ越されてからも

何回

我々は彼女のお宅で美味しいお食事にありつけたことか。。。

お料理上手な彼女に頼り切って

会が長く長く続いてきたことに感謝

10人を超えるこのグループ

大酒飲み、大食らいの輩を面倒見続ける事

大変だったにも関わらず

いつも笑って機嫌よく迎えてくれていました

 

彼女の食にありつけなくなった今

近くの

「マーヴェラス・パラダイス」

というフレンチレストランで会食となりました。

ここは数回訪れていますが

スタッフの対応とお食事の美味しさに加え

お値段がとてもリーズナブル

ランチコース料理で

まずは前菜

クスクスと焼き茄子のベースに

帆立とお野菜をあしらった

サラダ風

スープはポタージュ

キノコの鶏肉包みパイ焼き

メインは牛頬肉のワイン煮

デザートにピスタチオのムース

これにコーヒーかお紅茶

そうそう

お酒やウーロン茶等

飲み物も1杯はサービスでした

全てで¥3000はお昼とはいえお安い

 

 

その後

以前でしたら何処かに又飲みに・・・

というところ

最近は皆さん流石に歳を取り

二次会はお茶となりました

そういえば

この会が始まった頃は

彼女の家にお昼頃三々五々集まり

夜の10時くらいまで飲んでいましたっけ・・・

お一人様の彼女にどっぷりと甘えていたわけです

 

暫し白金台の街を歩き

見つけたのがここ

奈良県のアンテナショップでもあり

2階はレストラン

1階がカフェになっている

「ときのもり」

数人が注文したくずもち

ツルン もちもち

お味は上品

とても後を引く1品でした

私はお腹がいっぱいでしたので

3人でひとつずつシェアして

干し柿と柚子のお菓子

 

アンテナショップとあって
お店の中に素敵な物が沢山並んでいます

 

 

帰りにくずもちと葛入り乾麺

そば粉のクッキー

それに

お店の外に並んでいた太い太い甘そうなお葱を買って家路につきました

 

良いお店を見つけたと思いきや

3月いっぱいでcloseだそうです

 

 

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ざうお

2020-02-08 | イヴェント

先週の土曜日

チビチビさんがお泊りでしたので

渋谷「釣船茶屋ざうお」に行って来ました

 

我々大人は釣ったお魚を調理してくれるコースに

チビチビさんは

お魚釣りとお寿司を握る体験教室を申し込みました

 

まずは

お店のスタッフの方がお魚を説明

「これは伊勢海老で~す」

「こちらは餌釣り」

などと説明してくれます

 

そして

上手く釣れると

太鼓の響きが大きく轟きます

 

チビチビさんは

スタッフの方が網で寄せてくれたお魚を

釣り竿先の針で引っ掛けて釣ります

なかなか これ 難しいんです

 

さて

握り体験

人差し指と中指でチョンチョンチョンと押さえて握ります

予めご飯はある程度の大きさに握っていただいています

 

はい!出来上がり!

 

こちらは我々の釣った鯵のお寿司

お造り

こちらは鯛

結構沢山で豪華

夫は大好きなさざえの壺焼きを。

サザエは釣り竿で釣るのは難しいので

トングで挟んでワタクシが取りました

これに

小丼ぶりとお味噌汁、天婦羅、小鉢がセットになっています

鯵の骨はカリカリに揚げてお煎餅にしてくれます

これもなかなか芳ばしくて美味

鯛はお頭

塩焼きにしてくれました

余すところなく

全て無駄がありません。

 

最後にお土産

自分の着ていたTシャツを。

3時間

アッという間に過ぎ

お腹いっぱいになりました。

 

 

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