Mくんのことで、心がいっぱいになると、その心を注ぎ込むことがしたくなった。
恋のおまじまいとか。
一番最初にお守りを作った。
Mくんのことを思いながらするそんな作業が楽しかった。
心がもどかしくてたまらなかった時、
他に何かおまじないがないか、ネットで探してみた。
今の子は、どんなおまじないをしているんだろう?
いろいろあったけど、
そこで改めて思う。
私とMくんがいかに特殊な関係であるか?
「今日の占い」とか見るときもいつも思うのだけれど。
週に1回か2回、顔を合わせるだけの関係。
顔を見ても、話もできない。挨拶するだけ。
何よりも、連絡先も知らない。
「片想いの人は、こんなことをしてみましょう」。
そんなことが書いてあっても、私には関係のないことだと思って哀しくなった。
そのころ、彼の誕生日すら知らなかった私には、なかなかできそうなおまじないはなかった。
その中で、一つ見つけたのが、
携帯の待ち受けを「ハート型の雲」にする、というもの。
早速、画像を探して待ち受けにしてみた。
なんか、最初から携帯にインストールされているものみたいで、
ちょっと私らしくないと思ったけれど、その画像自体はかわいいなと思った。
娘に見られると、疑われるかな?と思って、最初警戒していたけれど、
そんな気も抜けてしまっていたころに、言われた。
「なんか、おとなしい待ち受けに変えたんだね?」
「ハート型の雲だよ!かわいいでしょ?」
「なんか、こうすると両想いになれる、とか有りそう…」。
「あー…。確かに!有りそうだね?」
ととぼけていた。
そのうちに、私の25歳のときの写真を携帯に入れた。
その写真が、私はとても好きだった。
ちょどその頃、手に入れたMくんの写真と交互に眺めた。
30歳のMくんと、25歳の私。
25歳の私が、なんだかとても愛おしくて、その写真を待ち受けに変えた。
でも、その時、ハート型の雲をやめてしまうことに、少し後ろ髪を引かれた。
これはおまじないなのに。
でも、その時は、自分自身の写真への想いの方が強かった。
昨日、また待ち受けをハート型の雲に戻した。
やっぱり、変えなければ良かったのかもしれない。
全然関係ないと思うけれど、そんな思いが燻っていたから。
今さらそんなことをしても何も意味もないのだけれど。
恋のおまじまいとか。
一番最初にお守りを作った。
Mくんのことを思いながらするそんな作業が楽しかった。
心がもどかしくてたまらなかった時、
他に何かおまじないがないか、ネットで探してみた。
今の子は、どんなおまじないをしているんだろう?
いろいろあったけど、
そこで改めて思う。
私とMくんがいかに特殊な関係であるか?
「今日の占い」とか見るときもいつも思うのだけれど。
週に1回か2回、顔を合わせるだけの関係。
顔を見ても、話もできない。挨拶するだけ。
何よりも、連絡先も知らない。
「片想いの人は、こんなことをしてみましょう」。
そんなことが書いてあっても、私には関係のないことだと思って哀しくなった。
そのころ、彼の誕生日すら知らなかった私には、なかなかできそうなおまじないはなかった。
その中で、一つ見つけたのが、
携帯の待ち受けを「ハート型の雲」にする、というもの。
早速、画像を探して待ち受けにしてみた。
なんか、最初から携帯にインストールされているものみたいで、
ちょっと私らしくないと思ったけれど、その画像自体はかわいいなと思った。
娘に見られると、疑われるかな?と思って、最初警戒していたけれど、
そんな気も抜けてしまっていたころに、言われた。
「なんか、おとなしい待ち受けに変えたんだね?」
「ハート型の雲だよ!かわいいでしょ?」
「なんか、こうすると両想いになれる、とか有りそう…」。
「あー…。確かに!有りそうだね?」
ととぼけていた。
そのうちに、私の25歳のときの写真を携帯に入れた。
その写真が、私はとても好きだった。
ちょどその頃、手に入れたMくんの写真と交互に眺めた。
30歳のMくんと、25歳の私。
25歳の私が、なんだかとても愛おしくて、その写真を待ち受けに変えた。
でも、その時、ハート型の雲をやめてしまうことに、少し後ろ髪を引かれた。
これはおまじないなのに。
でも、その時は、自分自身の写真への想いの方が強かった。
昨日、また待ち受けをハート型の雲に戻した。
やっぱり、変えなければ良かったのかもしれない。
全然関係ないと思うけれど、そんな思いが燻っていたから。
今さらそんなことをしても何も意味もないのだけれど。