呼吸

2021-06-22 10:01:22 | からだのこと
呼吸が浅いなんてことは私には無縁だと思っていた。
スピ本にも深呼吸のおすすめなどよく書いてあるので、
時々深呼吸をしていた。
瞑想まではなかなかできないが、夜寝るときなど意識して深い呼吸をしてもいた。
だから、整体のN先生に、「呼吸が浅くて肋骨が動かない」と言われたときは意外だった。
まだ足りないのかー!くらいに思っていた。

ところが落とし穴があったのである。
私はコーラスをしていたので、常に腹式呼吸を意識していた。
スピ本にも腹式呼吸が良いと書かれていたと思う。
腹式呼吸は得意だぞ!みたいに思っていた。
でもずいぶんたってから気づく。
腹式呼吸じゃ肋骨はあまり動かない。

N先生が県外へ移住されて、代わりにS先生を紹介してくれた。
最初に行ったときにやはり「呼吸が浅い」と言われた。
ストレッチ?をしながら「息吸ってくださ~い!」と言われる。
「もっともっと、もっともっとぉ~~!!」
え?そんなに!?
私の中で深呼吸の概念が変わった。

そのS先生のところへ最初に行ったとき、問診票を書く。
「夜中に何回くらい目が覚めますか?」
いつごろからか、夜中に何度か目が覚めるようになっていた。
そのたびに時計を見る。
よく寝た気がするのに、2時間くらいしかたっていなかったり、
いろいろだったが、そのまま眠れないわけじゃないのであまり気にしていなかった。
「2回くらい」と答えておいたが、S先生にはそのことに言及された。
呼吸が浅いから深い眠りが得られないというようなことだった。

最近、というか、以前からそういう時期を繰り返してはいたのだが、
倦怠感というのか?
とにかく昼間体がだるい。
午後からは眠くてたまらないときもよくある。
相変わらず夜は2~3時間おきに目が覚める。
そうか、眠りが浅いんだ。
娘がいっとき飲んでいたあの遠憲さんがCMをしていた「ネルノダ」が一本残っている。
試してみようかと思う。
ちょっと抵抗がある。
変わったものを飲んでまた下痢でもするかもしれないし。
とか思って結局まだ試していないのだが。

そんな中、N先生がSNSで続けて「肩甲骨、肋骨の動きが悪いことの弊害」についての記事を配信される。
「肺機能の低下」
ああ~!!もうこれだよぉ!絶対これ!!
そう言えばちょっと前にNHKでもやってたなあ。
肺機能が低下しても筋肉を動かせば症状は改善するみたいな。

夜中にいろいろなことに思い当たり、布団の中で懸命に胸式呼吸してみる。
昔読んだ本に書いてあったなあ。
肺にいっぱい空気を入れると、どれだけ肺がふくらむかって。
常にそれを意識して呼吸しましょうって。

ドラマだか何だかわかんないけど、眠っている人の肩が大きく動いているイメージがある。
あれは深い呼吸ができているからなんだなとか思う。

私の体の不具合は、すべて呼吸からきているような気がしてきた。