集金のお客さんの傘屋のおばあちゃん。
髪は真っ白で、糖尿病とかあるそうで、
目がよく見えないとか、歯医者がどうとか、足の具合がどうとか、
体の不具合のことをよく話してくれていたけれど、
それほど暗くもならず、明るい調子であれこれ話してくれた。
そのおばあちゃん、暮にとても調子が悪かったらしく、
今から入院するから、先に集金に来てほしいと連絡があった。
正月を一人で過ごすよりも病院にいた方がいいからと。
それ以来おばあちゃんの店はシャッターが下りたまま。
そのまま入院が続いているのか、
退院しても店を開けられずに奥にいらっしゃるのか、
もしかして具合が悪くなって亡くなってしまったのか、
前を通るたびに心配していた。
隣の床屋のおじさんに聞いてみようかとも思ったけれど、
なんとなく聞きそびれてしまって…。
2日ほど前、そのおばあちゃんの真っ白な頭が、道端で誰かと立ち話しているのを見かけた。
ああ、お元気なんだなと思ってほっとする。
そして今日、自転車に乗っていると、道の先におばあちゃんが立っているのが見えた。
私が来るのが見えて待っていてくださったようだ。
聞くと、それまで抱えていた病気の他に、膠原病?がわかって、
大変だったそうだ。
「一旦は危なかったみたいだよ」と。
手も痛くて、杖を持つのも大変だけど、転ぶといけないので、
と杖をついていらっしゃった。
いろいろと病気を抱えて大変そうだけれど、
お元気そうな顔つきで、明るくお話してくださった。
良かったなあと思う。
自分がその立場だったら、死んだ方がいいと思ってしまうかもしれないけれど。
そんな苦労を抱えながらも、人に嫌な思いもさせず、
明るくふるまっている、というか、彼女にとっては自然な態度なのだろうけれど、
そんなおばあちゃんが、素敵だなと思う。
髪は真っ白で、糖尿病とかあるそうで、
目がよく見えないとか、歯医者がどうとか、足の具合がどうとか、
体の不具合のことをよく話してくれていたけれど、
それほど暗くもならず、明るい調子であれこれ話してくれた。
そのおばあちゃん、暮にとても調子が悪かったらしく、
今から入院するから、先に集金に来てほしいと連絡があった。
正月を一人で過ごすよりも病院にいた方がいいからと。
それ以来おばあちゃんの店はシャッターが下りたまま。
そのまま入院が続いているのか、
退院しても店を開けられずに奥にいらっしゃるのか、
もしかして具合が悪くなって亡くなってしまったのか、
前を通るたびに心配していた。
隣の床屋のおじさんに聞いてみようかとも思ったけれど、
なんとなく聞きそびれてしまって…。
2日ほど前、そのおばあちゃんの真っ白な頭が、道端で誰かと立ち話しているのを見かけた。
ああ、お元気なんだなと思ってほっとする。
そして今日、自転車に乗っていると、道の先におばあちゃんが立っているのが見えた。
私が来るのが見えて待っていてくださったようだ。
聞くと、それまで抱えていた病気の他に、膠原病?がわかって、
大変だったそうだ。
「一旦は危なかったみたいだよ」と。
手も痛くて、杖を持つのも大変だけど、転ぶといけないので、
と杖をついていらっしゃった。
いろいろと病気を抱えて大変そうだけれど、
お元気そうな顔つきで、明るくお話してくださった。
良かったなあと思う。
自分がその立場だったら、死んだ方がいいと思ってしまうかもしれないけれど。
そんな苦労を抱えながらも、人に嫌な思いもさせず、
明るくふるまっている、というか、彼女にとっては自然な態度なのだろうけれど、
そんなおばあちゃんが、素敵だなと思う。