ちびみぃちゃん

2019-01-18 20:53:35 | ねこ部
今は、外猫は我が家の南側、ウッドデッキの上に置かれた段ボールを寝ぐらにしている。
寒くなり出してからは、マダちゃんと、どろちゃんと、みぃちゃんの3匹がくっついて寝ていた。

マダコはたくさん子供を生んだが、1匹も残っていない。
たくさん子供を生んだのに、我が子ではないどろちゃんとみぃちゃんと3匹で暮らしているのを、
なんとなく不憫に思っていた。
でも、どろちゃんもみぃちゃんも、マダコにおっぱいをもらっていた。
だから、マダコは2匹を自分の子だと思っているんだろうか?
などと思っていたりした。

朝起きて、カーテンを開ける。
そこから外猫の様子を見るのが日課になっていた。
猫たちは段ボールの中にいたり、ウッドデッキの上でひなたぼっこをしたりしていた。

正月の3日の朝だった。
段ボールの横でみぃちゃんが丸くなって寝ていた。
でも、そのみぃちゃんがとても小さく見えた。
「あれー?」
隣の箱の中にどろちゃんが見えた。
どろちゃんもみぃちゃんもほぼ同じくらいの大きさだったが、
やっぱりどろちゃんより小さい。
同じくらいの大きさだと思っていたけど、みぃちゃんの方が小さかったのかなあ?
などと思う。
そのうちみぃちゃんが顔を上げてこっちを見る。
しばらく見つめ合う。
なんだか顔が違う気もするが、よくわからない。
みぃちゃんは三毛猫だが、私がイメージする三毛猫とは違って柄が特徴的だと思っていた。
目の周りはアイシャドウを塗ったように黒くふちどられている。
そこにいる猫も、みぃちゃんにそっくりの柄で、アイシャドウを塗っている。
めやにでも出て、目の形がちょっと変わっているのかしらん?
多分、私の中では、ちょっと特徴的な柄のみぃちゃんとそっくりの柄の猫がたまたま我が家にやってくるなんて有り得ない、
そういう思いがあったのだろうと思う。

しばらくたってから、外猫にエサをやりに出る。
いつものように、みんな集まってくる。
そして南側に回ってみると…。
やっぱりいる!!
もう1匹のみぃちゃん。
「みぃちゃんが2匹いる!!!」

後で娘が言うには、
娘はいつも出かける時に、門のあたりから外猫がいる方を眺めて行くらしいのだが、
みぃちゃんが丸くなって寝ているのが見えた。
「寒いから、みぃちゃん、すごくちっちゃくなってる!」
そう思ったという。

普通、猫どうしは慣れるのに時間がかかる。
でも、どろちゃんは平気でちっちゃいみぃちゃんの横でリラックスしている。
お互いに威嚇する様子はない。
みぃちゃんとマダちゃんはちっちゃい子のそばには寄らないようだった。
だからと言って、怒るようでもない。
ちっちゃいみぃちゃんは、私たちを見ると逃げて行くが、
逃げて行く前に、どろちゃんと2匹で入っていた段ボールの中に、マダコを入れてみたら、
マダコはすぐに出て行った。

何日かすると、みぃちゃんも慣れたようで、一緒にいるようになったが、
マダコは帰ってこなくなった。
元々、マダコは気まぐれで、家にいたり、いなかったりだったが、
ここのところずっと家にいたのに。
ちっちゃい子がいるのが気にいらないのだろう。

3日に一度くらい顔を出すだけである。
私がゴミを出しに行く時に、裏のお地蔵さんの敷地から声をかけてきたことが2回くらいあった。
ちょっと心配ではある。
ちょっとかわいそうにも思う。
でも、しかたない。どうしようもない。

ちびみぃちゃんは、まだ私たちが近づくと逃げる。
夫や娘はつかまえたことがあるそうだが、ものすごく暴れて逃げていったという。
エサをやる時には、どろちゃんたちと一緒にやってくる。
私の様子を伺いながらエサを食べる。

一体どこからやってきたのか?
もしかしたら、みぃちゃんの妹なのかな?

そうそう、我が家によく現れるちょっと大きい茶トラの猫がいる。
多分オスだと思う。
茶トラの猫はこのあたりで一番よく見かける気がするし、
時々、我が家の外猫に惹かれてくるオスもいる。
あまり気にしていなかったが、
夫が「いつもくる大きい茶色の猫」という。
「あいつぐーちゃんの親なのかなあ?」などと言う。
同じような茶トラの猫なんていくらでもいるのに何言ってるのかなあと思っていたが、
その理由がわかった。

昨日、出かけようとすると、その猫が外猫の食べ残したエサを食べているところにでくわした。
あちらも驚いてしばらく固まったようにこっちを見ていた。
その顔が…、
その顔が、ぐーちゃんにそっくりだった。

その子は、メスを求めて現れるわけじゃなくて、
ただ単に、エサを食べにくるだけのようだ。
何日か前にも、夜ウッドデッキに出ようとした時、デッキの下から茶トラの猫が逃げて行ったことがあった。
最初、何でどろちゃんが逃げるんだろうと思ったけれど、
どろちゃんはちゃんと箱の中にいた。
その子がいても、別に外が騒がしいこともなかった。
うちの子たちもその子の存在をある程度許しているのかもしれない。

もしかしたら、いなくなったマダコの子なのかもしれない。
そんな風に思ってみたりもする。



女子会

2019-01-18 17:44:31 | 日記
場所決めの時のいざこざのせいで、
私は今回の女子会をあまり楽しみにできないでいた。
最近、楽しみにできない場所に出かけて行くと、ろくな結果にならない。
今回もそうなるんじゃないかというようなそんな嫌な予感を抱えて出かけて行ったのだが。

女子会は楽しかった。
チェーンの居酒屋さんは、料理もおいしく、カクテルもあった。
最近の睡眠負債があるので、飲むと気分が悪くなるのじゃないかとも思ったが、
そんなこともなかった。

それにしても、最近ではどんな集まりに行っても、話題は病気と介護の話ばかりだ。

それと、女子会はやっぱりちょっと気を遣う。
女子というものは、小食が美徳と思っているのか、
普段から太ることを気にして、小食が身についてしまっているのか、
そんなところがある。
最近では私もそれほど食べないのでまだいいけれど、
食べる時にしっかり食べないと、後で体調が悪くなる。
そう言って、かなり開き直ってはいるけれど、やっぱり気を遣う。


笑っちゃった話

2019-01-18 17:28:20 | 日記
夫に頼まれて介護保険料の払い込みに行った。
UFJ銀行、今は三菱UFJでいいのか?
かつての東海銀行。
ここが何と言っても、こちらの地方では便利なので、我が家のメインバンクもUFJである。

以前はUFJが嫌いだった。
大きいところなので融通が利かない。待ち時間も長い。
でも、何年か前から待ち時間も短くなってそれほど嫌だな感もなくなっていた。

公共料金の払い込みに行く時は、払い込み用紙の他に、何だっけ?
「納付確認書」とかいうやつを書かなければいけないのだが、
今日行くと、各種用紙が置いてある場所にそれがない。
何度もよーく見たのだけれどない。
書かなくてもよくなったのかな?
そう思って、番号札を取りに行く。
そばにいた案内係のおばさんに聞いてみる。
「いつも書いてた用紙、書かなくてもよくなったんですか?」
「書いてください。ここにあります」と私が探したのとは違う記載台に案内される。
「あっちにはなかったんだけど」と言うと、
「はい。あちらには置いてありません」。

なんでも、公共料金も機械で振り込めるようになったので、
できるだけ機械を使ってもらいたいが、
入口近くに例の用紙を置いてしまうと、みんな気がつかずにその用紙を使って窓口に行ってしまう。
見当たらなければ、聞いてもらえるので、入口に近い方には置いてないとのことだった。
そう言えば、春に何か払いに行った時に、機械でやらされたなあと思い出す。
それにしても、何かおかしくないか?
それをあっけらかんと話す案内係のおばさんにもなんとなく不快感。

私の今回の支払いについては機械が使えないとのことで、窓口に行く。
窓口のお姉さんは何も関係ないのだけれど、
さっきのおばさんへの不快感が残っていて、なんとなく愛想悪い態度になってしまった。
仕事のついでに行ったので、財布を持っていなくて、ATMで降ろした万札だけを渡した。
番号札を受け取り待っていると、ほどなく名前を呼ばれた。
「領収書です。ご確認ください」
どう見てもおつりがない。
何て言うのだろう?
当たり前に出てくると思っているおつりが出てこないという状況を、
一瞬、私は理解できないような感じになってしまって、
おつりを請求する言葉が出てくる前に、なんか頭の中がぐるぐる回っているような。
そんな私の様子に、お姉さんの方も違和感を感じたのだろう。
私が言葉を発する前に気づいて、
「大変失礼致しました!!」とおつりを出してくれた。

何か笑えてきて…。
それまでの無愛想から笑顔に変わってお礼を言って窓口を離れることができた。

私はおかしいのだろうか?
銀行の都合の策略と、それを当たり前のこととして話すおばさんよりも、
明らかにミスをしたお姉さんの方に腹を立てるのが普通なのだろうか?


もやもや みゆきちゃん

2019-01-14 21:39:36 | 日記
みゆきちゃんとは、長子が小学校にあがった年に一緒にPTAの役員をした。
私から見れば、とってもよくできた人だった。
そのご縁で、みゆきちゃんが入っていた合唱団に入った。

みゆきちゃんとは、頻繁に会うわけではなかったけれど、
私はみゆきちゃんが好きだった。
こちらに来てからできた友達の中で、一番仲良くしたい人と言ってもよかった。

ここ数年、みゆきちゃんを含めた4人で、年に1回か2回女子会をしている。
ちょっと前に、みゆきちゃんの実家の前で偶然に会った時、みゆきちゃんが言った。
「私、この前の女子会の時、みなみさんに失礼なこと言ったんじゃないかと気になってて」
「な~んにも気にしてないよ!」
本当に何にも気にしていなかったけれど、心当たりはあった。
私が煙草を吸うと言ったことだ。
女子会のメンバーは、コーラスをしていた時の仲間なので、
喉に悪い煙草のことは話していなかった。
でも、最近は隠すこともないと思い、機会があれば話すようにしている。
もちろん、話したからと言って、その場で吸うわけではない。

女が煙草を吸うということは、私の世代では結構偏見を持つ人が多いと思う。
その話をした時に、多分みゆきちゃんは何か言ったんだろうなと思う。

先日、グループラインで、新年会をしようということになった。
日時はすんなり決まったが、場所が決まらない。
「どこか気になるところありませんか?」
いつもの流れの会話だが。
私はビールが飲めないので、前回の場所決めの時カクテルの飲めるお店を検索してみた。
一軒良さそうな所があったけれど、よくわからないのでその時は何も言わなかった。
仕事でいつも通るところにあるので、外から様子を見たりして行ってみたいなと思っていた。
だから、今回はそこを提案してみた。
みんな行ってみたいね的な反応だったけれど、みゆきちゃんが言う。
「テーブル席あるかなあ?カウンターだったら落ち着かないし、話しづらいよね?」
確かに4人だとテーブル席の方がいいだろう。
お店に聞いてみようということになって、一人が電話していた。
結果、テーブル席はあるけれど、大きなテーブルなので相席になるかもしれないということだった。
それを聞いて、私はおしゃれなカフェはそんな感じのとこあるなあって思って、
「大きなテーブルならいいんじゃない?」と言ったけれど、
みんな相席はちょっと…、という感じで他のところを探すことにした。
そして、無難なチェーンの居酒屋さんに決まった。
「新規開拓は次回にして」という言葉付きで。

みゆきちゃんは言った。
「そこのお店行ってみたいけど、私、相席とか煙草の煙が苦手で…」
うーん…………。

別にいいんだけどさ。
私に悪いことを言ったんじゃないかとずっと気にしていてくれたのなら、
それを私に言ったのなら、
今回は、それを言わないでほしかったなあと思う。

それに、今回のような成り行きになるのなら、「新規開拓」は無理だよなあと思う。

私も言ってみよう。
「ビールが飲めないから、カクテルのあるとこがいいなって思っただけだよ」って。
まあ、居酒屋さんでもカクテルのあるとこは多いけど、
たまにないとこあるからなあ。



もやもや 夢子ちゃん

2019-01-14 21:07:11 | 日記
去年のいつ頃だったか、久しぶりに夢子ちゃんに会った。
もうその随分前から、私は夢子ちゃんに対してもやもやしていて、
あまり楽しみにできないまま出かけて行った。

やっぱりあまり楽しくなかった。
何と言うか…。
夢子ちゃんは私の言うことに全く同意してくれない。
細かいことは覚えていないが、私が言うことには何でも異議を唱える、
とまでは言わなくても、何か一言多いと言うのだろうか?
もちろん、私はそう思ってもいないのに同意してほしいとは思っていない。
でも、ここまで同意してもらえないというのは、よっぽど気が合わないのか?
価値観が違い過ぎるのか?

あの日は、私には不安があった。
夢子ちゃんがある話題を出してくるんじゃないかという。
私は、その話題を出してほしくなかった。
予想通り夢子ちゃんは、その話題を出したのだけれど、
多分、夢子ちゃんにしてみれば気になって仕方のないことだったんじゃないかと思うのだけれど、
真っ先にではなく、随分後になってから話題に出したところをみると、
夢子ちゃんの方でも、私がその話題を好まないことを薄々感じていたのかもしれない。

その話題は私にとってちょっと複雑なものを含んでいた。
ちばこちゃんに関わる話だった。
私のちばこちゃんへの思いと、夢子ちゃんへの思いとが複雑に絡み合った。
本当のことを素直に話すわけにいかなかった。
夢子ちゃんが「そういう」話を好まないことは知っていた。
自分の気持ちを少しでも表現しようとすればするほど話の焦点がずれていった。
結果、私は全然違うことで夢子ちゃんを責めるような形になってしまった。
私が大して何とも思っていないことでである。
多分夢子ちゃんはそう受け取ったと思う。

確かに気まずかった。
でも別れ際、夢子ちゃんは「これに懲りずにまた遊んでね」と言ってくれた。
私は夢子ちゃんにちゃんと話したかったけれど、うまく話す自信もなく、
夢子ちゃんはそういう込み入った話(?)を好まない。
しばらくしてから、全然違うことでラインして、
そのずっと後で、夢子ちゃんからもどうでもいいことでラインがきた。

年賀状には、「またごはん行こう」って書いてあった。

やっぱりもやもやするのである。
夢子ちゃんときちんと話したいのである。
夢子ちゃんはどうだろう?