今のしあわせ

2018-06-26 17:06:28 | 日記
今はとっても倖せである。
それは多分、Mちゃんとの関係がものすごくいいから。

かつて私はMちゃんとの関係に悩んでいた。
悩んでいたは言い過ぎかもしれない。
とにかくMちゃんの態度がよくわからなかった。

Mちゃんは、私がメールしたり、ランチに誘ったり、電話したりすれば、
それは嬉しそうに対応してくれた。
でも、Mちゃんの方からは、何か特別なことがない限りメールがくることもなかった。
私は疑心暗鬼になる。
Mちゃんは私のことを迷惑がっているのかもしれない。
それでも私は、とってもMちゃんに会いたくて、ドキドキしながらお伺いをたてていた。

今は、Mちゃんの方からも頻繁に連絡をくれるようになった。
ちょっとラインのやり取りをしていれば、「今からでも会おうか?」みたいに言ってくれることもある。

きっかけは、多分、Mちゃんのご主人が亡くなったことだ。
ご主人の入院中や、亡くなった後に、私がかけた言葉で、
Mちゃんは私に頼ってくれるようになったようだ。
同じ時期に、私が母を亡くしたこともあるかもしれない。

そしてやっぱり、ご主人がいたら、ここまで頻繁に私と会う時間はないだろうと思う。
会う必要もないだろうと思う。
だから、私の今の倖せは、Mちゃんのご主人が亡くなったからあるのだ。
そう思うと複雑である。

面倒臭い

2018-06-26 17:06:18 | えりかさんとのこと
私は一体えりかさんのことが好きなのか嫌いなのか?
あまり好きだとは思えないけど、気になるといったところかな。

この前のランチがあまりにつまらなかったので、私からは誘わないと思っていた。
まあ、それは去年の9月に会った時からそんな感じだった。
えりかさんの方からも特には誘ってこないだろうと思った。
少なくとも半年くらいは。
えりかさんは私のことをつき合いにくい人みたいに言っていたし。
多分私と接する時は常に警戒していると思う。
私が何か言えば反発してくると感じる。

あのランチ以来、私の中でえりかさんを非難するような言葉がうずまいていた。
そんな中で、えりかさんからfacebookのことでSOSがきた。
ランチの時にもちょっと言っていたが、えりかさんが信奉している人が主宰するグループで、
facebookを使って何かチャレンジをするらしい。
それに参加することが今のえりかさんの課題らしい。
それがどうしてもできないので教えてほしいと。

でも、私にはえりかさんのやろうとしていることがよくわからなかった。
私が電話できないでいるうちに、なんとかやりたいことはできたらしいのだが、
それを聞いても私には理解できなかった。
えりかさんが何をしたかったのかは大体わかったが、
それをfacebookでそんな風に言うのか?
なんだか納得いかなかったので、山田くんに聞いてみた。
山田くんの感覚でも私と同じようなものだったけれど、
山田くんが言ってくれたことから、そのえりかさんの信奉する人が、
facebookを使ってやりたいことが何となくわかってそれなりに納得した。

その翌日、またえりかさんからSOSがきた。
プロフィール写真を編集したいのだけれど、やり方がわからない。
彼女はfacebookをパソコンでやっているのだけれど、
メールで送った写真をパソコンに保存する方法もわからないと言う。

かつて私はえりかさんはパソコンのできる人だと思っていた。
私がパソコンはメールと、インターネットを少し見るしかできなかったころに、
チャットとかして楽しんでいると言っていたから。
その後、そんなにパソコンができるわけじゃないとは言っていたが、そこまでとは思わなかった。
あれこれ教えてあげて、できたと言って感謝してくれた。

そんなこんなのやり取りをしていたら、直前まで感じていたえりかさんに対する不快感はなくなっていた。
こういう風に、素直に私に接してくれたらいいのにと思った。
でも、お礼の言葉と一緒にデジタル機器に関するトラウマのことを書いたメールがきた。
一々面倒臭いなと思ったけど、私も自分のトラウマに関することを軽く応えておいた。
そしたら、「みなみさんはもうそういうのは卒業したと思ってた」。
ふーん…。
「そういうの」からそんなに簡単に卒業なんてできないことは彼女はよくわかっているんじゃないのかと思った。
やっぱり自分は特別だと思っているんだろうか?
そうなんだ。彼女はあまりに自分のことにがつがつしている。
大体トラウマの全くない人間なんているんだろうか?

そしてまたその翌日、えりかさんからメールがきた。
職場のカラオケ大会がとても楽しかったらしい。
それで今度私とカラオケに行こうと。

正直に言えば、私は何度もえりかさんとカラオケに行きたいと思った。
それは、えりかさんは私の言葉を警戒して素直には聞いてくれないから、
みゆきさんの歌に代弁してもらおうというような、そんな気持ちがあった。
でも、今はそこまでの気持ちはない。
彼女は彼女の考え方で勝手に生きていってくれればいい。
私のことをわかってほしいとも思わない。

幸い、えりかさんも私も忙しいので、具体的にいつにしようというところまで話は進まなかった。

えりかさんはどうして私を誘ってきたのか?
一連のやり取りで、私に対する警戒を緩めたのか?
私はどうだろう?
カラオケに行くなら、一人で行った方がいいと思っているのか?
ちょっとは一緒に行ってみたいと思っている気がする。

増えたり減ったり

2018-06-20 20:06:43 | ねこ部
我が家の外猫マダちゃんと、その娘のチビ改めチッチは、この春揃って子供を生んだ。
外には5匹の仔猫がいたわけである。

マダちゃんは、スリムになって戻ってきたが、どこで子供を生んだかわからない。
チッチにエサをやると、すぐにどこからともなく現れるので、近くにいるのは間違いない。
隣の貸事務所の方からやってくる。
でも、隣の建物は床下など入り込めそうな場所はない。
一体どこで生んだんだろう?
そう思って3日ほど断った頃、
朝起きてのんびりしているとチャイムが鳴った。
「隣の事務所の者ですが…」
マダコは、隣の駐車場に止めてあった軽トラの荷台で子供を生んでいた。
シートがかぶせてあったので、わからなかったようだ。
慌てて引き取りに行く。
3匹生んだようだが、1匹は死んでいた。
黒い子と、チッチのような茶トラっぽい子。
引き取ってきて、マダハウスに入れておく。
マダちゃんはそのままマダハウスで子育てをしていた。

チッチは最初、仔猫を避けているようだった。
雨がひどく降る夜も、マダハウスに入らず、バイクの下などにいる。
そこじゃ濡れるだろうと、無理にマダハウスに押し込む。
それで仔猫に慣れたようで、それ以来仔猫の世話をよくするようになった。

仔猫が生まれて一月くらいたった頃、ふと見るとチッチのお腹がスリムになっている。
でも、その日も前日も、チッチは普段通りにしていた。
チッチは妊娠する前から、エサの食べ過ぎで、大きなお腹をしていた。
それで本当に子供ができた時も、よくわからなかった。
ずいぶん大きくなってから、間違いないなと思っていた。
だから、最初スリムになった時もよくわからなかったのだ。
子供を生んだのだろうか?
その頃、マダちゃんの子は、ずいぶん大きくなってマダハウスから這い出すようになっていたので、
ちょっと高い場所に置いてあるマダハウスからタイヤの下に引っ越していた。
でも、そう言えば、今チッチはマダハウスから出てきた。
もしかして…、暗い中でそっとマダハウスの中に手を入れてみる。
いた!!
ちっちゃい塊。
チッチは自分にそっくりな茶トラ系の仔猫を3匹生んでいた。

マダちゃんの子がちょろちょろするようになっていたので、
マダハウスの中でおとなしくしているチッチの子供たちは、最初あまり存在感がなかったが、
チッチは上手に子育てをしていたようで、すくすくと大きくなっていった。
ちなみにマダちゃんの子は、チッチからもおっぱいをもらっていた。
マダハウスの中で、チッチと仔猫たちと一緒にくつろいでいたりもした。
お母さんが2匹いるようだった。

その後一月くらいたつと、やはりチッチの子もタイヤの下に引っ越していった。
そしてちょろちょろ出てくるようになる。
5匹の仔猫は、2匹のお母さんに大事にされて幸せそうだった。
どの子も、どちらのお母さんからもおっぱいをもらう。
家の周りに猫がうじゃうじゃいて、困ったなあという感じはあったけれど、
私も倖せだった。

マダちゃんの子は、何度か行方不明になった。
一日全く姿を見せないで心配したが、次の日には見つかった。
家の反対側の、いろいろ物が詰め込んであるウッドデッキの下にいた時もあったようだ。

そんなある日、駐車場で別の仔猫の声がする。
去年のしーちゃんのように、車のボンネットの中に入り込んだりする。
捜索しているうちに、すごい勢いで逃げていった。
ミケ猫だった。
そのままその日は姿を見なかったので、どこかに行ってしまったかなと思っていた。
ところが翌日、また現れた。
やっぱり車の中に入り込む。
夫がなんとか捕まえて、ケージの中に入れる。
捕まえた時に、夫はものすごく指をかまれて血が滴った。
かなり警戒心が強い。
最初、ケージの隅で固まっていて、まるで「ベッキーの犬」だと夫と話していた。

ケージの中に入れはしたものの、家の中には2匹の猫がいる。
しーちゃんの時も家の子はストレスを溜めて、ほとんどエサを食べなくなった。
今回もケージの中にいるだけで、くーちゃんはご飯を食べなくなった。
3日ほどケージの中に入れておいたが、仔猫特有の母猫を探す声で鳴き続ける。
だんだん声も枯れてくる。
ものすごく残酷なことをしているのかもしれない。
抱っこくらいはできるようになったが、まだまだ警戒心は強い。
試しにチッチとお見合いさせてみたが、威嚇し合っていた。
また車に入られると困るなあと思いながらも、逃がしてやることにする。
でも、この子はどうやって生きていくのだろう?

近所のO美ちゃんの家の近くでも仔猫が生まれたという話を聞いていたので、
そこから迷ってきたのかもしれない。
そう思って聞いてみるが、ミケではないと言う。
仕方がないので、ケージごとウッドデッキに出して、扉をあける。
仔猫は恐る恐る外に出て、ウッドデッキの下に潜り込んだ。
2日ほどはそこにいたようである。
そっとエサを置いておくと、なくなっている。
もしかしたら、マダちゃんたちが食べたかもしれないが、時々声もする。
車のボンネットの中にも時々入っているようだった。

ある晩、外で大きな音がして、猫が唸る声がしたので見てみると、
ウッドデッキの下からチッチが出てきた。
ウッドデッキの下には、マダちゃんの子たちが潜んでいたこともあり、
そこはマダファミリーの縄張りである。
チッチに「そっとしておいてやってよ」と声をかけるが、通じるわけもない。
野生の厳しさのようなものを感じてちょっと哀しくなった。

その後ミケのみいちゃんは、ウッドデッキの下からは逃げたようだけれど、
まだ我が家の周りにいるようだった。

ある晩、外食から帰宅すると、外猫の姿が見当たらなかった。
夫は1匹もいないなんてと心配そうだったが、
夜になると、仔猫たちはタイヤの下で眠っていることが多いし、
マダとチッチはお出かけすることも多い。
だからあまり心配していなかった。

翌日は雨だった。
朝エサをやりに行くと、大きい方の仔猫の姿が見当たらない。
行方不明の前科のある2匹なので、それほど心配していなかったけれど、
当時とは違って、最近では朝のご飯タイムには必ず出てきていたのでちょっと心配だった。
どこかから仔猫の声がする。
みいちゃんの声とは違うようだ。
見回すと、隣の倉庫と塀の隙間に1匹猫がいた。
頭が濡れている。
茶トラの子だったので、「そんなとこで何してるの?」と呼びに行くがこっちにこない。
反対側の住宅との境界の方に行ってみると、マダちゃんの子より小さい。
じゃあ、3匹いた中の1匹が大きい方の子だったのかと確認すると、家に小さい子が3匹ちゃんといる。
それならあの子は誰!?
みいちゃんといい、誰かが我が家ならと思って仔猫を棄てていくのだろうか?

夕方にまたその仔猫を見かけた。
私を見ると慌てて逃げて行ったが、おしりが泥だらけ!
2匹の仔猫は帰ってこない。
夜、マダちゃんの仔猫を呼ぶ声も聞こえる。

その翌日くらい、朝夫が車から仔猫の声がするのでボンネットを開けると茶トラの子がいたそうだ。
すぐに捕まったし、チッチの子だと思って連れて行くと、ちゃんと3匹いる。
そう言って、私に仔猫を渡し、マダちゃんたちにエサをやっていた。
私は、その子を自転車のかごに入れてエサをやってみたが、食べようとしない。
他の子たちがエサを食べているところに連れていって、チッチにこの子もかわいがってやってと言おうと思っていたら、
その仔猫は、するすると他の子たちの間に入り込み、エサを食べ出した。
マダやチッチも自分が食べるのに一生懸命で、気にしていない様子。
隣の事務所の駐車場の車の下ではみいちゃんが鳴いている。
少しだけエサを投げてやる。
石が敷いてある上にこぼれたエサを、宝探しをするようにみいちゃんはエサをみつけては食べていた。
(でも、他所の敷地にエサを投げるのはよろしくないので、それ以来やっていない)

エサを食べ終わると、マダちゃんやチッチは、新入りのどろんこちゃんをクンクンしては、
シャーッ!!と威嚇していた。
緊張しているようで、自分の子がちょっかいを出してもシャーッ!っと言っていた。
しばらくして夫が様子を見に行くと、
どろんこちゃんも含めて4匹でチッチのおっぱいを吸っていたという。

翌日には、みいちゃんもみんながエサを食べている隙に侵入してきて、
一緒にお皿に頭を突っ込んでいた。

どろんこちゃんは、すっかりマダファミリーに受け入れられたようだ。
私が行くと、一応警戒してタイヤの下に潜り込む。
みいちゃんは相変わらず隣の車の下に隠れている。
2匹とも他の子たちとほとんど変わらないサイズ。

そんなこんなでにぎやかなマダファミリーだけど、私の中にはやっぱり哀しみの粒がある。
マダちゃんの2匹の子猫のことだ。
あれきり帰ってこない。
どこかに遊びに行って、帰れなくなったのか。
それとも、近所に猫が嫌いな人がいて、どこかに棄てに行ったのかもしれない。
今までいなくなったマダちゃんの子供たちもみんな同じくらいの月齢だった。
確かにみ~んなみ~んな無事に大きくなって、猫屋敷になったら困るのだ。
それでも、まだ仔猫のうちにいなくなってしまうのは心配だし寂しい。
あの子たちがみんなちゃんと元気に生きていてくれたら嬉しいと思う。




夫在宅症候群

2018-06-20 14:48:51 | あれこれ
だいぶ落ち着いてきた。

いつもいつも夫が家にいる。
面倒臭いこともたくさんある。
ただでさえ悩むお昼ご飯、夫の分まで用意しなければならない。

でも、助かることもたくさんある。
猫のことを気にしないで出かけることができるようになった。
以前は、Mちゃんとのデートの時も、
夫の帰宅時間までに帰らなきゃとか思っていたけれど、
今は「夫の帰宅時間」はないので、気にしないですむようになった。

家事もいろいろやってくれる。
花の水やりもさっさとやってくれる。

でも、男の人の家事は気まぐれである。
気が向いた時に、気が向いたことだけをやればいいのである。
主婦の家事は「やらなければいけないこと」である。
どんなに他の面倒臭い家事をやっていたとしても、
時間になればご飯のことを考えなければならない。
そんなことを友達に愚痴っていたら、
その翌日、まるでそれを聞いていたかのように、
お昼にラーメンを作ってくれて、
仕事に行っている間に晩御飯も大体作ってくれて、
後片付けまでしてくれた。
「どうしたの?」と聞くと、
「今日だけ」と言っていた。
(本当にその日だけだった)

それに、なんだかとっても優しいのである。
私が遊んでばかりいても何も言わない。
私のことが好きなのかなあ?

ふと思った。
私は昔から、うちの夫は他所の夫連中より「まし」だと思っていた。
家事も子育てもそこそこに手伝ってくれる。
(でもだからこそ、私は夫に文句が言えなくて辛かった時期もあった)
もしかしたら、夫の方も、同僚さんとかの話を聞いていて、
うちの奥さんは他所の奥さんより「まし」と思っているのかもしれない。

それでもやっぱり、夫が出かけていくとほっとする。
夫がいると、ハーブティーを飲んでくつろぐ気にもなれない。


上から目線

2018-06-20 14:33:25 | えりかさんとのこと
かつてえりかさんは、私のことを「上から目線」と言った。
その時、私にはそんな自覚はなかった。
そう言われて、「かわいそうに」とか思っている気持ちが、
えりかさんには「上から目線」として伝わるのかな?とか思っていた。

今は上から目線かもしれない。
「あなたは私にこういう風に接してほしいんでしょ?」
そんな風に思っている。
えりかさんに合わせて「あげている」
でも、えりかさんにはその方が心地良いようだ。

本当に他人のことはわからない。

Mちゃんとだって、私はずいぶん価値観が違うところがある。
Mちゃんの悩みに共感できない時もある。
そんな時、やっぱり私はさっさと反対意見を言うんじゃなくて、
もっと違う接し方をしなきゃいけないんじゃないかと思った。
でもその直後、Mちゃんは私に電話してきて言った。

みなみの私とは違った価値観で笑い飛ばしてほしかった。

本当に他人のことはわからない。