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ベストセラー

2009-12-06 | 本の紹介
書籍取り次ぎ大手のトーハンが2009年の書籍の年間ベストセラーを発表しました。

単行本、新書などを合わせた総合1位は
爆発的なヒットとなった村上春樹さんの最新長編「1Q84」(新潮社)!
「BOOK1」「BOOK2」の合計で223万部を達成したそうです。
文芸書が1位になるのは、90年に同社が集計を始めて以来初めてという快挙です。
発売前から重版がかかり、品切れ騒動。
文芸作品では5万部売れればベストセラー、10万部なら大ベストセラーと言われます。
さすがですね!

しかも、その解説本が何冊も出ているのです。

『村上春樹『1Q84』をどう読むか』 河出書房新社編集部
『村上春樹の『1Q84』を読み解く』 村上春樹研究会
『「1Q84」村上春樹の世界』 洋泉社MOOK
『村上春樹・戦記/『1Q84』のジェネシス』 鈴村 和成
『村上春樹「1Q84」の世界を深読みする本』 空気さなぎ調査委員会

それだけ難解ということ?
それとも便乗して本を出そうということ?

副題が Book1〈4月ー6月〉、Book2〈7月ー9月〉となっているので、
きっと次もあり?と予想された方も多いはず。
東京各所でこんなポスターも貼られていたそうです。
来年のベストセラーにBook3があったりして!



総合ベストセラーは以下の通りです。

1位 『1Q84 (1)/1Q84 (2)』 村上春樹 新潮社各
2位 『読めそうで読めない間違いやすい漢字  誤読の定番から漢検1級クラスまで』 出口宗和 二見書房
3位 『ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人 大冒険プレイヤーズガイド』 Vジャンプ編集部 集英社
4位 『新・人間革命(20)』池田大作 聖教新聞社
5位 『日本人の知らない日本語』 蛇蔵 海野凪子 メディアファクトリー
6位 『バンド1本でやせる! 巻くだけダイエット』 山本千尋 幻冬舎
7位 『私服だらけの 中居正広 増刊号 ~輝いて~』 扶桑社
8位 『告白』 湊かなえ 双葉社
9位 『脳にいいことだけをやりなさい!  頭のいい人は「脳の使い方」がうまい!』 マーシー・シャイモフ 茂木健一郎 訳 三笠書房
10位『体温を上げると健康になる!』 齋藤真嗣 サンマーク出版

10冊中、私は3冊読みました。
文芸書に限定してみるとこんなベストセラー。

1位 『1Q84 (1)/1Q84 (2)』 村上春樹 新潮社
2位 『告白』 湊かなえ 双葉社
3位 『悼む人』 天童荒太 文藝春秋
4位 『新参者』  東野圭吾 講談社
5位 『利休にたずねよ』 山本兼一 PHP研究所
6位 『パラドックス13』 東野圭吾 毎日新聞社
7位 『偽物語 (下)』 西尾維新 講談社 
8位 『新装版 天地人(上)/新装版 天地人(中)/新装版 天地人(下)』 火坂雅志 NHK出版
9位 『終の住処』 磯憲一郎 新潮社
10位 『化物語 (上)』 西尾維新 講談社

東野圭吾が2冊ランクイン!今一番の売れっ子作家ですね。
このうち7冊読みました。
来年はどんな本が出版されるか楽しみです♪

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2 コメント

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う~ん。 (ソラミミ)
2009-12-09 18:52:26
村上春樹さんかぁ・・・。すごい話題になりましたよね。でも、正直かなり苦手な作家さんです。(あくまで私にとって)

私はランキングの中でも湊かなえさんの本がとってもとっても読みたいのですが、人気すぎてなかなか返却されません!!

早く読んでみたいですー・・・。
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ソラミミさま (holy)
2009-12-09 21:21:29
村上春樹さんの作品は、ちょっと難解な部分がありますよね。
それが独特の世界観を作っているような気がします。
それを引き継いでいるのが伊坂幸太郎!?
『告白』は、私は読後感が良くなかったです。
文芸書ベスト10の中では『利休にたずねよ』が一押しかな~♪
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