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『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』

2017-09-25 | 本の紹介
漫画家・西原理恵子さんのエッセー『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』KADOKAWA
読了しました。
女性のための新バイブルと呼ばれ各世代からの共感と感涙で14万部のベストセラーになっています!

「王子様を待たないで。お寿司も指輪も自分で買おう!」
本の冒頭にあるこの言葉が心に刺さり、目次に並ぶ言葉たちにウンウンとうなづきました。

・若さや美貌は、あっという間に資産価値がゼロになってしまう。
・「あたしさえ辛抱すれば」は間違い。
・娘が巣立つ日を迎えたら、母親の立場は、元カレと心得るべし。
・今の場所が最低だと思うなら、そこを抜け出す戦略を立てる。
・あなたの人生は、あなたが幸せになるためにある。
・・・etc・・・
「つぶれない会社に勤める病気にならない夫は存在しません。」
「絶対に人生のかじ取りを人に任せないこと。」
「王子様を待たないで、幸せは自分で取りに行って下さい。人生はその方が絶対楽しい。」

私も女性であり、女の子の母であり、その娘も女の子の母になり、の状況なので、
ここに書かれていること、わかり過ぎるくらいです。
これから大人になっていく本校の女子高校生たちにも是非読んでもらいたいと思い、
図書館用にも注文してあります。
子育てに奮闘中だったり、反抗期の娘に手を焼いているお母さんたちにも是非!

作者の西原さんは私と同年代なのですが、小さなころから苦労された漫画家さんで、
『ぼくんち』『毎日かあさん』(実写映画化)『上京ものがたり』で各種漫画賞を受賞されています。
今は「卒母」を宣言されており、
ある方との熟年恋愛が週刊誌等に話題を提供しているようですが・・・


同じく西原さんの『この世でいちばん大事な「カネ」の話』も読みましたが、
作者の幼少のころから今までの、お金にまつわる自叙伝のようになっています。
これは『崖っぷちのエリー〜この世でいちばん大事な「カネ」の話〜』としてドラマ化もされ、
日本人にとって口にするのははしたないとされ、なかなか書けないお金の話がリアルでした。
働くことは素晴らしい、ともなぜだか思わされる本です。

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