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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

小椋桂 ~歌談の会~

2008-09-13 | いろいろ
地元で行われたコンサートへ行ってきました。

小椋桂 ~歌談の会~

私は小椋桂を知っている世代です。
布施明が歌った「シクラメンのかほり」がレコード大賞を受賞したのを
(子ども心に)覚えています。
東京大学を卒業して銀行に勤めながら歌を作っている
異色のミュージシャンとして話題になりました。
50歳で銀行を辞め、東京大学文学部に学士入学したこともなんかスゴイ。。。

久しぶりに彼の歌声が聞けると楽しみにしていました。

会場は40歳代以上の方々でいっぱい!
小椋桂さんはもう60歳を超えています。
でも、あの柔らかな歌声はそのままでした♪

「歌談の会」というだけあって、コンサートでもなく、講演会でもない、
小椋佳が心に浮かぶ話を普段着の姿勢でゆったりと語り、
気の向いた曲を歌いつづるソング(歌)&トーク(談)ショーなのです。
こういうスタイルをもう10年以上続けているみたいです。
1年間に全国100ヶ所以上まわっているのでこの町にも来てくれました。

著作権のある自作の歌は2000曲以上あるのだそうです!!
自分でもよく覚えていないと笑っていました。
曲も詩も自作で自分で歌った曲や、他の歌手に渡した曲、
曲だけあるいは詩だけ作った曲、
CMソングや各地の校歌もたくさんあるらしいです。

今日は、他の方の詩や曲に自分のものをあわせた曲を歌ってくれました。
その詩人たるや・・・
佐藤春夫、谷崎潤一郎、サトウハチロー、竹久夢二、
とかなり文芸路線で私は嬉しかったです!

ゲストとしてえり(伊東恵里)さんが小椋さんの歌を歌いましたが、
すばらしい歌声にビックリ!!
さすが劇団四季や「ミス・サイゴン」など数々のミュージカルで歌った方です。
小椋さんも「こういう人に歌って欲しい。」とべた褒めでした。

アンコールはしないのだと笑いながら出てきてくれて、
最後に「人生の宝は何ですか?」と話し始めました。
「人によっていろいろだと思いますが、私にとっての宝は友達です。」
これを聞いたとき、「うん!私も同じ!!」と嬉しくなってしまいました。
そして最後に歌った曲は「と・も・た・ち」
この曲を聞きながら、一緒に行った隣に座る友達と夫に
私も心の中で「ありがとう」と言っていました。

“和み、励み、挑みが心に広がる歌と語らい。”の2時間でした。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小椋 桂 (皐月)
2008-09-14 13:55:37
いい時間 お過ごしでしたね。
公民館に行く度 貼ってあったチラシを見て
如何しようと思っているうち 当日になってました。
落ち着いた語り口で 和みを感じますね。
才能は 複数持てるもんなんですね。羨ましい限りです。体に気をつけて 頑張ってほしいですね。
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なつかし~派です (ライスフラワー)
2008-09-14 14:20:14
holyさんこんにちは。
小椋桂の歌を懐かしく思い出しました
あの語るような歌、深みのある声いいですよね~。
大きな病気をしたと聞きましたが、
精力的にお仕事をしているのですね
生死に一生を得るような経験をした人は
生き方や価値観が変わるし、
言葉にも説得力がありますよね。
友達が宝と言われたそうですが、
私にとっても友達は 慰め、励まし、力を与えてくれる大切な宝です。
今度機会がありましたら、ライブ聴いてみたいです
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皐月さま (holy)
2008-09-15 00:56:32
何枚か当日券もあったようですよ!
始まるころには完売だしたが。。。
お誘いすればよかった~
落ち着いたコンサートでした。
詩を味わいながらゆっくり癒されました♪

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ライスフラワーさま (holy)
2008-09-15 01:12:44
小椋さんの息子さんは、中学生のとき脳梗塞から全身麻痺になってしまったそうです。
その後小椋さん自身も病気に。。。
その二人を結んだのが歌と琵琶だったそうです。
人生本当にいろいろありますが、大変な思いをした人ほど優しく温かいような気がします。

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