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わたくし天体撮影を始めて2年、あぁコンポジットかぁ、
あぁ、ダークかぁ、あぁ、フラットかぁ、で、理屈も理解せぬまま今日に至りましてございまする(笑)
いやぁ、論より証拠とはこの事ですねぇ。大変参考になります。
雲上さんも素晴らしい左脳をお持ちで、わたくしのような直感だけで生きてる人間には大助かりの情報です(笑)
フラットダーク、効果てき面ですね!僕も半信半疑というか型通りフラットダークを使っていただけなのでとても参考になりました。僕も直感派ですので 笑
画面下部のかげりが取れないんですね。
可能性としては、おっしゃるように撮影するフラット面の問題か、あくまで仮説というか推測ですが、
・ライトフレームとフラットフレームの微妙なピントの違い
・シャッタースピードが速すぎてシャッター幕の影響を受けている
・フラットフレームの撮影枚数
とかなのでしょうかね…。
自分の性格から書いたこんなくどい記事、だれも読んでくれないんじゃないか?
と心配していたのですが・・良かった。
まだ続くんですよ。
昨日の夜、フラットパネルなしの画像を撮りました。
どうかこれで下端のかげりも消えますように。
このあともおつきあいを。
推測していただいた一番目のピントは、まったく自信がありません。
星や月が無い中で、遠くの木立+αと適当です。
(交換レンズと違って∞位置の再現が難しいのでどうするか?)
シャッター速度については昼間でもパネルがあればかなり抑えられるのですが、
パネルなしとなると、夜間の撮影の方がよさそうですね。
撮影枚数は今回16枚ですが、コンポジットの理屈からいうと、
倍にしてもかげりへの効果まではあまり期待できないような気がします。
特にフラットダークの効果はスゴイですね。
「あんまり変わらんやろ」と思い込んでたので撮らなかったんですが、これは撮らないといけませんね。
それにしても、天体写真って奥が深いですよね。
普通の撮影では考えられない撮影方法や処理の数々。
好きでないとできませんよねぇ(笑)
今回のダーク減算の効果にはビックリです。
その分、余計に下端のかげりもなんとかしたいのですが・・
普通の写真みたいに撮れたらやってないですね。
たぶん、おりおんさんも。
詳しい検証、とても為になりました。
ありがとうございます。
フラットダークの効果が何故あれだけ大きいのか不思議ですねえ。
ちなみに、これらの処理はRaw現像前に行われているのですか?それともRaw現像後に行なわれているのですか?
フォーカルプレーンシャッターの場合、シャッタースピードが早いと全開になりませんよね。
ライトフレームは露光時間が長いので、ほぼ完全に全開状態です。
でも今回のフラットフレームは、シャーッター速度が速いので全開にはなりませんよね。
今のカメラのシャーッターは縦走りなので、そのあたりがミラーボックスのけられがうまく補正できないなんてことはありませんかね。
これは私も確証があって言っているわけではありません。
何となく気持ち悪いなあと思っているだけです。
フラットパネルでの拡散光の件は、私も悩んでいる問題です。
それにしてもフラット補正は奥が深くて難解ですね。
これまでも簡易フラット処理はやっていたのですが、
ダークまで撮ってなかったんであまり効果はなかったんですね。
SI7ではフラット処理はファイル読み込み時に、ダーク減算と一緒にやっています。
そのあとで「ベイヤー/RGB変換」をおこなって、コンポジットしています。
デジ一眼でもフォーカルプレーンなら高速シャッターは気になるのですが、
昨夜はフラットマスクなしで8秒露光でしたが、大きな変化はありませんでした。
次回のブログで報告しますが、マスクなしでは改善は見られたものの下端のかげりはやはり残ります。
ただ以前に比べれば周辺減光補正がいらないほど、大幅に改善されました。
あともう少し、ってところから難しいのかもしれませんね。
「ステライメージ」でのフラット補正、自分も過去にやってましたが、
あんまりいいもんじゃないのかもしれませんね。
そういう疑いがあって、RAP2とかCCDStackとか導入したりしちゃったクチです。
自分の機材の場合、ピントとか、光が通ってくる部分とかの条件は、
これでもか、というくらい同じじゃないと、
どうしても「決まった!」とはなりません。
なので、前回「フラット撮影でもミラーアップ」と書いたのも、
まるでおまじないみたいですが、徹底させてるつもりなんですよ(笑)
フラットパネルでもゴミや周辺減光はほとんど補正できているのですが、
カメラ内部で発生しているカゲリやカブリが残っています。
そこで昨夜はフラットパネルなしで曇り空を撮ったのですが、改善はみられたもののまだカゲリは残っています。
(今回は8秒露光でしたので、ミラーアップの問題はクリアだったと思うのですが・・)
あと残っているのは、ピントぐらいなのですが
コマコレクタのケラレを比較するためにはじめたフラット撮影だったのですが、
いつのまにか膝くらいまでつかってしまいました。
首までどっぷりつかる前に、ほどほどのところで折り合いをつける予定ですが、
もしかしたら、ミッチーマジックの最大の要素かもしれない完璧なフラット補正の魅力大です。