雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

勘違いしたランナー

2012年11月30日 | ブログのはなし
*このブログは、11/28に掲載して好評を得た
あんた、目の下に隈(くま)が!!」 の完結編です。
先にそちらを読まれてから、ご覧ください。

ブログ開設14日目、ランキンング登録6日目にして上位にランクインした
雲上くもがみ)は、目に隈(くま)をつくりながらも、久々の充足感に
満たされていた。 ・・・・・(スミマセン、ここって天体写真のブログですよね?)
こんな気持ち何十年ぶりだろう?・・・・(あの、手作りグッズの露吸収フード
そうだあの時以来だ!          について聞きたいんですけど?)          

あれはパソコンがやっと手の届く価格になった頃、新し物好きの
わたしは、へそまがりの性格もあり当時人気のあったNECでは無く、
オールRAMのシャープのMZ-700を買ったのだ。
 CPU:Z-80A  
 RAM:64kB 記録媒体:カセットテープ ボールペンプロッタプリンタ内蔵 

目的は無論、ゲームプログラミング!
子供部屋にこもり、妻の声でシブシブご飯を食べに降りるという
生活を半年、ついにゲームを完成させた。

そのゲームはエニックス第2回ゲームプログラミングコンテスト
に見事入賞した。
(エニックスはその後ドラ・クエとか言うゲームがヒットして
メジャーになった。)

当時のエニックスから発売された、わたしの作ったゲームだ
←(クリックで拡大できます。)
一番右は当時、聖子ちゃんがCMしてたSONYのSMC-777用のもの。
当時の私は結構イケメンだったなあ。・・・・・・(アノ、もしかして・・)

ブログ開設で久々に味わった充実感は、あの時と同じもの。
気力がみなぎり、もてる力を出し切って、トップを目指す!!
ゴールはまじかだ。

そのとき、ブログランナーは気がついた!
   これは、100m競争ではないのか?!! 


   ・・・・・・・(アノ、ずっとだまって聞いていたんですけど、
          もしかして これって 自慢話?!)
   ・・・・・・・それに、ジャンルがちがうだろう!!  

(注) ブログランナーは、映画ブレードランナーのもじりです。

=================================================
 「100Kマラソンに勘違いで参加した短距離ランナー」の話、
 でもほんとは、 『歳をとると昔の自慢話がしたくなる。
 というオチの話でした。(チャンチャン)

 さいごまで おつきあいいただきまして、
            ありがとうございました。
 そんな訳で目の下に隈(くま)ができた事でもありますので、
 12月からは更新は1日おき、UPの時間も深夜から朝の
 8時頃にスローダウンして、引き続き
      すばらしい スローガラス の世界に
        関わって行きたいと思います。
  今後ともよろしくお願いいたします。  雲上くもがみ)                           
コメント (9)
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スローガラス

2012年11月29日 | 天体写真よろず話
このブログを見ていただいておられる人の中には、
天体写真集」 を何冊かお持ちの方もおられるのでは
ありませんか?

私の最初の天体写真集は、天体に興味を持ち出した高校生の
頃に買った、パロマー山天文台のものだったと思います。
また通信販売で購入した、天文ガイドの別冊「メシエアルバム」
もボロボロになるまでよく見ました。
現在それらの本の行方はわかりませんが、天体写真に再挑戦
したのちに購入した写真集が何冊か増えました。


そんな中でこれまでで一番高価で、一番気に入っている本が
あります。
それは、今年 夏に買った新潮社発行の


FAR OUT (ファー・アウト) 」 著者は マイケル・ベンソン

定価はなんと税別で 6000円。
書店ではビニール(?)袋入りだったため表紙しか見る事ができず、
あとで後悔しないかドキドキしながら1万円札を出しました。
本の重量は2.4キロもあります。
重量だけでなく、内容もズッシリ。
すばらしい映画のような写真構成や、詩的で劇的な解説を
お見せできないのは残念です。
(気になる方は自己責任でお買い求めください。)

この本の最初の解説のページで、著者が間接的に聞いた話として
スローガラス”なるものが登場します。
これは、ボブショウという人のSF小説の中に出てくる物質で、
あまりに高密度のため、光でさえも通り抜けるのに何年も
かかってしまうというもの。
「アイシュタインの光速度一定の法則 を知らないの?」
                  といわれるかもしれませんが、
すなおに納得したくなりませんか?(SF小説ですから)

著者がスローガラスの話を写真集の中にいれた理由は、
勘のよい皆さんはおわかりですね?

何万光年、何億光年かなたの天体から届いた光をうけとめて、
天体写真として表すという事は
 スローガラスの世界を表現する事 」 と同じ
                    と言っているのです。

 「天体写真」 って、い い な あ ~

          (クリックで少し大きく見れます)
====M31========M33=======NGC253=======M81====
___(アンドロメダ座)______(さんかく座) ____(ちょうこくしつ座)____ (おおぐま座)__

--235万光年---⇒280万光年--⇒1070万光年--⇒1200万光年--



===M64=======NGC6946======M101======NGC891===
___(かみのけ座)_____(ケフェウス座) ______(おおぐま座)_____ (アンドロメダ座)__

1700万光年--⇒1710万光年--⇒2500万光年--⇒2730万光年-



====M51======NGC7331====NGC4565===ステファンの五つ子==
___(りょうけん座)_____(ペガスス座) _____(かみのけ座)_____ (ペガスス座)__

3100万光年-⇒4890万光年-⇒6800万光年--⇒2億7000万光年--

 ■共通データ:Vixen R200SS反射鏡筒にて撮影したものをトリミング 
             M31のみNFD400mmレンズ
             (トリミング比率は不統一)

===================================================================
(補足)文中のボブショウのSF小説の題名は
      『去りにし日々、今ひとたびの幻』 です。
   検索では既に日本では廃刊となり、古文書の扱いとなっていました。
-------------------------------------------------------------------
■ただいま今月15日に開設以来、怒涛の連日更新を行っております。
 記事がお気に召しましたら、ランキングバナーをクリックして
 いただくと励みになります。

ハンドルネームの変更のお知らせ(再周知)
 これまで ”雲の上には” でいいだろうとしていたのですが、
 長くてゴロも悪いし、おまけに最後の字は ”は”?”わ”? 
 という事で ハンドルネームを変更する事にしました。

  新ハンドルネーム 「 雲上くもがみ) 」
          (漢字だけ、またはひらがなだけで結構です。)
 
 書道家みたいな名前ですけど、改めてよろしくお願いいたします。

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あんた、目の下にくまが・・・・

2012年11月28日 | ブログのはなし
怒涛のブログ連日更新に励んでいたある日の事。
愛妻が言いました。
あんた、目の下に隈(くま)ができてるわよ!
鏡で自分の顔を見たら、目がくぼんでいました。

15日にブログを始めてからハイテンションの日々が続いています。
ブログは退職前からやりたいと考えていた事でしたが、
今のわたしはすっかりブログにはまってしまいました。

当初はときどきブログを更新し、天候に恵まれない天体写真愛好家
の仲間が見てくれればラッキー! という気持ちでした。

開設初日は IP。(IPとは見にきてくれた人数みたいです。)
宣伝もしてないしこんなものかと思いながらも、
結構エネルギーも使ってるし、という事で娘たちを皮切りに
「ブログはじめました。」の宣伝メールを送信。
そのおかげか、2日目には56IPに増えました。
ここでランキングだけなら
    26084位/179万ブログ と言われても、
いいのか?わるいのか?という感じで終わるのですが
幸か不幸か、開設させていただいたgooブログ
アクセス解析の無料体験なるものをやっていて、
自分のブログへのアクセス状況を、詳細に日々の変化として見る
ことができるのです。


 グラフは伸びた方が良いに決まっています。

更に追いうちをかけたのが
「ブログランキング」なるものがあって、
そこでは「天体写真」などの、細かいジャンル別に登録する事が
できるのです。
天文学的数字のランキングから、リアルな順位が目の前に!
もっと見に来てくれる人を増やすために、投稿写真コーナーに
応募したり。
いずれにしろ
 ・見に来てもらうには毎日記事の更新が一番!。
 ・またリピータになってもらうには手抜き記事ではダメ!。

もともときらいでは無かったこともあり、それと
宇宙(そら)の下にはいつも雲 があったため、
連日夜中まで記事の構想を練っては更新をかけ、目に隈(くま)が
できたブログランキング登録6日目の頃には・・・・・


「天体写真人気ブログランキング」・・3位/12人中 


「ブログ村天体写真人気ランキング (INポイント順位)」・・16/91人中


「ブログ村天体写真人気ランキング (OUTポイント順位)」・・/91人中
・・・・一気に上位に登りつめたのでありました。 
     あとは落ちるだけ!? ・・・・・・・>(次号へ つづく

   *今現在、どこまで順位が落ちたかは
           左下の ランキングバナー クリック で確認できます。
(ほんとはクリック すると順位upにつながるんですけど・・・頭脳的作戦!)
(*注) INポイント・・・・このブログからランキングを見に行った数
    OUTポイント・・・・ランキンングブログからこのブログを見に来た数




=========================================================
 *ブログ初心者の興奮に満ちた体験を基に書かれたこの記事は
   ノンフィクションであり、事実に基づいたものである。

   (続編) 「勘違いしたランナー
        11月30日 本ブログにて堂々公開予定
        だれもが予想できない結末がまっている!




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5年前のそら 2007.9 (2)

2012年11月27日 | 5年前のそら
●検証、そしてカメラ購入  
□2007. 9.16
 デジタル一眼カメラは購入するならCanon EOS Kiss DX
 と決めていたが、どの程度高感度なのか不安があった。
 そこで手持ちのコンパクトカメラ Panasonic DMC-LX1
 で試し撮りをしてみた。


 元画像は見つかりませんがプリントが残っていました。

撮影データはf=6.3~25.2mmズーム(f=6.3mm)、F2.8 星空モード
 (*星空モードはISO 80、60Sec露光でノイズキャンセルあり)
わずか60秒でも星が流れており、6等以下の星まで写っていた。
ISO 80という低感度で、わずか口径2mm相当のレンズで
ここまで写るなら、デジタル一眼ならもっと期待できそうだ。

□2007. 9.22
 90S赤道儀にカメラ自由雲台を直接取り付けるために、アルミ
 プレートに穴あけした取り付け金物を作成した。 
 (探したが現在行方不明)

□2007. 9.28
新潟ヨド○シカメラにて ついにEOS kiss DX 購入!
 購入したものは  
   ・Canon EOS kiss DX (シルバー) ボディ
   ・TAMRON SP AF17-50mm F2.8XR LD ASPHERICAL (ズームレンズ)
   ・コンパクトフラッシュメモリ(2G)
   ・Canon 純正レリーズ
   ・モニタープロテクトシール    ポイントも使って 合計\100,000


CCD画面サイズ: 22.2×14.8mm 画素数:3888×2592(1010万画素)
液晶モニター:2.5型 23万画素 大きさ:W126.5×H94.2×D65mm 510g 


      f=17-50mm F2.8 13群16枚 430g

次回は  2007年10月 のそら 


========================================================
■1日に一挙2回分のUPですが、まちがいではありません。
 (先日は、草稿中のこのタイトル記事を誤ってUPしてしまい、
 ご迷惑をおかけしました。)
 「5年前のそら」シリーズは原則、5年前の今月にどんな事を
 していたのかをテーマにしています。
 私が天体写真を再開したのが2007年9月ですので、2ヶ月分
 のタイムラグを早めに解消して、原則にそった記事内容にして
 いこうという考えからです。

ハンドルネームの変更のお知らせ
 これまで ”雲の上には” でいいだろうとしていたのですが、
 長くてゴロも悪いし、おまけに最後の字は ”は”?”わ”? 
 という事で ハンドルネームを変更する事にしました。

  新ハンドルネーム 「 雲上くもがみ) 」
          (漢字だけ、またはひらがなだけで結構です。)
 
 書道家みたいな名前ですけど、改めてよろしくお願いいたします。



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5年前のそら

2012年11月27日 | 5年前のそら
このブログを見ていただいている人の中には、
天体写真を始めたばかりの人や、これから始めようとしている
人もおられると思います。
私が天体写真に再び挑戦したのはちょうど5年前のことです。
その挑戦の記録として「星空ノート」を開始当時から書いており
現在2冊目になりました。

5年たってもまだ2冊、と少ない理由は
 ○今年退職するまでずっと新潟市に単身赴任だったため。
 ○たまたま帰省している時になかなか晴れてくれないため。 
そんな訳で、日記というよりは活動記録のようなものです。
そこで「星空ノート」を見ながら、5年前の今頃なにに取り組んで
いたか、どんな失敗をしたかをブログに書いてみたら、何か参考に
なるのでは? と思ってこの記事の連載をはじめる事にしました。
連載とは言っても、あくまで5年前の今頃ですので、月に1・2回
の随時の掲載になるかと思います。
今回は初回につき5年前の今頃(2007.11)の定義からはずれる
2007. 9 までさかのぼって書き始めます。
天体写真再開の準備をする   

□2007. 9. 8
 デジタル一眼カメラが高性能(高画素・高感度)で安くなった事
 から、天体写真への再挑戦の準備をはじめる。
 手始めとして、しまってあった29年前に購入した機材を取り出し、
 清掃をおこなった。
 私が28歳のときに購入した
 タカハシ「TS式システム90mm屈折赤道儀」

 この写真は昭和53年10月発行の天文ガイド別冊
 「天体写真NOW No.4」に載っていた広告です。
 ブログの最後に本の内容(抜粋)を載せましたのでご覧ください。
 34年前の天体写真を巡る状況が推察できると思います。

上の写真では赤道儀・鏡筒バンド・三脚・90mmセミアポ鏡筒などが
システムパーツとして価格がついていますが、私は90Sセットの予約
申し込みで購入したため、一式でも15万までしなかったと思います。
システム化されたあとにそろえるとなると合計21万以上になり、
高橋製作所でも予約価格の設定を誤ったと聞いた事があります。 
このとき購入した90mmセミアポは、今年5月の日食の撮影でも
活躍しています。
また90S赤道儀も、2010年にEM-200USD(中古)を
購入するまで主力架台として頑張ってくれました。

セット品の木製三脚(直脚)は、手作りの「灯火遮蔽パネル」を
支える足として第二の人生(?)を踏み出しました。
*灯火遮蔽パネルについては、手作りグッズの紹介(その1)参照

・はじめての出費
 星座早見盤 \1,600-
早見盤には90S赤道儀の極軸合わせのため、北極星の位置マーク
を付けてあります。

「5年前のそら 2007. 9(2)」 につづく

[ 天文ガイド別冊「天体写真NOW No.4」 昭和53年10月発行 ]



  (クリックで拡大できます)

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■ ブログ開設者からのおわびとお願い ■
*25日にあやまって草稿中の記事「5年前のそら2007.9(2)」
 を投稿してしまいました。
 すぐに記事の削除を行ったのですが 『にほんブログ村』には
 新着記事情報が送信されてしまいました。
 皆様には大変ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。
 ブログ開設したばかりの初心者につきお許しください。

*掲載した記事・写真などで著作権上の問題がある、または問題
 があると思われる場合は、右サイド下段の「メッセージ」にて
 お知らせいただければ幸いです。
 過去の記事であっても、ご指摘があれば修正いたします。

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