雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ゼンマイ(山菜)を探せ 2020

2020年04月29日 | 我が家の四季
もう何年もStay Homeが基本になっているのですが
毎年4月のある日、春を実感するために近くの山に出かけます。
家を出てから戻るまで せいぜい2時間程度の山菜採りです。

いつも行く場所は毎年4月の下旬ころが山菜(ゼンマイ)の採り頃なのですが、
今年はほとんど雪が積もらないという異常な暖冬でした。
いつもよりどのくらい早く行けばいいのか?
さんざん迷った末に4月17日に出かけてきました。

家から車で20分ほどのいつもの場所、山桜は今が盛りだったのですが・・

いつも見事な群落で咲いているカタクリは終わってました。
少し探してみて ゼンマイも遅すぎた事がわかりました。
それでもなんとか写真だけでも・・と探したところ。
見つけたのはこんな斜面でした。↓
どこにあるかわかりますか? ( わからなかったら画像クリック )

ついでにもう一問。ゼンマイはど~こだ?
( わからなかったら画像クリック )

この時期、山には似たようなシダ類の若芽がいっぱい。
印 のゼンマイでも 最初に伸びてくる ”男ゼンマイ” は採らずに残します
珍しい「イカリ草」とゼンマイの2ショットです。↓

次回からは 4月に撮った春の系外銀河シリーズを再開します。

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東京の孫娘いとちゃんの誕生日に「アナ・雪」の
手作りのコスチュームを送って喜ばれた家内。
千葉の孫娘あみちゃんの方にもせっせと手作りして・・
こちらのブームは「魔女・宅」でした。

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おとめ座 近い星と彼方の銀河(フルサイズだから長焦点)

2020年04月26日 | 天体写真(系外銀河)
3月下旬の新月期に撮った最後のタイトルです。

恒星109 Vir と NGC 5746 銀河  (おとめ座)  
ほぼノートリミング ( 画像は 当ブログ最大サイズで掲載しています )
( 上方向が北 になります )
109Vir(左中):距離 129光年 視等級 3.7 スペクトル型 AOV・・・・・・・・・・・・・
NGC5746(ほぼ中央):距離 約9500万光年 視等級 11.0 視直径 7.4' ×1' 渦巻銀河 
撮影DATA : 2020/ 3/ 31 02:30’~  Vixen VC200L(f=1,800mm)
露出 分 × 枚 + 15分 × 枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット2(体験版) ステライメージ7 FlatAide

小さいだけでなく、かなりぼんやりしたエッジオン銀河ですが、
今回は明るい恒星と銀河を入れるためやや拡大率を抑えてトリミングしてみました。↓
( 元画像の50% に縮小した画像をトリミング )
銀河を真横から見ているのですが、拡大するとますますぼんやり。

この星と銀河のツーショットはAPS-Cサイズカメラと 同じ鏡筒にレデューサーを付けて
3年前の4月にも撮っていました。↓
DATA : 2017 / 4/ 30 am VC200L+Red(f=1278mm) 20分×5枚 ISO3200 
LPS-P2 Cooled 60D(SEO-SP4)
昨年撮影時の記事は → こちら
3年前に撮った時、あまりに銀河がぼやっとしてたのでピンボケだと思っていました。

恒例のおりおんショット(撮影中の空)です。
( 画像クリックで星座名を表示します )

このあと、電線通過で星に斜めの光条が発生。02時40分ころ 30秒 X 7枚コンポジット処理

3月に撮った系外銀河を5連続でお見せしましたが、4月に撮った画像ストックがまだかなり有ります。

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コロナのせいで東京の孫娘いとちゃんの誕生日には行けなかったのですが、
かわりに家内が手作りした「アナと雪の女王」の衣装を送りました。
家内は気にいってくれるか心配だったようですが・・。
所狭しと踊りまくって喜んでいたようです

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針 銀河 NGC4565(フルサイズだから長焦点)

2020年04月22日 | 天体写真(系外銀河)
3月下旬の新月期は何夜も晴れてくれました。
いよいよ月が太くなってきた30日夜も
月が沈む夜半頃には晴れる予報だったので設営して待ちました。
実際は厚い雲で遅くまで月も見えずヤキモキしましたが、
月が沈んだ0時頃には雲が無くなったので、ターゲットを変更して撮影開始。
急遽 撮影対象に選んだのは南中直後の、あの細くて長い系外銀河。

NGC 4565 銀河  (かみのけ座)  
ほぼノートリミング ( 画像は 当ブログ最大サイズで掲載しています )
NGC2403:距離 約3000万~5000万光年 視等級 10.4 視直径 15.9' ×1.9' 渦巻銀河 ( 上方向が北 になります )
撮影DATA : 2020/ 3/ 30 23:59’~  Vixen VC200L(f=1,800mm)
露出 分 × 枚 + 15分 × 枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット2(体験版) ステライメージ7 FlatAide

今回はステラショット2(体験版)をダウンロードして初使用。
ステラショットは旧バージョンから使用しているため
違和感なく使用することができました。
南中前の対象も鏡筒反転なしで導入できる『微動導入』を試そうと思ったのですが、
すでに南中を過ぎていたので今回は検証なし。

長焦点でもフルサイズだと・・ やっぱり 小さい! という事で
今回も 銀河部分をこれまでと同じ拡大率・画素数でトリミング。↓
( 元画像の75% に縮小した画像をトリミング )
銀河を真横から見ているのですが、距離が遠いのに画面からはみ出しそうな大きさ。

この銀河は同じフルサイズカメラと同じ鏡筒にレデューサーを付けて昨年5月にも撮っていました。↓
DATA : 2019 / 5/ 7・8 am VC200L+RedHD(f=1386mm) 3分×6枚+15分×5枚 ISO6400 
LPS-D2 EOS 6D(HKIR改造)
昨年撮影時の記事は → こちら
レデューサーを付けているので 少し広い範囲が写っています。
今回も 色合いが違うのは光害カットフィルタが違うからだと思います。(?)

恒例のおりおんショット(撮影中の空)です。
( 画像クリックで星座名を表示します )
00時25分ころ 30秒 X 6枚コンポジット処理
透明度は2~3(/5段階評価)と撮影メモに書かれてました。
(注)私のファジーな評価基準では”3”は北極星がふつうに見える空の状態
最近は老眼が進み、肉眼での透明度判定に自信がありません。
空の状態を客観的に記録するための おりおんショット でもあります。

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先日は東京にいる孫娘いとちゃんの3歳の誕生日でした。
いつもの年なら出かけて行くのですが
コロナのせいで行くことも 来ることもできず。
でもそこはSNSのおかげで・・
おめでとう! 三元テレビ電話で誕生日パーテー開催

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きりん座 NGC2403(フルサイズだから長焦点)

2020年04月20日 | 天体写真(系外銀河)
今回は先月26日夜 予報通り0時頃から雲が出たため
1タイトルしか撮れなかった きりん座の系外銀河です。

NGC 2403 銀河  (きりん座)  
ほぼノートリミング ( 画像は 当ブログ最大サイズで掲載しています )
NGC2403:距離 800万光年 視等級 8.9 視直径 21.9' ×12.3' 渦巻銀河 ( 上方向が北 になります )
撮影DATA : 2020/ 3/ 26 20:50’~  Vixen VC200L(f=1,800mm)
露出 分 × 枚 + 15分 × 枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7 FlatAide

前回・前々回の銀河に比べればぐっと近いため 見かけは大きいのですが、
実際の質量は私たちの銀河の半分くらいで やや小型の銀河。
外周部は淡くて腕がはっきり確認できません。

長焦点でもフルサイズだと・・ やっぱり 小さい!

そこで今回も銀河部分をアップで。↓
( 元画像の75% に縮小した画像をトリミング )

この銀河は同じ鏡筒とカメラで 昨年撮っていました。↓
DATA : 2019 / 2/ 6・7 am VC200L(f=1800mm) 3分×6枚+15分×5枚 ISO6400 LPS-D2 EOS 6D(HKIR改造)
昨年撮影時の記事は → こちら
鏡筒もVC200Lレデューサーなしで カメラも同じフルサイズ。
それなのにずいぶん色合いが違います。
昨年の画像が緑っぽいのはLPS-D2フィルタのせいだと思います。
LED光害対策用のLPS-D2は蛍光灯の緑輝線をほとんど通すため
LPS-D1フィルタに買いなおしました。

今回も恒例のおりおんショット(撮影中の空)です。
( 画像クリックで星座名を表示します )
22時20分ころ 30秒 X 5枚コンポジット処理
この夜も春の空らしく 透明度2(/5段階評価)でした。
(注)私のファジーな評価基準では”2”は北極星がやっと見える空の状態

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3月に撮影した系外銀河の画像ストックがあと2タイトル。
あまり間を置かずに一気に掲載予定です。
さらに4月になって撮った画像が5タイトルも。(うれしいー)

先日撮ったゼンマイ、さっとゆでて天日干ししたら更にさみしくなりました

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かみのけ座 黒眼銀河M64(フルサイズだから長焦点)

2020年04月18日 | 天体写真(系外銀河)
今回も 新月だった25日夜(正確には日が替わった26日に撮った 春の系外銀河 です。
洋名ではブラックアイ銀河といい 結構 名の売れた銀河です。

黒眼銀河 M64  (かみのけ座)  
( 画像は 当ブログ最大サイズで掲載しています )
M64(NGC4826):距離 1,900万光年 視等級 8.5 視直径 6.8'×3.9' セイファート銀河 ( 上方向が北 になります )
撮影DATA : 2020/ 3/ 26am 00:59’~  Vixen VC200L(f=1,800mm)
露出 分 × 枚 + 15分 × 12枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7 FlatAide

今年は フルサイズカメラで見かけがより小さくなった銀河を少しでもカバーしようと
Vixen VC200L鏡筒にレデューサーなしの長焦点で挑んでいます。
総露光量も以前より増やすようにしました。
ブログ画像も掲載可能な最大サイズにしたことにより、
宇宙の広がりが感じられるようになったのでは?(あくまで個人的な感想です)
それでも・・ やっぱり 小さい!!

そこで今回も銀河部分をアップで。↓
( 元画像の75% に縮小した画像をトリミング )

これも3年前、前回の NGC3184の次に撮っていました。↓
DATA : 2017 / 4/ 24 am VC200L+Red(f=1278mm) 20分×5枚 ISO3200 Cooled60D
3年前撮影時の記事は → こちら
レデユーサーで短焦点化し、カメラもフルサイズではありません。
しかし 一番違うのは露光量。
感度を考慮すると、今回の約1/4の露光時間でしかありません。
それでもその夜の透明度の良さに助けられたようです。

今回も恒例のおりおんショット(撮影中の様子)です。
( 画像クリックで星座名を表示します )
01時40分ころ 30秒 X 6枚コンポジット処理
朝まで透明度2(/5段階評価)と低いままでした。
(注)私のファジーな評価基準では”2”は北極星がやっと見える空の状態

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昨夜も徹夜で撮影できたのですが、
朝少し寝てから山菜のゼンマイ採りに春の山へ。
昨年よりは少し早いのですが、これまでにない暖冬だった事から
やはり遅かったようです。
家を出てから戻るまで2時間のさみしい収穫です

銀河の画像ストックはいっぱいあるけど、次回は
恒例の「ゼンマイを探せ2020」にしようかな?

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