雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

『S字状星雲』 を探せ!

2013年06月03日 | 天体写真(流星群・星野写真)
天の川銀河を撮るため、近くの金谷山スキー場にプチ遠征したのは31日夜。
高度が少し高くなってから撮った2枚の画像処理が終わりましたのでお見せします。

1枚目は焦点距離50mmで『S字状星雲』を写そうと、枚数を多めに撮影。

さそり座からいて座(パイプ星雲付近)  (画像クリックで拡大)
撮影DATA: 2013/05/31 23時00分~ TAMRON f=17~50mmF2.8(f=50mmF4) 露出3分 18枚コンポジット 
 ISO1600 Cooled60D(冷却オフ) LPS-P2FIL TOAST Pro ステライメージ7 他

S字状星雲』は、ただようガスの濃い部分が背景の天の川の星を隠し、シルエットとして見えています。
下の画像は、『S字状星雲』部分のクローズアップですが、上の画像から探して見てください。
(探してもわからなかった人は、この画像をクリックしてください。)

高度が少し上がったため光害カブリの影響が減り、けっこう良い画像が得られました。

2枚目は、「天の川銀河の中心部」方向にあたる、いて座の南に低い部分を狙ったのですが、
気が付いたら横に下弦の月が明るく輝いていました。
結局、月明かりから3分露光5枚で中止しました。
天の川銀河 中心方向  右側が南  (画像クリックで拡大)
撮影DATA: 2013/06/01 00時51分~ TAMRON f=17~50mmF2.8(f=50mmF4) 露出3分 5枚コンポジット 
 ISO1600 Cooled60D(冷却オフ) LPS-P2FIL TOAST Pro ステライメージ7 他

部分拡大画像です。
 
左画像の明るい星雲はおなじみ「M8(干潟星雲)」です。
右画像の右端の赤い星雲は英名「猫の足星雲」ですが、和名は『出目金星雲』で見た目通り。


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忘れてました!
前回 「近づいて来る怪しげな車、それも2回も」、の話。
真っ暗闇の深夜の駐車場にたった一台、怪しいと思って確認に来た警察の車両でした。
不逞の輩で無くて良かった。(車両のライトからカメラを守るのが大変だったけど・・・)


雲上くもがみ
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