雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

冬の名残のオリオン再処理2枚

2014年03月10日 | 天体写真(星雲・星団)
新フラット処理が小気味いいほど決まっています。
晴れがほとんどないので、前に撮った画像の再処理を行っているのですが、
かげりやゴミの影が消えただけでなく、背景が平坦になる事により
強い画像処理に耐えるようになりました。
わたしは画像処理の最期にcanonDPPで、ホワイトバランス、彩度調整などを行っています。
たとえばこんな具合。
これまでは彩度を上げると背景が変に色づいたりしたのですが、それが無くなりました。
今回はオリオン大星雲を、わたしのお気に入りの写真集『FAR OUT』の色合いに近づけてみました。
以前の画像と撮影DATAは を参照ねがいます。

おまけで、昨年11月に撮った「燃える木と馬頭星雲」の再処理画像です。
総露光時間1時間ならこんなもんでしょう。
以前の画像と撮影DATAは を参照。

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最近オートガイドの歩留りが向上しています。
鏡筒”たが締め”による補強の効果があったのか、検証中です。
(次回の記事で検証結果を報告予定です。)

雲上くもがみ
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2 コメント

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Unknown (やまねももんが)
2014-03-10 06:06:52
おはようございます。

画像処理で引っかかっていた部分が解決した時の嬉しさ、よく分かりますよ。
今回のも、元画像が同じとはとても思えませんね。
私も曇り空を直接撮って、フラットフレームに使う実験をしています。
なかなか良い感触を得ていますよ。
返信する
雪国の空も役に立つ? (雲上(くもがみ))
2014-03-10 10:04:59
やまねももんがさん こんにちは。
以前から簡易フラット(スーパーの袋を筒先に)はやっていたのですが、
うまくいかずにあきらめていました。
筒先では無く、直接冬のどんよりとした曇り空を撮ったのが
成功した要因だと思います。(昼ではシャッターが早くなりすぎるため夜に取得。)
合わない周辺減光補正やFlatAideにたよっていたのがうそのよう。・・・テレビCMみたい(笑)
毎回取得では無く、使い回しでも有効なのがうれしいです。


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