
現代の世界の経済活動は国単位ではなく、
約40ほどの「メガ地域」で行われていると
先日ブログでご報告しました。
それを裏付ける記事が
12月6日(火)の朝日新聞に掲載されていました。
1面にあったのは、
「もう国はいらない ベルギー」という記事です。
ベルギー北部はオランダ語圏で産業が発達しています。
この地域は、国境を越えてオランダやドイツ、フランスの一部と
一体となった「メガ地域」の一つです。

記事によると、北部の住民は自分たちの税金が
経済的に劣る南部に使われることが不満だそうです。
昔からフランス語圏の南部とは対立してきました。
ベルギーでは、教育や経済は、
言語・地域別にある5つの自治政府が担っています。
欧州連合(EU)という超国家の枠組みと
自治政府さえあれば「国」がなくても困らないと
人々は信じているそうです。
ベルギーという国が「そのうち自然に蒸発する」
と考えている人もいるようです。
同日の朝日新聞3面では、
「カオスの深淵 欧州発の危機」という記事の中に、
「薄れる国境 踏み出す市民」という見出しがありました。
チェコの医大生や若手の医師が、
給与が3~4倍も良いドイツへ引き抜かれています。
しかしドイツでも、労働条件のいい
オランダやイギリスに医師を引き抜かれています。
チェコの医大生は、ドイツ行きを目指して
語学学校に通っているそうです。
医大生にとっては、卒業試験と同じくらい大切とのことです。
朝日新聞の記事はここまでです。
労働環境について、広く考えて見ましょう。
少し前までのアメリカでは、
MBA(経営学修士)や公認会計士の資格が
エリートへのパスポートでした。
しかし、
MBAや公認会計士の仕事は、
わずか100ドル程度の法律ソフトや、会計ソフトに
取って代わられたのです。
ITのプログラミングや、心臓の外科手術でさえも
優秀なインドの知的労働者が、安い賃金で代行します。
アメリカ人は心臓手術でさえインドまで出かけます。
こういった経済環境の中で、日本は、日本人は
どういった能力を身につけ、活路を開いていったらよいのでしょうか。
------------------------------------
(能力と活路についてのブログ)
「これからの日本に必要なことは何ですか」
「あなたにしかできないこと」
約40ほどの「メガ地域」で行われていると
先日ブログでご報告しました。
それを裏付ける記事が
12月6日(火)の朝日新聞に掲載されていました。
1面にあったのは、
「もう国はいらない ベルギー」という記事です。
ベルギー北部はオランダ語圏で産業が発達しています。
この地域は、国境を越えてオランダやドイツ、フランスの一部と
一体となった「メガ地域」の一つです。

記事によると、北部の住民は自分たちの税金が
経済的に劣る南部に使われることが不満だそうです。
昔からフランス語圏の南部とは対立してきました。
ベルギーでは、教育や経済は、
言語・地域別にある5つの自治政府が担っています。
欧州連合(EU)という超国家の枠組みと
自治政府さえあれば「国」がなくても困らないと
人々は信じているそうです。
ベルギーという国が「そのうち自然に蒸発する」
と考えている人もいるようです。
同日の朝日新聞3面では、
「カオスの深淵 欧州発の危機」という記事の中に、
「薄れる国境 踏み出す市民」という見出しがありました。
チェコの医大生や若手の医師が、
給与が3~4倍も良いドイツへ引き抜かれています。
しかしドイツでも、労働条件のいい
オランダやイギリスに医師を引き抜かれています。
チェコの医大生は、ドイツ行きを目指して
語学学校に通っているそうです。
医大生にとっては、卒業試験と同じくらい大切とのことです。
朝日新聞の記事はここまでです。
労働環境について、広く考えて見ましょう。
少し前までのアメリカでは、
MBA(経営学修士)や公認会計士の資格が
エリートへのパスポートでした。
しかし、
MBAや公認会計士の仕事は、
わずか100ドル程度の法律ソフトや、会計ソフトに
取って代わられたのです。
ITのプログラミングや、心臓の外科手術でさえも
優秀なインドの知的労働者が、安い賃金で代行します。
アメリカ人は心臓手術でさえインドまで出かけます。
こういった経済環境の中で、日本は、日本人は
どういった能力を身につけ、活路を開いていったらよいのでしょうか。
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「あなたにしかできないこと」