KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

がんと闘う人と、家族の気持ち

2021-08-01 20:52:34 | 健康・病気
 書くべきかどうか迷いましたが、気持ちを整理する上で、下手でも書くことにしました。今回は、ぼくの父の話です。

先週から、父はがん手術のため、入院をしています。
何年も前から、頻尿だった父。夜中も数十分おきにトイレのために起きる生活を続けていましたが、今回、膀胱がんを診断されました。
その何年か前にも、泌尿器系のがん手術を行いましたが、このときは、2,3日で退院しました。
事前にCTスキャンで診療や投薬を続け、他の臓器への転移がみられなかったこと、新型コロナについてもPCR検査で陰性の結果も出ており、さらにワクチン2回目接種も終えていることから、今回、膀胱がんおよび前立腺の全摘出、回腸の一部を切断し、新しい尿路として体外の人工膀胱へ排出する、尿路ストーマの造設を行いました。
手術当日は、ぼくもさすがに仕事を休み、病院の手術室そばにある待合室で待機。ですが自分は朝母を病院へ送ったあと一旦自宅に帰宅し、午後にふたたび病院へ向かい、待機室の母と合流。
手術はその後2時間、計6時間を要したものの、無事に終わった。
主治医から、手術の説明を受けた後、実際に摘出した膀胱とそこに張り付いたがん細胞を見せていただいた。なんとも言えぬ複雑な心境・・・。
現在は順調に回復に向かっていると(母から)聞く。今朝も病院の父から電話がかかってくる。
しばらくは、歩行の訓練と、ストーマ袋交換、介助(これは母だが)の練習を行い、3週間ほどで退院の予定だ。

40代後半~50代にさしかかるこの年齢になって、時折耳にする、仲間からの身内の病気や介護の話を聞くたび、うちは両親とも元気だから(先の話もありましたが)そんなことはまだ先の話だろうと思った自分が、急に恥ずかしくなった。

最後に、この話を書こうと思ったきっかけを書く。
昨日、弟から、あるラジオ番組を紹介された。TBS(ABC)ラジオ「Changeの瞬間(とき)~がんサバイバーストーリー」という15分番組で、たまたまその日の放送では、フリーアナウンサーの小倉智昭氏が出演され、父と同様に膀胱がんの全摘出と尿路ストーマ設置の手術を行ったときのお話をされたという。早速母と2人で、radikoで聴いた。
まだよく分からない、手術を受ける人の気持ちがほんのわずかばかりではあるが感じたと思っている。ただ、肝心の手術時やその後の話は次回以降のようだ。
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