KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

昨日の午後から今まで

2011-01-30 22:29:36 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日は実家近くまで戻って、小田急5000型を撮影。けど結局実家に立ち寄らず列車が行ったあと、あちこち寄り道して帰宅・・・というのが前回のはなし。

 帰ってきてからしばらくすると、誰かがドアホンを鳴らした。でてみると、「大家さんに頼まれて、火災報知器を取り付けに来た」工務店の方だった。しかし、「この警報機を自分で取り付けてもらえませんか?」とのこと。そんなに難しい作業ではないなと思ったので、とりあえず了解した。ふとみたら、隣の家でさっきの人が作業をしていた。時間的に間に合わなかったので任せちゃってるのでは?なんてちょっと勘ぐってみたが、それより、住んでいるアパートに火災報知器が付いていなかったことに今更ながら気が付いた。とりあえず言われた場所に設置し、テストも行った。

 その深夜、サッカーアジア杯の決勝戦、日本-オーストラリア戦を観る。さすがにザック監督率いる日本チームが決勝まで勝ち進んだとなれば観なきゃなという気持ちはあったが、朝が早かったのでとにかく眠かった。なので、フトンに潜り込みながら、放送をPSPのワンセグで視聴した。前半までまったく動き無し。後半のハーフタイムで長いCMがあるなと思っていたら、いつのまにかうとうとしていたらしい。気が付いたら、TVはサッカーの雰囲気はまるでなく、落語を流していた。しまった!あわてて時計をみたら3時半・・・。結果も分からず、そのままもう一度眠る。

 日本が勝ち、優勝したことを知ったのは目覚めてから。時計見たら10時半・・・我ながらよく眠ったものだ。

 最近、日曜は特に用がないときは、なるべく休養に徹し、外出も買い出しなど最小限にとどめるようにしている。そうなると時間も結構あるもので、新書を少し読んだ。塩野七生「日本人へ~リーダー編」というやつで、「なぜリスクをとるリーダーがいないのか」という本のキャッチコピーにめずらしく惹かれ、つい買ってしまった1冊だ。毎朝観る、政治関連のニュースにイライラしていた、というのも惹かれた理由のひとつだ。

 今この時期もっとも大事な、予算や法案について議論しようとせず、政権争いや支持率や解散総選挙と、ようするに政治スタイルにばかり拘っているようにしか思えない、与党も野党も。そんなイライラや疑問を、1章あたり5~6ページ程度でと短く、イタリア・ローマ帝国の歴史と、今の日本を比較し、快刀乱麻に論じている。もっとも、今の日本といっても、まだ小泉政権(第2期目)&イラク戦争の頃なのだが。

 政権交代だとか、政治主導などといって世の中ひっくり返ったなんていうけれど、一体全体、何が変わったのだろうか?この本を読んで、あぁ通用するナァ、と思えるのは、政権交代も政治主導も、人が変わっただけでけっきょく何も変わってませ~ん、ということなのだろうか?

今のところ、全体の1/3読んだところ。このボリュームなら、電車内でも読めそうかな?

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懲りずに鉄分補給、しかも2題

2011-01-29 18:36:07 | Railway&RailwayModels

 「小田急5000型10両さよなら」なる列車の撮影をしてきました。

Img_64481_2

どこで撮るか、結構悩んだのですが・・・。駅のホーム端では危ないし、沿線でも、日当たりがよかったり写真写りの良さそうな場所はすでに自分より熱心なファン達で埋め尽くされていたり。

で、選んだのは、歩道橋の上。しかもここ、自分が中学の時毎日使っていた、すなわち通学路だった場所。

 現場へ着いて、どの位置で撮ろうか考えていたら、おなじ目的らしい若者が来て、「下の場所(で撮影しても)いいですか?」とたずねてきたので、快く承諾した。聞くと彼は、20歳の、写真を勉強している学生さんだそう。目的の列車がくるまで時間があったので、ちょっと談笑。初対面で名前も知らない者と何気なく(マニアックな)話ができるのも趣味だからこそか?次々やってくる列車を写真に収めながらリハを重ねていく。

Mvi_6701avi_000000033

 踏切が鳴って、反対側からロマンスカーがやってきたので、ちょっと油断していたら、通過の最中にその目的の列車がやってきた。ぼくも彼も慌ててカメラを向ける。とはいうものの、ぼくはデジカメの動画モードで撮影。

Mvi_6703avi_000002633

列車が通過するまで無言のままじっと液晶越しに「5000型」10両編成列車を見送る。ちょっと不意打ちな感じで、学生さんは残念そうだ。明日も来ます、とぼくにリベンジを誓って別れた。

その後、唐木田へ向かう。さよなら列車の終着で、撮影会も予定されているので。とはいえ、参加できるのは列車に乗れた方だけなので、しかたなく車庫の敷地外から撮影。規制はされていたが、こんな感じで1枚。

Img_67091

反対側へ回ってもう1枚。

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女子校が近くにあるらしく、駅に戻る途中で女子高生達のこんな会話がきこえてきた。

女子学生A「何の騒ぎかしら」

女子学生B「あの電車(5000型)がなくなっちゃうんだって、だから集まってるのよ」

女子学生C「かわいらしい顔ね」

A「でもよく知ってるわね」

B「私、中吊りとか広告とかよく見るから」

・・・帰りに多摩センターで、こんなポスターを見た。

Img_67271

次のターゲットはまちがいなくコイツだな・・・。

それともう1件。ニュースにもなったみたいですが、C61にいよいよ火が入ったようですね(「編集長敬白」より)。予定どおりなら、春以降に本格的に運転を開始する。

引退で寂しい思いをすることもあれば、復活間近で、楽しみなのもある。だから鉄道趣味はやめられないのかもしれない。

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つい[10]や[12]を押してしまうはなし

2011-01-28 01:50:45 | デジタル・インターネット

 今はさすがに慣れましたけど、地上デジタル放送の環境に切り替わってからしばらくの間、TVリモコンのチャンネルボタンを押し間違えることが多々ありましたKouChanです。

以下、これは関東圏、しかも神奈川東部でのはなしです・・・。

地上アナログ放送とデジタル放送で、一部の局がチャンネル番号を変えている。具体的に言えば、

・テレビ朝日 10(アナログ) → 5(デジタル)

・テレビ東京 12(アナログ) → 7(デジタル)

頭では分かっていても、クセでどうしても「10」や「12」を押してしまう。TV画面が切り替わらなかったり、「放送○学」になったり・・・。余談だけど、テレビ東京って、昔は「東京12チャンネル」だったのよね。

でももっとスゴイのが、UHFのTVK(テレビ神奈川)。アナログ時代は42チャンネルだったのが、今は「3」で映る。この局だけは、以前から地上デジタルで受信できたんだけどね。

余談だけど、3チャンネルというと、今もなぜか教育テレビを思い出す。これは小学生時代の担任だったK先生の影響かもしれないな。教育テレビしか家で見ていないらしく、自称「3チャンのカトー」なんて言ってたくらいだから(でもホントかどうかは今も不明です)。でもその教育テレビも今は「2」を押すと映る。

さらに余談で、2チャンネルというと、昔はゲームやビデオ鑑賞の時に合わせてたのだが、今となっては、某巨大掲示板を連想させられるから、時代はずいぶん変わってしまったんだナァ、と柄にもないことを言ってみたりする。

そういえば、昔のチャンネルをガチャガチャ回すTVでは、UHFをみるときや昔のビデオゲームで遊ぶとき、「U」に合わせていたような・・・覚えている方います??

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少し先のはなしですが

2011-01-25 23:12:20 | 日記・エッセイ・コラム

 日々のできごとを書いても面白くなりそうもないので、今回は予告をかねたこんなはなし。

 2005年5月からスタートしたこの「KCF的徒然草」、もうすぐ1000回目を迎えます・・・といっても、今のペースじゃ3~4月頃になりそうですけどね(本投稿が965回目)。

 でして、今、このブログのタイトルだけをデータベース化する作業をこっそりやっています。あぁ、ここで書いちゃったらもはやこっそりでも何でもないか。

 1000回も書いているので、これはちょっとした歴史だ、と思うことがある。第1回の「テストをかねて」という試験投稿から読み返しながらデータベース作っているのですが、開始当初は三島に家があって、都内の下町に事業場があったので、そこに出向してたんだよね。独身寮を間借りしていたので、仕事場と寮と往復し、休みの前に新幹線で自宅に帰ってたんだよね。なつかしいなぁ、な~んてついつい読み耽ると、いつの間にか手が止まっちゃってたり。リストが完成したら、何らかの形で発表しようかなとは考えてます。

さて、この投稿したら、風呂入って、その後久々にちょっとサイトいじりでもしようかね。

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うまいもの大会のこと

2011-01-23 22:04:41 | 食・レシピ

 昨日のことですが、新宿・京王百貨店での「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」なるイベントに初めていってきました。

 京王百貨店による駅弁イベントはニュースにもなるほど有名なのですが、行ったことがなく・・・。たまたま新宿へ出たついでに、百貨店の7階へ。するとすでに大盛況で熱気ムンムン。混雑をかき分けかきわけ、まずはひととおりブースを見て回る。駅弁も買って夕食にと思っていたのだが、訪れた時刻は午後3時、食べるには早いかなと思い、しばらくリュックの中に入れても大丈夫そう(!?)な、つぎの3品を購入しました。

駅弁では、広告の一面にも出てた、一ノ関駅の「前沢牛ローストビーフ肉巻にぎり寿司」

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パッケージ(上)と、その中身(下)。フタにワサビがついちゃったのはご愛敬、ということで、

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そして、小淵沢駅の「甲州かつサンド」。

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以前、D51追っかけて小淵沢まで来たときは予約販売のみだったので、今回そのリベンジを見事はたした形となった。こちらは間食として。

 それと、うまいもの代表は、築地丸武の「江戸前玉子焼」。かの超有名TV演出家が実家というお店です。

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これがまたデカイのなんの。

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あと、1杯200円だったので、会場で飲んだぶどうジュースも良かったです~。

 どれも夕飯までにおいしくいただきました。玉子焼きはまだ明日の朝の分まで残っているけどね。

駅弁大会は25日(火)まであるので、まだ行ってなくて興味ある方はおはやめに。 

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ゴールドポイントカードとわたし

2011-01-22 21:16:05 | 通販・買い物

 昨年末、ヨドバシカメラにてTVを買い替えたことは書いたが、支払いでカードを使おうとしたとき、それまでていね~いに案内してくれた店員さんから、「せっかくなのでゴールドポイントカードを換えませんか?」と誘われた。

 ポイントがこれまでより3%余計に加算されるというので、長年つかってきたカードを新しく更新することにした。受付カウンターでそれまで使っていたカードをみせると、案内嬢から「なつかし~い、これ、初代のものですね」といわれ、ちょっと照れた。

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 ぼくがこのカードをはじめて手にしたのは、高校生の時にソニーのウォークマンを買ったとき。場所は、西口の本店でなく、今はもうない東口店か大ガード店のどっちかだと思う。というのは、本店でなかったのは間違いないから。

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裏面には、その、いまはなき店名も・・・。長い間サイフに入れてたので、相当ボロボロに。でも折れたり割れたりはしなかった。

それから二十年弱、買い物のつど「換えませんか」と言われ続けて断ってきたのだが、その心もついに折れ、新しく、クレジット機能を追加したものになった。届くのに3週間近くは待たされた。

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けど、使い方としてはこれまでと同じだと思うけどね。

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で、今日、店でポイントを纏めてもらい、それによりこの初代カードとは永久の別れに。

長い間、おつかれさまでした。

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長寿番組の終了に思うこと

2011-01-19 21:45:02 | テレビ番組

 「ズームインSUPER」と、「関口宏の東京フレンドパークII」が、3月いっぱいで終わるそうだ。

 「ズームイン・・・」は、その前番組「ズームイン朝」から毎朝よほどのことがない限り観ていた。昔はホントに地方の中継が多く、全国のネットワークをいかした番組づくりがとても良かったと思う。「NSヘッドライン」「プロ野球入れコミ情報」「31分31秒」では地方局同士の連携コーナーがひじょうによく、毎朝楽しく観ていた。インターネットの影も形もない時代だからこそ、地方というものに目を向けられる機会だったのかもと、今振り返って思う。

 今も毎朝、「ズームイン」を観てるには観てるけど、当時に比べるとやっぱり面白くない。地方局同士のネットワークもほとんどなくなったので、ニュース&天気を見終わるとチャンネルを回してしまう。芸能人のだれがどーしたこうしたというエンタメ情報なんて観たいと思わないし。「朝ズバ」か「めざまし」か「やじうま」か、たまには「おはよう・・・」もあるのだが、でも最後はだいたい「sakusaku」にいきついたり(それもエンタメじゃん、というツッコミはなしよ)。

 月曜の夜は、小学生のころから「100人に聞きました」でした。アンケート調査をクイズ形式にしたというのも面白いし、家族5人が1チームというのも親しみがあるし、なにより「あるあるある~」というかけ声は有名でしたね。塾に行き出すようになってからはなかなか観る機会が減り、あるときいきなり番組が変わっていたのにはショックを隠せなかった。

 で、そのあと 「・・・フレンドパークII(筆者注:その間にいくつか番組があったと思う)」は、学生~社会人になり立ての頃一番観ていた。アミューズメントゲームが人気を盛り返した頃で、エアホッケーは当時どこのゲーセンにもあったし、あるとき「ワイプアウト」の大きなセットを模したゲームがあったので、遊んだこともある。

 少し脱線したので軌道修正。今もそうかは分からないが、出演者が全てのアトラクションをクリアすると流れるBGMが「極上パロディウス!」のオープニングだったのもたまにしか味わえない楽しみでもあった。

 どちらも形を変えながら長い間、続いてきた番組だったが、形を変えていくうちに番組が本来もっていた面白さが少しずつ削られ、最後は出演者もセットも豪華だけどなんだかいまいち、なんていうバラエティー番組にありがちな末路を辿ってしまったような気がする。

・・・む、何だか今日はずっと空回りだぁ。きょうの日記にもそんな影響が。あきらめて早く寝ようかしらね。

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父ちゃん、伊達って人からランドセル貰ったよ!

2011-01-16 20:16:26 | ニュース

 「タイガーマスク」の主人公、伊達直人の名をかりて、全国の児童施設にランドセルなどの贈り物を届ける行為が全国に広がり、いまや一大ブームにまでなったことについてぼくなりに考えてみた。

 贈られた児童施設からは感謝の声が、そしてそのニュースの影響で、さらにふえる贈り物。送り主も伊達直人だけでなく、様々なアニメやドラマのキャラクターにまで拡大し、「いい話題」として日本の経済状況とは逆のスパイラルをたどっている。

 送る人の気持ちって、どんなだろうかね。純粋に人助けしたい、子供の役に立ちたい、と思う人もいれば、それとは違う動機を持つ人もおそらくいるだろう。中には、あきらかにブームに便乗したと思われる人もいるようで、横浜のある児童施設には、なぜかボクシンググローブが届けられたというのを、ラジオのニュースで聞いた。直接こども達の役にたちそうもないと、施設は結局、拾得物として交番に届け出たそうだ。

 ぼくも一肌脱いでランドセルを・・・というつもりは残念ですがまったくありません。そこまでの経済的余裕はないし、そこまでの慈善活動をしようというつもりもない。

ぼくはこう思う。

 TVのニュースやドキュメント番組をみると、景気悪化や格差社会、超高齢社会に児童虐待、といった、暗く重たいテーマばかり。最近はミドルクライシスという、30代(ぼくらの世代ですね)が生きていくための苦悩を描いたドキュメントまである。そんな話題に取り上げられる人達を連日TVで目の当たりにしていて、彼らと自分をついつい比べてしまう。

 同じ人間なのにどこが違うの、とか、自分は今でこそ普通に仕事して稼げて、それなりに生活も充実しているけれど、それだけでいいのか?もしかどこかで想像しがたい悲劇が繰り広げられているのかも・・・?そんな境遇の人達に思いを巡らすうち、何不自由なく普通に生きていることが恥ずかしいとか、後ろめたいと感じるようになる。

 彼らを助けてあげたい。だけど、方法も分からないし、ひとりでは何もできないし、そもそもきっかけが掴めない・・・おそらく普段からこう思っていたのだろうと思う。

 そんなモヤモヤした気持ちに突如登場した「タイガーマスク=伊達直人」は、それを一気に解決できる最適なテーマだったのかもしれない。ある評論家が今回の現象を、「日本人の「照れ」文化の象徴」などと評していたが、ぼくは「照れ」よりは「恥じらい」の文化だと思っている。普通に生きていることに、余計な後ろめたさを感じるから、何かしてあげたいという思いが芽生えてくるのかもしれない。

 その手段として、伊達直人の行動にあやかって、ランドセルや文房具などを児童施設などに届けるのだが、もちろん自分の功績とはならない。誰にも言えないし、言えるわけがない。届けた先でどう使われているのかを想像するだけで満足なのだ。

 これを上手く簡潔な言葉に表現することはぼくのボキャブラリーでは非常に難しいので結構長文になってしまった。

 ただこのコラムによって、せっかく広がった「善意の輪」なるものに水を差すつもりは毛頭ない。でも普通に生きていることを、ムリして恥ずかしいなどと思わなくていいんだ。「人のために」とは、何も、高価なランドセルをいくつも買って贈ることではなく、いつでもどこでも、だれにでもできることだと思うから。

ということで、相変わらず中途半端な「KouChanの主張」はひとまずこれにて。

参考にしたニュース記事

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20110112dde041040056000c.html

 ところで、今回のタイトルは、「着信御礼!ケータイ大喜利」にて紹介された、「巨人の星」星飛雄馬のセリフ回答から。コーナーが終わった後で、実際に回答を読み上げた声優・古谷徹さんが「飛雄馬って世間知らずなんですね」と評していたのがなかなか面白かったので。

※ブログ内容を一部修正しました。

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東京まちあるきその2~山愚痴的東京をあるく

2011-01-15 00:35:48 | アート・文化

 多忙、というよりは早出出勤(5時半に家を出る)が多く、寝る時間を確保するためにブログをちょいとばかりサボってしまいましたが、前回のつづき。

 都電で三ノ輪まで出て、地下鉄に乗り換えて銀座へ。三越で開催していた「山口晃展  東京旅ノ介」(既に開催終了)の原画展覧会にいってきた。

 最初はあまり興味がなかったのだけど、マイミクさんの間でチョットした話題になっていたようで、それならばと思ってフタを開けたら・・・コレがまたセンスいい!それでいて緻密なのだから、ついつい近くに寄って凝視してしまうのだ。

 普段はモノトーンで平凡とさえ思われる東京の町並みが、山口氏の想像力にかかると、なんとも言い難いワンダーランドに早変わり。作品の写真撮影は当然厳禁なので、土産として買った絵葉書やクリアファイル等に描かれたものをちょっと紹介しようと思う。

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こちらは、「六本木昼図(ヒルズ)」。全体的に「千と千尋の・・・」の世界にも近いような。

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その端に描かれた、「露電」。実物大模型(?)も展示されていたが、写真なし・・・。

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展示品には無かったと思うが、「傘かしげ」「こぶし腰浮かせ」。これはかつて車内マナー広告にも使われたことがあるので見覚えある方は多いのでは。

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電信柱にも造詣があるのか、こんな電信柱があったらだれでも見上げることだろう。

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 東京の町並みだけでなく、戦国時代もの、戦記物も多い。これは、たまたま今読んでいる小説「坂の上の雲」にも出てくる「二十八サンチ砲」。

 今回のタイトル「東京まちあるき」は、こちらの回の意味合いが強い。現代の世界に昔のイメージをごちゃ混ぜにし(逆もしかり)、それがまたうまく調和しているから面白い。実際あってもおかしくないし、もしもこんな東京だったら毎日でも歩きたくなるなぁ。

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東京まちあるきその1~都電7500を追って

2011-01-10 20:25:34 | まち歩き

 予告どおり早起きできたので、何年かぶりに板橋区の大山へいきました。

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久しぶりに歩く、大山ハッピーロード。

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かつての模型の聖地は、保育施設になっていた。踏切らしきオブジェも残ってはいた。

しかし目的はここではなく、その先にある板橋交通公園の、

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この都電。

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あるときネットサーフィンしていて、かなり荒廃が進んでいたように見え、心配になったので、場所を調べて訪ねるのが目的でした。

来てみると、緑のジャンパー着たオジサンがニコニコとこちらを見ている。掃除用具をもっていたので管理されている方だとすぐに分かった。見学させてくださいというと、やっぱりニコニコと応じてくださった。

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はじめはバスから見学。

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車内の部品はいくつかなくなってはいるものの、状態は思ったほど悪くなっていない様子。木造の床もワックスがけしているのだとか。

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続けて、都電7500型を見学。外観は塗り直されていることもあってキレイに見える。

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一部壊れたりして無くなっているものの、運転席のマスコンもちゃんと回せたし、スイッチ類も固かったけどちゃんと動く。

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その様子を見たオジサン、こんな事を仰ってた。

 本当は電車もバスも、もっとキレイにしてあげたい、都電も本来とは違う色だし、系統板も、ちゃんとしたモノをつけてあげたい。しかし備品は傷ついたり無くなったり、車体の傷みは都度補修したり塗り重ねたりを繰り返して何とか凌いでいるのが現状。(区の?)予算もままならいので、これが精一杯。でもこの交通公園に訪れるこどものために、いつまでも残してあげたいんだ・・・。終始ニコニコとされていたが、実のところ壮絶な話だと思う。本当に頭の下がる思いがした。

そういう言葉の横から、きょうもこの電車とバスに会いに、こども達がやってきて、さっきのマスコンをくるくる回して遊んでいた。これから午後になって暖かくなったら、もっとふえるという。

その後、予定をチョット変え、池袋~大塚~荒川車庫へ。

で、こんどは同じように保管されている、都電思い出館の7504号を見に行く。

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 そして、車庫の裏手からも1枚。

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 7500型更新車タイプは、新車投入と入れ替わりにすでに休車となっていた。しかも2両。彼らに第二の職場がもしなければ、このまま生涯を終え、解体の道を辿ることに・・・?

 都電を擬人化するのはぼくはいささか疑問視するのだが、こんな事を考えた。

 比較的早くに役目を終え、大事にされ、守られながら余生を静かに送れる者がいれば、こんなふうに車庫の脇で休車扱いされる者がいる。もしかれの心の声を聴くことができれば・・・。

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 長いながい間せっせと現役はたらき、それこそ昨日まで大事に手入れされてたのに、新人(新車)入社を機に、突然お役ご免になった電車の心の声はこんな感じか?

『何だよ、俺はまだまだ使えるぞ、ぶっ壊されるなんてとんでもない!』と思っているのか、それとも、ようやく代替わりが現れたので、『自分の役目はもう終わったと思う、ようやく楽になれた』とだけぽつりといい、ひっそりと最期の時を待っているのか・・・。

 電車の使い道なんて、使用者の一意的な判断により決められることなので、自身ではどうすることもできないという無常さ、はかなさ、潔さが、今を生きるぼくらにも相通じるところを感じるような・・・。

 なんのこっちゃ、と思うかもしれないが、板橋から突然荒川に行きたくなったのはこんな思いが不意に沸き上がり、同じ仲間の現状をみておこうと思ったので。

タイトルにその1とあるということは、この後つづきがあるわけでして、それは次回。

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