KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

交通公園をめぐる パート2

2014-04-30 22:54:43 | まち歩き

 前回の続き です。

 そもそも、前回書いた通り、交通公園という存在を知らなかったので、本物の交通さながらに遊びながら、自転車やミニカーを運転できる施設があることに、子供のころは驚いたものだ。そういうのは交通博物館とかくらいしかない、と思っていたもので。

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 でも公園というのだから、所詮子供の遊び場だろうとたかをくくっていたのだが、いざ行ってみれば、ちゃんとした教育の場になっている(中にはちょっと残念に思うところもあるけれど・・・?)。

交差点は小さいながらも実物さながら、もちろん中央線や停止線、横断歩道も完備。

(板橋交通公園 以下I)

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(東品川公園 以下S)

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(萩中児童交通公園 以下H)

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道路で見る標識もしっかり備わっている(H)。

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信号も本物同様に動作する(H)。

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中には本物の信号機を活用しているところも(S)。

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そしてなにより、子供に範を示す大人が、これを守れなくちゃね・・・(H)。

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遊びながら、自転車の練習しながらひとりでに交通ルールを学べるってのがいいね(I)。

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この点が、大人になってからの自動車教習(所)と決定的に違う点かもしれない。学生時代に教習所通ってたけど、けっこう叱られたからなぁ・・・。でもそのおかげで今までなんとか無事故で通せてきたんだけども。

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交通公園をめぐる パート1

2014-04-29 16:07:59 | まち歩き

ぼくが子どものころは、こういう施設が近くになかった。使われなくなった乗り物が保存されている公園がある、ということは知っていたけれど、ほとんど行かなかった。

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 交通公園のいいところは、「遊びながら社会のルールを学べる」ことだと思っている。学校で授業受けるだけではなかなか身に付かないことも、遊びを通して体験できることはうらやましいことだと思う。

似たようなもので、「自動車教習所」というのがあるが、対象が全然違う。

交通公園のことは、次回書くことにして、今回は、その公園に保存されている機関車電車その他、遊戯物と化した乗り物を見て回ってきた、その報告をば。以下(1)から(4)の順に回ってきました。

 

(1)城北公園(東京都板橋区)

都営三田線の蓮根駅から歩いて5分ほど、団地を通り抜けたところにある。

こちらには、東武鉄道のコッペルと

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D51および都営バスが保存。月曜日で施錠されていたため、柵の外から撮影。

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今回は、このコッペルを見に行くのが目的だった。(よってそれ以降は全部オマケ・・・?)理由は・・・模型やってる人ならだいたい察しはつくと思いますが。

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線路が数メートル伸びているが、ちょっとでも走らせようと当時は考えてたのだろうか?

 

(2)板橋(交通)公園(東京都板橋区)

東武東上線の大山駅(!)降りて、ハッピーロードの商店街を抜け、国道を横断して少し歩いたところにある。

こちらは都電7500型と、都バスが1台。

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こちらも施錠されてたので、柵外から撮影。

(1)(2)は、過去1度ずつ訪れたことがあるが、特に(2)では、屋根がなく雨ざらしのせいか、以前より状態が悪くなっているように見える。

 

(3)東品川公園(東京都品川区)

こんどは一気に南下して、京急本線の「新馬場」で下車。

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歩いて10分足らずのところにある。

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ここには、ピッツバーグ製の蒸気機関車7号が保存。

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どこかで見たことある社紋からわかるように、元西武鉄道に在籍していた。

 

(4)萩中児童公園(東京都大田区)

京急空港線の大鳥居駅からこれもあるいて数分(約300メートル)のところにある。

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これまでの公園よりも大きく、また最近整備されたようで非常にきれいな印象を持った。

こちらには、東武鉄道の34号機ピーコックと、都電7000型、とこんなものまで。

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他に、消防車、トラックがあり、それぞれ、交通安全の教材として一役買っている様子。

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トラックの前に自転車乗った少年のボードが。運転手の死角になりやすい場所だということを伝えている。

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でもモーターボートは、保存されている意図がよくわからない・・・?

次回につづく。

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羽を伸ばす計画

2014-04-25 23:32:55 | 日記・エッセイ・コラム

明日からちょっと多めの休みに入ります。

待ちに待った、と思う反面、何をして過ごそうかと思うわけで。

あれこれやりたいことああるけど、今年は旅行の予定もないし、最近ちょっと疲れ気味なので、のんびり過ごすのもいいかもな?

 

でも、日帰りできる距離だったら、遠出もありうるかな?思いつきと天気次第だけどさ。

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わたしはカモメ、ゆりかもめ~

2014-04-22 23:12:17 | Railway&RailwayModels

この間買った、RMMの最新号読んでて、初めて気が付いた。

「ゆりかもめ」って、実は微妙に違っていたことに。

さすがにニュースにもなった、この新型はすぐ見分けがつくけれど、

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それ以外は、どれもおんなじじゃないのかと思っていたわけでして。外からなかなか見えないし、鉄道というよりはレインボーブリッジ渡ってお台場やビックサイトに行くための「移動物体」という意識が強かったので(ファンの方、すみませんっ!!)

 

そんなわけで、本格的に(ちょっとだけ)、ホームのガラス越しにやってくる列車を撮ってみました。場所は汐留駅。

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オーソドックスな初期型。全部この形だと思っていたところ、 

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正面の意匠が違うのもある。ちなみに、フジミから最近Nゲージサイズで模型化されたのはこのタイプ。

他にもあるらしいけど、この日撮れたのはこれだけ。にしても、この日の汐留は寒かったなぁ・・・。

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黄色い京急の”ウワサ”

2014-04-20 18:25:32 | Railway&RailwayModels

 いま、ネットでささやかれている「黄色い京急電車」(!?)を求め、きのうの通院後、神奈川新町へ出てみました。

走ってくる列車を待ってればそのうち来るかと思ってたのですが、

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結果としては出会えず、公式発表にもなく、真贋もわからず終了。

でもあとでこのサイトで記事読んだら、現在まだ工場にいるとのこと。とすれば、出てきたその時再チャレンジだな。

 

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とはいえ、新町の車庫は赤い電車だらけ!

おまけに踏切の目の前に停まっているものだから、カメラ持ったちびっこが多いこと多いこと。

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さらに、「普通」の運用しかないダルマが、「特急 三浦海岸」の行先を示している!

そしてそこからほんのちょっと歩けば、JR線の東神奈川にある車庫もある。

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横浜線の205系とE233が並ぶ光景は、ほんのわずかな期間しか見られない。あまり人も来ないみたいだし、意外と穴場なのかな?

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困ったときの、Fライフ

2014-04-16 23:34:42 | 日記・エッセイ・コラム

いやなことや、つらいことを忘れるために、

帰ってからは、とにかく好きな音楽、本をよみまくる。

毎日毎日、同じ音楽や本を読むので、新鮮味はまったくないのだが、

気を紛らすのにはちょうどいいかもしれない。

 

 この間紹介した「Fライフ」という雑誌を読み返し、藤子F先生が正月休みの気の緩みから、抱えていた原稿をほとんど落としてしまったエピソードを読んだ。その後原稿の依頼を取り戻すまでの苦労に思いをはせ、ここ最近のだらけきった自分を、ちょっとだけ奮い立たせてみたりもするのだが。

 

でも、本当にやりたいことは、いったいなんだったのか・・・?

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京王グリーン車をつくる~中間報告

2014-04-12 23:40:36 | Railway&RailwayModels

 気が付いたら半年以上放置プレー(!!)してた、このネタの続編です。ちなみに前回はこちら

 

 「BONA FIDE」の「京王2010系」は、塗装までいきました、ようやく。

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 ここまで時間かかったのはいろいろとありまして、忙しかったりやる気が起きなかったりもそうだけど、一番の大きな理由は「別売りパーツ」がなかなか手に入らなかったこと。これらを探し集めるのが大変で、どうしても見つからないときは、似たもので代用してなんとか繕って・・・詳細は今後に回しますが。

説明書の指示通り、ボディカラーはMr.カラー64番の「ルマングリーン」を使用した。ちょっと明るい感じかな?このあと半艶のトップコートを吹き付ければ落ち着いた雰囲気になるかしら?でも今は吹き付け前なので、扱いは慎重に。

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で、セットは4両なのだけど、ここに6両ある。これは、よく知っている方にはご存じかもしれないが、こちらの2700系と組み合わせた6両編成を作ってみようというのが、今回のねらい。

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そもそも、この鉄コレのセットを手に入れたときから、今回の6両化を狙ったもので、残り4両をあとからキット買ってきて作った、というのが時系列的に正しいのでありまして。

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で、この鉄コレの京王2700系を2セット使い、Mc車2両を切り継いで中間車に改造(実態とは相当違いますが)。

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Tc車も一部加工と再塗装で、他の車と色調を統一。ちなみに手前が製品で、製品の色は若干濃い。

 

とりあえず今日はこんなところかな?進んだら、また報告します。

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1%のヒラメキと、99%の努力と証拠

2014-04-09 23:25:08 | 学問

 前回、エジソンの言葉を拝借したが、暗に今回のことを意識したものでして。

 

 件の「STAP細胞」に関する諸問題について、論文を書いた研究リーダー女史の記者会見というものを見たが、やっぱり腑に落ちない、という印象を持ってしまった。

 

 「STAP細胞は存在する!」という、いわゆる「発想」は間違っていないと思うし、その思いは大事にしないといけない。ただ、それをどう証明するか、かつそれを解りやすく説明するか。特に今回のような記者会見という場では、相手はいわゆる「素人」なのだから、誤解を招かないよう説明するのは並大抵なことではないし、予期せぬ質問にも的確に、包み隠さず(程度の問題はあるが)答える必要がある。が、それは普段からプレゼンなどで訓練していないとできないことで、いきなりそれを求められても困ってしまうかもしれないが。

 調査委員会の結果に対し、研究者女史は不服申し立てをしたそうだが、今後裁判など、法廷の場に持ち込んだとすると、論文の正当性よりも、研究者個人や周辺の人間への興味しか行かない今の状況では、どちらになってもおかしなことになっていくのは明らか。

 なので、理論を証明するためには、科学者であれば、やはり実例を示さないといけないが、「200回成功しました」「成功させた人がいる」と口でいうだけではやっぱり不十分。こうなった以上、涙を飲んで企業秘密(?)の実験手順を公開し、もしくは自分で再現(もちろん、そんな単純なことでないことぐらい承知の上だが)し証明させない限りは、納得してもらえないのではないかと。自分の武器である、頭脳と科学力と研究実績で勝負(証明)するしかないように思うのだが。

 

「論より証拠」とは、まさにこういうことをいうんだな・・・。

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"のび太"だったかもしれないけれど

2014-04-07 22:52:52 | アニメ・コミック・ゲーム

 ある日立ち寄った書店でこんな本をみつけてしまい、ついつい手に取って買ってしまった。

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藤子・F・不二雄先生生誕80周年記念の本とのこと。小学~中学前まで、それこそF先生にあこがれて漫画家になろうと本気で思って、ノートに漫画描いたり、コロコロコミックを読みまくっていたころを思い出した・・・ってこれ、前にどこかで同じこと書いたようにも思うが、それは承知の助。

 

「自分は昔、”のび太”でした」というF先生。今、大成している人の中にも、”自分はのび太だった”という人が多いが、自分もちょっとだけそれにあてはまるかなと。いじめられっ子だったことと、怠け者だったところ・・・これは今でも変わらないか(!?)

 

 この本に収録されている、「ドラえもん誕生」(初掲載は1978年)が原画で載っていて、そこにくぎ付けになってしまった。ドラえもん連載直前のドキュメンタリー風漫画で、新しいキャラクターを生み出す苦労が描かれている。アイディアを出そうとして余計な物思いにふけって時間つぶしたり、集中して眠りこけたり・・・。先生のセリフ一つひとつ読んでも、自身覚えがあることをやらかしているから、感情移入もたやすかった。

 

『どうしていつもこうなるのかなぁ・・・。なまけてたわけじゃないのにな。頭悪いのかな』(p3)

『結局、ヒラメキなんだよな、アイディアってのは。ほんのちょっとしたきっかけで、それまではばくぜんと頭の中にあったいろんな部品が、カチャ!カチャ!とつながって、一つの作品にまとまるんだ』(p11)

 

 発明王エジソンの言葉に「発明は1%のひらめきと99%の努力」というのがあるが、これがもちろん「努力が大事」という意味ではないのと同じだ。ひとつでも何かのために、またはだれかのために「作品」をこしらえたことがあれば、この言葉の重みがお分かりいただけるかと思う。

 

  また、F先生が映写機(8ミリフィルム)や、鉄道模型も趣味にしていたというのは知っていたが、自宅にレイアウト(九ミリゲージって書いてあったからまちがいなくNゲージだな)を広げたり、それこそ鉄道模型をモチーフにしたSF短編マンガがあるのを初めて知った。「四畳半SL旅行」というタイトルだそう。面白そうだから、探してみよう。もし見つけたら、また感想でも書いてみるか・・・。

 

<おまけ>ドラえもんの「しっぽ」を引っ張ると、どうなるか知ってる?

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三陸鉄道全線復旧によせて

2014-04-06 20:29:27 | Railway&RailwayModels

去年、はじめて三陸鉄道に乗車した。宮古から乗車したのだが、

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線路は、まだ途切れていた。

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2年前、東北の鉄道イベントに参加したぼくたちの目の前で、社長は三陸鉄道の再生を誓った。

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それが、きょう4月6日、完全なかたちで実現した。

いつかはそうなるだろうとは思ってはダメで、宣言通りに実行したことに、脱帽したい。

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これでもひとまず、途切れたレールがこうしてつながった、という程度かもしれない。壊れた街はどうやって直していくのか、離れていった住民やお客さんはどう呼び戻すのかなど、まだまだ問題は残っている。

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三陸から遠く離れた自分の部屋からしか祝福できず、すぐにでも駆けつけたいところがなかなか行けないけれど、おめでとう。

(関連ニュース)

三鉄再開 「あまちゃん」の駅長と副駅長も(NHK NEWSWEB)

 

そして、この復旧を目前に世を去った、ドラマ「あまちゃん」でアキちゃんの祖父役を演じられた蟹江敬三さん。クセのある俳優さんで、忘れられない人でしたね。

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