KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

修学旅行記 その6~奈良編3~4

2018-09-30 11:37:52 | 旅行記
 毎年この時期になるとテンション空回りして調子崩しているKouChanです。
台風も接近している(関東は夜中~明日未明に通過予定?)とのことで、明日の朝の通勤が少し心配?

では前回のつづきをどうぞ。
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『奈良編3 薬師寺』

『<解説>
680年 天武天皇が持統天皇の病気平癒を祈願し、飛鳥浄御原宮(あすかのきよみがはらのみや)に創建したのが始まりである。710年 現在の場所へ』

持統天皇は天武天皇の皇后で、鸕(鵜)野讃良(うののさらら)と称された。710年の平城京遷都に伴い、飛鳥から今の西ノ京へ移転した。

『金堂:昭和51年に当時のままに再建。堂内には薬師如来と日光、月光菩薩の薬師三尊像』

参拝券、写真の左が金堂

薬師寺のパンフレットより。
薬師三尊像は撮影禁止のため、写真は収められていない。

『東棟:創建当時から唯一残った建物。六重に見えるが、じつは三重塔』

『西棟:昭和56年再建。朱色を中心とした鮮やかな建物
 その他、講堂、仏足堂、宝蔵などがある』

『<ひとくち感想 Vol.7>
薬師寺はとても静か、という印象だった。意外と広々と、そしてたくさんの寺がいくつも重なっていてのどかな思いだった。』

奈良公園からこの薬師寺までどのように移動したか記憶が完全になくなっていたが、アルバムを見返すとバスで移動したとされている(どこで乗ってどこで降りたかは不明)。それまでは、徒歩だったかなと思っていて、歩くには距離がかなりあるので、不思議に思っていたのだが。

後半は移動距離が長いので、路線バスを使ったのですが・・・。
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『奈良編4 法隆寺』

『<解説>
聖徳太子と推古天皇の創建したとされる世界最古の木造建築である』

本文ではこれしかないので、少し勉強したことを補足で。
法隆寺は、聖徳太子(厩戸皇子)が、父である用明天皇の病気快癒を祈念して創建を決意されたが、完成前に用明天皇は崩御され、607年の完成後は天皇を供養する寺となる。東側にある斑鳩宮(聖徳太子をはじめとする一族の住居)の隣に建立された。
創建当時の建物は度重なる火災などで残っていないが、7世紀後半~8世紀頃再建された。
1993年、日本で最初に世界文化遺産として登録された。

『正面に中門と五重塔が見える』

『金堂:世界最古の木造建築とされ、重層入母屋造りである。堂内は釈迦三尊像をはじめ薬師如来、わが国最古とされる四天王も安置されている』
金堂は撮影できず・・・(_ _;その理由はこのあとすぐ。

『中門(国宝)』
わずかに阿形、吽形も写っていますね。

『大講堂:990年に再建したもので、藤原時代初期の貴重な建物
 大宝物殿:百済観音、玉虫厨子(たまむしのずし)をはじめ、法隆寺の寺宝が数多く収蔵されている
 夢殿:行進(訂正:行信)僧都が739年に建てた八角円堂。堂内には、秘伝として有名な救世観音が安置されている。聖徳太子の居室としても伝えられている』

写真がないので本文では説明文だけ掲載してましたね。
夢殿のある場所は、本文では聖徳太子(厩戸皇子)の居室とあるが、先の通り一族の住居(斑鳩宮)がここにあったとされる。厩戸皇子の死去後、勢力を盛り返した蘇我氏により住居もろとも滅ぼされたが、上宮王院の一部として、聖徳太子を供養するために建立された。

『<ひとくちメモ Vol.8>
 薬師寺でバスが15分遅れて来たため、予定の時刻から大幅に遅れ、入る時間がほとんどなくなってしまった。』

記憶にあるのが、着いたときにはもう午後4時近くだった思うので、滞在は15分くらいしかいなかったと思う。そのためか、写真も2枚くらいしかない。拝観料も払っていなくて、中にも入れなかったかなと。きちんと回るには最低1時間半は見込んでおくことは、あとで知ったことです。

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『奈良→京都 帰路編』

『法隆寺から歩いて20分』

『4:20発(快速)』
写真はJRの当時新型の221系だが、ホーム対面の撮影なので、この列車には乗っていない(はず)。

『奈良 4:31着
 寺社によくにている駅舎』
この駅舎は2代目で、1934年に建てられた。
現在は駅が高架化され、建物は奈良総合案内所となっているそう。


『近鉄奈良 5:01発(急行)→京都 5:46着
 京都 6:10発→旅館 6:40着』

『<2日目 奈良コースの反省・感想>
結構楽しい思い出がこの1日にあったと思う。大きなトラブルも無く(?)無事予定通り回れたので、その点では成功だと思う。
今回、時間の都合で入れなかった法隆寺も、また別の機会に行きたいな・・・なんて思った』

『奈良公園のシカも印象的だった』

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今回はここまで。次回につづきます。
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修学旅行記 その5~奈良編1~2

2018-09-24 22:28:38 | 旅行記
前回のつづきです。
電車内で忘れたカメラも無事戻ってきたところで、奈良の寺社巡りを開始。まずは東大寺からです。

・・・と、その前に、奈良の地図を。


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『奈良編1 東大寺』

『<解説>
 聖武天皇の発願により建てられたもので、全国の総国分寺として君臨している』
全国にある国分寺の中心的存在、という意味での「総国分寺」と、いうことです。

『東大寺大仏殿:世界最大の木造建築として有名だが、現在のものは1709年に再建。本尊の「大仏さん」も、世界最高級のブロンズ像である』

大仏様の写真がない・・・撮っていなかったのか使えなかったのか??
大仏および大仏殿(金堂)は、8世紀に建立、開眼供養がなされたが、1180年に、平清盛の息子重衡による兵火により大仏、および大仏殿が焼け落ちてしまう。鎌倉時代に復興、再度開眼するものの、こんどは1567年に松永久秀らによる「松永・三好の合戦」において再び大仏殿は炎上し、以後大仏は野ざらしの状態に。この話は、SFではあるが筒井康隆の小説「筒井順慶」にも登場する。

添付の拝観チケットには、大仏および大仏殿のサイズが記載され、

裏は東大寺の解説が日本語と英語で記されている。



『南大門:両側の金剛力士像は、運慶、快慶が3か月で作ったと言われる鎌倉時代の代表作』

『金剛力士像(阿形):ただ今復元工事中』
口を開けているので阿形です。訪問当時、建造以来初めてといわれる修理の最中で、1988年から5年間かけて行われました。

『その他、聖武天皇の遺品を収めた正倉院、三月堂(法華堂)など、』
写真が残っていないことから、見なかったのかも。東大寺は広すぎて全部見切れなかったかなぁ・・・?

『<ひとくち感想 Vol.4>
 遠くから見ても大きい大仏殿、そして中の大仏。昔の人は、かなり長い年月をかけて完成させたのか、という思いだった』

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『奈良編2 春日大社』

『<解説>
 藤原氏の氏神様をまつったところ。春日の杜の深いところに、南門、四棟の本殿、宝物殿がある。南門に続く回廊には、1,000基もの灯篭が並び、表参道の石灯籠約1,800基とともに、春日大社のシンボルとなっている』

本殿は四棟並んで建てられ、「武甕槌命(たけみかづちのみこと)」「経津主命(ふつぬしのみこと)」「天児屋根命(あめのこやねのみこと)」「比売神(ひめがみ)」がそれぞれ祀られている。


『石灯籠』

『南門:奥に本殿、宝物殿がある』
南門から先、本殿前までの参拝には拝観料(¥500)が必要で、この時は入らなかったのかも。

『<ひとくち感想 Vol.5>
 ここは奈良公園の一部で、とにかく本殿までの距離が長い。両側の石灯籠も、数えきれないほどえんえんと続いていた』

今思うとおそらく逆かもしれない(^^;

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『奈良特別編 神仙境』


『ここは、奈良コースのチェックポイント兼昼食場所である。ここでひとまず昼食を摂ることとした。この神仙境、もとは食堂とお土産屋であったので、色々とお土産も買っていった』

このアルバムが見つかって最初に見返した時、「はて、神仙境ってお寺あったっけ?」と素で思ってしまったが、本文を読んで納得。本文にもある通り、奈良旅行の班は、チェックポイントとしてここに来て、昼食を摂ることになっていた。

絵から判断するに、松花堂弁当のような・・・?

『奈良公園を歩く』


『奈良公園はとにかくシカが有名。シカせんべいも1袋100円で売っていた』
シカ煎餅買ってみんなで与えていた。ひとくち感想にもそのことが。
木の陰にいる女子生徒はウチの班の子のようだ。

『<ひとくち感想 Vol.6>
奈良公園内のシカはよくなつく。せんべいを与えようとすると数頭が一度にやって来たこともあって、抜け出すのが大変だった。』

独特のニオイも大変でした・・・最初の間だけでしたが。
イラストの手帳にはVol.5とありますが、Vol.6の誤りですね(^^;このころからすでに正確な数を数えられない(!?)ことが露呈されるとは・・・!

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ということで、今回は奈良編の前半でした。つづきは次回。
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修学旅行記 その4~京都→奈良移動編

2018-09-22 10:53:31 | 旅行記
 さて、少しお休みいただきました修学旅行記、再開です。
 前回(実質4回前)までで、京都での1日目が終わり、2日目は奈良へでかけます。

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『2日目は、いよいよ楽しみな奈良コース!かねてからの計画どおりいくか楽しみにしています!!』

2日目、ぼく(の班)は奈良へ出かけましたが、班単位(6~7人)での行動でしたので、奈良へ行った班、京都を引き続き回った班、さまざまだったと思います。
この日の計画は、往復の移動から訪問地まですべて班単位で計画、移動もJR、近鉄を選択できた。なので、ここぞとばかりに、列車は近鉄特急で、とか、歴史の授業で紹介された有名どころの寺社を回りたい・・・と、今思えばかなりハードなルートを計画したものだと(^^;

『京都→奈良移動編』

旅館から京都駅まではバス移動だったと思います。
『近鉄特急 9:00発』

京都・奈良への修学旅行で一番の楽しみだったのが、寺社訪問ではなく、この近鉄特急に乗ること!
今まで写真絵本でしか見たことのない列車に乗るわけだから、前日よく眠れなかったというのも今さらながらよくわかる。
車両は、30000系ビスタカー。中間に2階建て車両がある人気車両(最新のアーバンライナーもすでにデビューしてましたが・・・)です。でも2階席に乗ったのかまでは覚えていない。なぜかって・・・?

『特急でナント35分(速い!)』

今も京都→近鉄奈良まで特急は35分です。

『奈良 9:35着
 (改札を出て、東大寺に)行こうとしたら、カメラを車内に忘れたのに気づき、駅に戻るが・・・』

今までの楽しい乗車の記憶がいっぺんにに吹き飛んでしまった(!?)瞬間でありました。

『時すでに遅し・・・しかし』

『ぐうぜんにも、駅員さんが持っていた「どうもありがとうございます」』


駅に戻ると、折り返しの回送でビスタカーは絵の通り駅を出て行ってしまったが、通りがかった駅員さんが車内点検をしたのか、あるいは他の乗客から届けられたのか、その手に自分のカメラ(といっても、親から借りたものですが)を持っていて、「あぁよかった・・・!」と本気で思ったのでありました。
この間、班のメンバーを駅前に待たせていたので、相当テンパってたのを、どうしてもアルバムに残したかったんだと、今は思うわけで。

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無事カメラは戻ってきましたが、このあとも何かありそう・・・?ということで続きは次回。
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岩手「鉄道フェスタ2018」のはなし~後編

2018-09-19 23:15:20 | Railway&RailwayModels
 さて、後編へまいりましょう。
今回の路モジコーナーはこんな感じでした。


相変わらずごった煮感満載なのですが、メインの路面電車はもちろん、



王子駅前の新幹線&東北線に、


地下鉄は、今回なんと2路線できました!


こちらが新線です。


さらに、パイクですが、京津線の逢坂山も。

それぞれが複線運転なので、電車だけで10路線。これに+αで、バスが2系統


そして、中央に鎮座する飛行場には旅客機がギューギュー詰めに。


「これ飛ぶんですか?」と飛行機を指さして聞いてきたお子様もいました。

そして夜景は、


お城のライトアップ


都会のライトアップ


神社の夏祭り


こちらは、Nゲージ大レイアウトより。


おまけ
そのNゲージレイアウトの、こちらの町に、


ひさびさにト○マスを走らせることが!


トー○ス、王国中央駅を出発す。

これがやりたかった~。今回、岩鉄Iメンバーに無理言って乗せてもらいました。
本当にありがとうございました!

ということで、短いですが、レポは以上。次回から、また修学旅行記に戻る予定。
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岩手「鉄道フェスタ2018」のはなし~前編

2018-09-17 21:58:17 | Railway&RailwayModels
 きょうは祝日ですが、なぜか会社はふつうにやっていて、おまけに外せない会議への出席があるので、午後から出社しました。前日までの疲れもまだ残ってて、おまけに終わって帰るときには雨ザーザー。今回のレポート書いたら早く寝たい・・・と思ってます。

そんな、岩手での「鉄道フェスタ2018」の模様を、2回の予定でお送りします。
今年は9月15日(土)及び16日(日)の2日間開催でした。

まずは、迫力あるHOゲージから、



子供たちに大人気の、機関車トーマスも。体験運転で、じぶんで操縦もできる。


お次は、在来線と新幹線が並走する、Nゲージの大レイアウト。
新幹線も、メジャーどころから、このような試験車まで、



在来線電車も、SLから最新の四季島、山手線用E235まで、一堂に会する。




地元の701系も登場。


ここで少し脱線しますが、前回ちょこっと出したこの看板。


去年、国営放送ののど自慢番組で使われたもののようで、奥州市の会場にここZホールが使われたり、岩鉄の仲間(高校生)が実際に番組に出場してました。そして先にある「リハーサル室」では、

プラレールの大レイアウトが広がっていました。

目の前に飛び込む、プラレールタワーには、なんと京急の車両がずらり!

やっぱり新幹線、ドクターイエローは子供に大人気ですね。

そして屋外では、一関高専の生徒たちが、5インチの乗用できる模型運転をやっておりました。




さて、ここへきて、われら路面モジュールチームの報告は・・・次回後編へ。
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明日から「鉄道フェスタ2018」

2018-09-15 01:03:56 | Railway&RailwayModels
 今年もまた、岩手・水沢にきております。
明日から「鉄道フェスタ2018」が、奥州市文化会館(Zホール)ではじまります。

きょうは準備日でした。




こんな感じで、今年も気合い入ってます。

なお、明日(日付変わって今日)初日は、某大物歌手のコンサートが同会場で予定されていて、賑やかになりそうな。


これは、去年TVののど自慢会場がこのZホールだったこともあり、その時のプレートが壁にかけられていた。


ところで、前回までの修学旅行記ですが、本イベントおよびそのレポートの報告後に再開する予定です。このレポート、結構読まれているみたいで、ちょっと嬉しいですね(^^;
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修学旅行記 その3~旅館に到着!

2018-09-12 23:55:28 | 旅行記
 前回の続きです。バスは一路、宿泊するホテルを目指します。

ここで、アルバムに書いた京都の地図を。
京阪が本線と京津線がつながって出町柳への路線が書かれていないこと、嵐電を京福電車と書いているのが、愛嬌というべきか、いやはや(^^;

 到着したのは、三条にある「いろは旅館」。地図の右側ですね。
主に修学旅行生徒などの団体を対象とした老舗旅館でした。聞いたことある人、同じように修学旅行で泊まった方も多いのでは?

アルバムには当時の部屋割り、浴場(ローマ風呂)まで描かれている。

部屋からは、当時は路面電車だった京津線を見ることができたが、写真は撮っていなかったようで・・・今思えば勿体ない。
旅館の事については、今回はココまでとしまして、アルバム本文へ戻ります。


『①夕食⇒係の人達が部屋まで食事を運んでくれる』
宴会場とか、一同が大勢集まるような場所での食事ではなかったみたい。これについては、今になって思うところがあるので、後日それを書いていこうかと。

『②入浴 ムムッ、この手は何だ!?』
たしか写真は担任の先生が撮ったものと思われる。前で手を出してさえぎったのは誰だったのだろう。


『③レク ツイスターゲームをやった!』
レクとは、レクリエーションのこと。この時はクラスの全員がひとつの部屋に集まり、ツイスターゲームをやったことを書いているが、当時のクラス内では、学級活動の時間とか、空いている時間(時には自習時間にも!?)によくやっていた。くわしい遊び方はこちらをご覧いただくとして。
で、これは大体、「男子VS女子」だったこともあり、盛り上がる反面、嫌がる生徒ももちろんいたわけで。

ついでに、当時遊んでいたゲームのはなしをすこし。
もちろん、TVゲームとかではなく、携帯ゲームも無い時代、もっぱらトランプやUNOなどのカードゲームでした。中にはポケットマージャンを持ち込んだ人もいたかな?パイが小さすぎて電車内でなくさないか、という余計な心配をしつつ、クラスの気の合う連中とずーっとやっていて、もちろん、この修学旅行の移動時間にも遊んでいました・・・余談終わり。


『④そして就寝⇒だけどあまり眠れない』
あまり眠れていないのは、マクラが変わっているのと、時々先生達が部屋を見回りに来ていたのが気になっていたから(ん!?)

2日目の模様はまた後日。
コメント (2)
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修学旅行記 その2~京都到着編

2018-09-09 23:20:56 | 旅行記
前回の続き。3時間以上の新幹線移動の末、無事に京都駅に到着。このあとはバスで京都の寺社巡りをしました。

 前回も書きましたが、『 』内の言葉および文章は、アルバム本文からの引用(多少編集あり)です。
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『京都到着編 PART I 竜安寺』

『<解説>
 白砂の上に15個の岩石を7.5.3と配した石庭はあまりにも有名。
 もともとは徳大寺家の別荘を、1450年、管領細川勝元が譲り受け、寺地としたもの。
 現在までに度重なる火災で焼失してしまったものもあるが、そのつど建築、移築されている。』

徳大寺家は、藤原不比等を祖とする藤原北家の流れを汲んでいる。
また、度重なる火災には、応仁の乱によるものもある。

竜安寺石庭。これはお土産で買った絵葉書に色鉛筆で彩色してアルバムに収めた。
写真も撮っていますが、まだスキャンできていないため、できたら追加する予定・・・。

1994年、後述する金閣寺などとともに「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されました。

『<ひとくち感想 Vol.1>
 はじめの石庭を見て、整然とした白砂と素朴な岩がつりあいよく、しかも美しく並んでいるので驚いた』 

訪れた寺社の感想を、このような手帳風イラストで書いていました。
このあとのすべてのページで出てきます。

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『京都到着編 PART II 金閣寺』

アルバムには写真のほか、解説パンフレットと御守も添付されていました。これ以後のページでも、行く先々のパンフレットや資料をアルバムに貼りつけています。

『<解説>
 正しくは金閣鹿苑寺という。
 北山文化の象徴として、三代足利義満の別荘として建てられ、寺となったのは彼の死後である。
 建物は三層。二、三層目には金箔が張ってあり、上には鳳凰が輝いている』


『舎利殿 昭和25年に放火により焼失。同30年に再建。昭和62年からの修復工事により、見事に復元された』

『<ひとくち感想 Vol.2>
 まず入ってびっくりしたのが、建物の金箔の美しさ、それだけだった。何度これから来てもあきないほど、この建物の美しさに感動した』

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『京都到着編 PART III 北野天満宮』

『<解説>
 学問の神 菅原道真をまつっている。受験シーズンには、合格祈願に訪れる人々で賑わいそうだ』

中門。三光門ともよばれ、本殿よりもインパクトがあり、天満宮のシンボル的建物なのだそう。


『誰もいない出店があった。祭りの準備?』


『本堂 ここの横の売店には、学問に関するお守りもたくさん売られている』

『<ひとくち感想 Vol.3>
 僕はここで、しっかりと、学業成就のためのお参りをしていった。ご利益があればな・・・と思った』

この時の願掛けが効いたのか(?)翌年の高校入試は無事に第一志望の公立高校へ行くことができました。

ところで、他に比べて解説や勉強したことがあまり書かれていないのは何故だろうと少し考えてみた。
この日の寺社巡りの場所は、クラス全員で決めたと思う。その中で、本当は平安神宮を希望していた記憶があるが、この後にも書かれていなかったことから、却下されたのだろう。がっかりしてあまり勉強しなかったのか、あるいは、本文にもある通り、来る高校受験の合格祈願のために行くと割り切って考えていたのかな?

『これで1日目の見学は終わり、旅館へ・・・』

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続きは次回。
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修学旅行記 その1~京都移動まで

2018-09-06 22:26:00 | 旅行記
 さて今回から、平成初めころの中学修学旅行のはなしを、アルバムを振り返りながら少しずつ書いていこうと思います。

なお『 』内の言葉および文章は、アルバム本文からの引用(多少編集あり)です

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『修学旅行 日程表』は、こんな感じです。

日程は1990年4月24日(火)~26日(木)のごらんの通りで、1日目、3日目は京都、2日目は奈良への班行動での旅行でした。

『いざ出発~PART1』

『 ①私は前日まで、よくわからない楽しさと苦しさが頭の中をよぎっていた』 

さっそく意味不明な14歳の自分。かつてないほどの興奮状態だったのだろうと。

『②その夜は、ほとんど眠なかった・・・
 ③4月24日の朝!』

『集合場所(市民館前)へ。出発式がはじまる(7:10)』

集合場所は学校ではなく、駅に近い市民館の前でした。
出発式がどういうのかは覚えてませんが、朝礼みたいな感じだったのかな。

『いざ出発~PART2 新百合ヶ丘駅~京都駅』

『さー移動だ』



小田原までの移動はロマンスカーNSEでした。
もちろん「はこね」などではなく、修学旅行生を乗せた「特別団体専用」でした。
沿線住民でありながらロマンスカーに乗れたのはこれが最初(NSEに限って言えば後にも先にもこの1回)でした。

『9:44 小田原駅着』

『10:30 小田原発 これが、こだま149号』

今でこそ新幹線にも修学旅行列車がありますが、当時はなかったのか、なぜかこだま号での移動でした。車両はもちろん、0系。
ちなみに、「のぞみ」および300系新幹線は翌1991年のデビュー。

自分の座席位置まで描かれていた。4列シートなので、座席は更新されたタイプだったのだろう。

『車内での昼食』
何を食べたか憶えていません(握り飯だったかな?)。
あと本の構成上、東海道新幹線の路線を南北(上下)逆に描いていますね。

『車窓から、富士山を写す』


『京都駅着 13:50
 さて、いよいよ見学だ!!』


今ののぞみなら、新横浜からでも2時間で到着するところ、3時間以上もかかってましたね。しかも各駅に停車するたびにドアが開き、ふざけて列車から降りてみようとする生徒もいたようで、先生方もさぞヒヤヒヤされたのでは・・・(^^;

以下つづく

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今回のさいごに

先日の関西地方を襲った台風21号、そして本日未明の北海道での大地震。

最近の自然災害にはただただ驚かされるばかりです。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りしますと同時に、被災されたみなさまへお見舞い申し上げます。
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修学旅行記 はじめる前に

2018-09-02 21:40:50 | 旅行記
 ここに、1冊のアルバムがあります。

両親が、5年前の家の新築を機に、それまで住んでいた団地(=実家)から引っ越しする際、昔描いていた絵や、押し入れに保管していた諸々のブツの中に、これがあったわけです。

中学3年の時に、夏休みの宿題で作成した、修学旅行の思い出アルバムだ。
今思えば、かなり立派な冊子で、卒業アルバムもこれには及ばない(かも)。

これが扉のページ。これだけ見ても、当時のぼくがどれだけ気合入れて書いてたか、がわかるような。

文字のレタリング(明朝体)は、当時の美術の先生からさんざん授業で指導されたから、この時の大変さは覚えているよ、うん。そういや、このアルバム作成って、美術の宿題だったような気が・・・。

中学の修学旅行といえば、時は1990年、平成が始まったばかり(平成2年)。自身初めての京都、奈良への旅行(大阪は親戚がいた)で、アルバム読み返すと、行った先々での感想とか、宿舎でのこと、当時思っていたこと・・・。で、もしかしたらこの頃、一番女子生徒と会話していたもしれない(*^^*)きゃー。

とはいえ、もう20年以上も開いていなかったから、中は貼りつけていた写真やパンフレット等があちこち剥がれ落ちている。今回、それを直しながら、ついでに思い出を書き連ねていこうかなと。

ところで、このアルバムに出てくる、このキャラクター。

一応、自分自身を投影したもので、このアルバムを知ってから、SNSでアイコンにもつかってますが、髪型はこの通りではありませんでした。

当時はこんな感じの、ほぼ丸坊主に近いスポーツ刈りで、オシャレとかヘアスタイルを気にすることも、中学3年生なのにあまりなかったな(じつは今もそれほど・・・(^^;)。
当時まだ部活(バドミントン部)もやってたから、それを考える余裕もなかったのかも(?)。

 次回から、実際の旅行のはなしを、といきたいですが、週1回くらいのペースで、他のネタの間に少しずつ(ネタがなければ当然連載みたくなりますが)。平成が終わってしまう前には終わらせます、ということで。
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