サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

極東のお洒落パフェ

2006-03-13 | ウラジオストク2005
ウラジオストクのレストラン「ノスタルジア」のパフェ。
この写真を見せるとみんな「うわっ、すごー!」と
ひいてしまう。

確かに毒々しくはあるけれど、
輪切りフルーツを模様化してあしらうなど、
かつてのロシアにはない頑張りよう。
このわかりやすい乙女チックさ、芸の細かさ(ロシアにしてはの意)、
さすが女性4人で始めたレストランだけある。

べとべとに甘そうに見えますが、
意外にも甘さ控えめ、おいしかった!(ような気がする。)
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タマーラさんのケーキ

2006-02-13 | ウラジオストク2005
こちらタマーラさんご自慢のケーキ。
見た目こってりしてそうだが、
甘さひかえめ、とってもおいしい!

全28種、レシピはみんな自分で工夫した。
ロシアには伝統的な焼き菓子はあるけれど、
この手のケーキはソ連時代にはなかった。
だから大当たりしたのもうなづける。

貧しかったころ憧れた、おいしいもの、きれいなもの、
見ているだけで心が豊かになるもの。
そんな、自分がほしかったものをカタチにしたら、
人々にも受け入れられた。

だからいつも「美しいもの」にかかわっていきたい
とタマーラさん。今は新規事業として、
ロシアの手づくりの民族衣装を手がけてる。
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タマーラさんの庭

2006-02-13 | ウラジオストク2005
季節労働ひと段落~。で、またまた閑話休題。
ウラジオストクでは高級ダーチャも訪ねたのだが、
リッチなロシア話は巷ではウケないので発表の機会なく、
この際だからご紹介しておこう。

海を見下ろす高台に広がる庭園、この立地だけでもゴージャスだが、
右手に見える建物、これ、家ではなくてバーニャ(サウナ)小屋!
当然、母屋はもっとゴージャス。お伽の国の黄色いお城ふうなのだ。

このダーチャの主タマーラさんは、市内きっての人気レストラン
「ノスタルジア」の女性オーナーである。
彼女はウラジオストク初のビジネスウーマン。
その成功ぶりだけを見るとニューリッチ(新興成金)そのものだけど、
ここにいたるまでは、苦労の連続だったという。

1934年、極東開拓のために国が募った移民として、
タマーラさんの祖父母はウラジオストクにやってきた。
移民には無償で土地が提供されたけれど、
子ども5人を抱えての生活は決して楽なものではなかった。
その子どもたちのひとりがタマーラさんのお母さんだ。

ソ連崩壊後、社会主義の平等原則が崩れ、経済は混乱。
タマーラさんは妹2人と娘ともに小さなギャラリーを開き、
アメリカの料理本を手本に、ケーキづくりも始めた。
そしてケーキ工場、レストランとしだいに事業を拡張し、
女4人で働き続け、ようやく成功を手にしたのである。

「神様にお祈りしたおかげよ」
裕福になった今、4人は恵まれない人たちに
寄付を続けているのだとか。

女4人が祖父の土地にダーチャを建て始めたのは4年前。
そして今なお…建て続けているんだな、これが。
これぞダーチャとコテージ(高級別荘)の違いのひとつ。
ダーチャとは建てながら住むものなんである。

つづく。
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こちらダーチャの卵料理

2006-01-16 | ウラジオストク2005
ウラジオストクのダーチャにて、最後に食べた朝食がこちら。

白身魚のフライ(朝から揚げ物はムリ!とTさんパス)と
ロシアふうオムレツがメイン。
このオムレツがまた、すこぶるロシアでした。
材料はたっぷりの卵と牛乳だけ。
これを大きなシリコンの容器に流し入れ、
オーブンで焼く。油は使わない。

ひとくち目はおいしい。
ぷるぷるした食感で、甘くないプリンみたい。
っていうより、ダシも具も入っていない茶碗蒸って感じか。
この味が延々とつづく。
気が遠くなるほど、どこまでもつづく。
塩味を加味するためにもフライは必要でした。
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ロシアの目玉焼き

2006-01-15 | ウラジオストク2005
ウラジオストクのホテルの朝食で目玉焼きを頼んだら、
写真のような物体が出てきた。

これは卵の白身のクレープか?
目玉は流れて押しつぶされてる。
この料理をどういうものだと解釈しているんだろう。
Comments (2)
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ビーツ×ビール

2006-01-14 | ウラジオストク2005
ベランダに植えたビーツに動きがないので閑話休題。
忘れぬうちにウラジオストク話のおまけ……。

写真はホテルのカフェで食べたビーツのサラダ。
ニンニクが強烈に効いていて、食べた瞬間ツンとくるが
その下からポテトの甘味が出てきて絶妙の味でした。
これをつくりたくて、ビーツを待ってるのに~!

ところでロシアに限ったことではないが、
うしろにあるビールのグラス、これがとてつもなくデカかった!
ドイツ居酒屋で出てくるたぐいの500ccのくびれたグラス。
大陸の人々にとって、ビールの最低単位は500なのだ。

おまけに我々はスーパーで買った缶ビール(これも500)を
隠し持っていた。「勝手に持ち込み」である。
買ったからには飲まねばならぬ。ビン500に缶500、
1リットルのビールなどたいしたことないはずなのに、
巨大グラスに注ぐと、なかなか減らずキツいのはなぜだ。
日本人はやっぱ、わんこそばみたいに小さいコップで
少量ずつクイクイ飲むのが性に合ってるのね。
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女のコの連れション

2005-10-29 | ウラジオストク2005
ウラジオストクのデパートでトイレに入ろうとしたら、
個室から若い女のコが一人出てきた。……と思ったら、
そのあとからもう一人女のコが出てきた。
えっ?一緒に入ってたってこと??

「はい、ロシアでは普通です。一緒に入って
バッグを持っててあげたりします」とガイドさん。

ロシアでは女のコの連れションが当たり前、というのは
その筋では有名な話である。
学校のトイレには個室にドアさえなくて
きわめて開放的な空間であることも知ってはいた。
それでも実際に目撃するとヘンな感じ。
あ、でも日本の女のコたちも手をつないで
一緒にトイレに行くから、それに近いのかも……。
という話をしていたら、ただ一人その場に居合わせた
男性記者が、理解不能というような顔をしていた。
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運転手アンドレイ

2005-10-19 | ウラジオストク2005
ウラジオストクの送迎車担当アンドレイ、
高級ダーチャの階段でポーズをとるの図。

このコの運転は、ロシア人の典型。
車をおもちゃ同然に扱い、
同乗者はおっかないことこの上なし。
外灯皆無、ヘッドライトだけが頼りの
夜の田舎道をぶっとばす。
舗装道路からデコボコ道につっこんでも、
少しもスピードを落とさない。

昼間だって、常に隣のガイドの女のコとしゃべってて、
完璧に真横を向く状態が延々続く。
頼むから前を向け~!

運転は基本、片手。
左手はいつも肘ついてるか、宙を舞ってるか。
沿道にヒッチハイクのばあちゃんが現れた時なぞ、
両手をハンドルから離して「お手上げ」のポーズ。
手を離すな~!

そればかりか、自分の携帯とガイドの女のコの携帯を
両手にもち、運転したままアドレス交換してやがる。
仕事中にナンパするな~!

ロシアのドライバーってこういうやつばっかり。
なのに事故らないのが不思議である。
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シベリア鉄道30分

2005-10-16 | ウラジオストク2005
超駆け足のウラジオ市内観光の一環として、
シベリア鉄道試乗たったの30分!

各駅停車のボロ電車はごく普通の通勤列車で、
ガラの悪そうなあんちゃんや図太いばあちゃん、
うるさい若者集団などなどが、どやどやと乗り込んでくる。
コンパートメントを予想していたOさんは夢を砕かれ、
この時点で早くも寡黙に。
それでも、左手に海、右手にダーチャ群を見ながらの
束の間の旅は、それなりの情緒を誘う。
時折アイスクリームやキャンディを担いだおばちゃんたちが
声をはりあげやってくる。これって勝手に車内販売?

写真を撮っていたら、前に座っていた人相の悪い男が、
オレを撮れ、といってきた。カメラを向けると、
隣に座っていたケバイ女の子を抱きすくめて熱々のポーズ。
「オレのカメラはフィルム切れちまったから
写真送ってくれよ」と男。と、そのとき、
「次の駅は~、サナトルナヤ~」と無情にも
我々の降りる駅名がアナウンスされた。
すると、それまでニヒルっぽかった男が、急にあわわわ!
と焦りだし、財布から紙を取り出し住所を書こうとするが、
揺れる車内では手元がおぼつかない。
なんとか下車直前、ひったくるようにして紙を受け取ったけど、
ミミズがのたくったような字で解読不明じゃないですか!

おまけに帰国後、現像したら車内の二人の写真は真っ暗。
手元に残った紙をひっくり返してみれば、
濃厚なキスを交し合う二人の写真だった。
こんなものもらって、どーすればよいの!?
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ウラジオ猫の街

2005-10-13 | ウラジオストク2005
猫心誘ってやまないカメラのヒモ。
ここにも一匹ひっかかったやつが……。

映画『ホテル・ヴィーナス』を見て、ウラジオは猫の街!
と確信していたが、やっぱりそうだった。
ガイドつき市内観光で、とても猫探索なんかしてられそうにない
とあきらめていたのに、行く先々に猫がいる!
観光名所に着けば1匹、デパート前に降り立てば1匹、
さらにデパート内のスーパーの棚にはシャム猫がっ!!

写真のコは、早朝散策の折に立ち寄った
ウラジオのアルバートと呼ばれるホコ天で、
黒白猫と一緒に遊んでた。
よくなついてて、遊び盛りで格好の被写体。
最高傑作は、ここではお見せしません。あしからず!

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ウラジオへんなもの

2005-10-10 | ウラジオストク2005
あっという間のウラジオストク旅行、さまざまに面白かったが
一番ウケたのは、郷土史博物館の野生動物コーナー。

写真はぐわっしと抱き合うトラとクマ……ではなくて~、
誰かが上空のヘリコプターから偶然目撃した両者の戦いを
見たとおりに再現したものなんだとか。ホントかよ。

この部屋には、牙をむく定番ポーズのヒョウやヤマネコ、
膨らんだハリネズミや、ちょっと情けないシマリスなどなど
可哀想で可愛くて泣き笑いがとまらない毛皮たちが大集結。
ほかにも、先住民の暮らしを伝えるジオラマに、
罠にかかって怒る芝居してるクロテンがいたりして。
ピーチェルの動物博物館もそうだけど
なんでロシアって剥製に演技させるのが好きなんだ!?
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