サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ズッキーニ倒壊!ブロッコリー結実せず@2022春作

2022-07-12 | 体験農園日記
本年度の春作の作業も終盤戦にさしかかり、あとは収穫あるのみ。
忘れないうちに春作のおさらいをしておこう。

収穫はすこぶる順調ながら、例年困るのは食べきれないこと。
相変わらずコロナ禍なので、なかなかおすそ分けもできず。


特に余ってしまうのが、大根とカブ。それでも今年は頑張って
片っ端から浅漬けにして、かなりの自家消費に成功。

今年の春作で最も難ありだったのはブロッコリー!

なぜか茎が伸びきって木みたいになってしまい、結実しない。
うちだけでなくほかの畑もそうだったので、気候に原因があるもよう。


かたや、明らかに、こちらに不手際があったのは小松菜とホウレン草。
時間差1カ月で2列植えたものの、時間を開けすぎて2列目育たず。
育ちきった1列目の陰になってしまったのと、
途中から猛暑になって成長が止まってしまったせいか。
やっぱりプロの言う通り、2週間後に2列目をまけばよかった!


トマト、キュウリ、ナスが出揃うと、夏本番。こちらはおすそ分け用。


キャベツは収穫が遅れてちょっと虫食い。枝豆は時間をおくと味が落ちるので、一気に収穫し、片っ端から塩ゆでにして冷凍庫へ。


ズッキーニは最初は順調で、毎朝見回っては雄花と雌花を確認し、授粉に精を出していたのだが、ある日突然異変が…。


6月下旬、雨と強風が続いたあと、2本のうち1本が倒壊。


なんとポッキリ折れている。実はこれと同じことが一昨年も。ズッキーニは葉が大きく茎が長いので風にあおられやすいので、根元からポッキリ折れやすいのだ。1本がダメになると、なぜか残った1本も生育が止まってしまい、結局収穫は2つあわせて16本止まり。


キュウリも当初は順調だったものの、猛暑が続いて形がいびつになり、あわてて毎日水やり。それが功を奏したのか、ほかの畑のキュウリは枯れ始めてるのに、うちは今のところ健在。


いつも見入ってしまうのがエンドウ豆の花。下から順々に花がつき、チビエンドウになっていくのがなんとも可愛い。


エンドウは収穫が終わっても、もう一度花がつく。なので例年は、もう1回収穫できるのだが、今年は2度目の花が少なく微妙。

やられた!

カラスにトマトを食い散らされる。頭のいい彼らは、おいしい実のおいしい部分しか食べないので、うちだけでなくほかの畑にも食べ残しが散乱。

オプションの玉ねぎ畑

昨年タネまきしてほっちらけでも立派に育ってくれた。


ベランダで陰干しして、そのまま屋外で保管。今年は玉ねぎが1個100円近くするので大いに助かる。40個収穫して1000円!
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ロシアウォッカ@経済制裁は誰のため?

2022-07-06 | ロシアコラム
経済制裁の対象として、4月にいち早く禁輸が決まったロシアウォッカ。
手に入らなくならないうちに、とりあえず買い置きしてはみたけれど…。


左は「クバンスカヤ」、右は「スタローヴァヤ」。
どちらもソ連時代からある定番ウォッカ。

ロシアウォッカがなくなっても、ウォッカなら他の国のもあるんじゃない?と言う人が意外にも少なくないことに、正直唖然。まるで、マリー・アントワネットに「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」と言われるが如く。そういうことではないのである。

ソ連・ロシアという一筋縄ではいかない国を相手に、ウォッカを始めとするロシアの物品を日本に仕入れて販売する道筋をつけるためには、どれだけのご苦労があったことか。それでもロシアにこだわり、ロシア製品を広めるために努力を重ねてきた方々は、今さぞややりきれない思いでいらっしゃることだろう。それを思うと、いたたまれなくなる。

ロシア・レストランでは、ウォッカはまだ置いてあるようだが、底をつくのは時間の問題。3か月ほど前に訪ねたウォッカ酒場では、ウォッカの在庫がなくなったら店をたたむかもしれない、という深刻なお話をうかがった。

経済制裁とは、いったい誰に対するものなのか。今のところ、ロシアの一般市民にさしたる影響は見られないのに、制裁をかけた側のマイナービジネスが真っ先に打撃を受けるという理不尽さ。もちろん国は救済しない。それだから、ロシアものを見かけると、買わずにはいられないのである。
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