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文化財中003  二条陣屋は迷路のよう

2015年05月12日 07時36分13秒 | まち歩き

神泉苑・二条城を南へ100mにあります

表は普通の家ですが奥は深い

階下に11室、階上に13室の大小さまざまな部屋があり、

ぜいたくな造りで出来ています

 

二絛陣屋(重要文化財小川家住宅)

 

豊臣秀吉に仕えて伊予今治(現在の愛媛県)7万石の城主となった小川土佐守祐忠は、関ケ原の合戦に敗れて出家し、その長男千橘が、萬屋平右衛門と名乗って、この地で米穀商、両替商及び木薬屋を業とした。この建物は、その住宅として寛文10年(1670)頃に創建されたものである。当家は、二条城京都所司代に仕候する中小の大名の陣屋として、また京都町奉行所の公事宿としても利用されたもので、隠し嗅いだん武者隠しなど、大名の身辺警護のための特殊な構造、設備が施され、更に類焼防止の工夫も多い。建築様式は数寄屋式住宅で、極めて繊細優美であり、建築学的価値も非常に高いとされている。昭和19年(1944)に、数寄屋式住宅、陣屋式建築、防火建築の3点から、当時の国宝保存法に基づく国宝に指定され、昭和25年、文化財保護法により重要文化財に指定された。京都市

 

 


 

 

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