しゃかしゃか母、旅に出ました

旅行に出掛けた記録(ほぼ韓国)です
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【仁川ウォーキングのスタート!】仁川FAMツアー⑦2014/9/19

2014年10月06日 | 2014/9仁川FAMツアー3日
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おいしいものをお腹いっぱいいただいたので、運動して消化するために、

仁川の街のウォーキングにスタートです。

私がソウルの街でよくお願いするウォーキングツアーは、ソウル文化観光解説士の方が

お世話してくださいますが、仁川は仁川の韓国文化観光解説士の方がいらして、

日本語で説明が聞けるシステムがあるようです。

『萬多福』 さんから外に出ると、さっそく文化観光解説士の方が待っていてくださいました。

お店のすぐお隣にある 『義善堂』

こちらは韓国には珍しい中国式の寺院で、仁川港が開港される前から存在していたとのことです。



仁川には、仕事を求めてやってきた華僑たちが増えるに従って

寺院も必要となり建立されたのでしょうね。 航海の安全を祈る場所も必要でしたでしょうし。

そして、中国武術を鍛錬した場所でもあったそうです。

お堂には、5体の神様が祀られていて、それぞれご利益が違うそうです。

撮影禁止の紙が貼られていたので、写真はありませんが、日本では見掛けないお顔の像でした。

こう言ったら罰が当たるかもしれませんが、コミカルでにやりと笑ってしまうお顔立ち。



こちらに到着したときバスを降りた横にあった 中国風の門 「牌楼」 まで坂道を下ってきました。

「仁川駅」 側に信号を渡った方が写真がきれいに撮れるだろうと、

撮影のために全員で駅側に渡って撮影しました。 立派な門構えです。 



それから再び坂を上り、チャイナタウンの見学が始まりました。

歩いている途中で、全員の目がとまったものは、唐辛子。

韓国ならではの光景ですね~   この赤色が目に眩しいです。



てくてく路地を歩いてたどり着いたのは 『ジャージャー麺博物館』



入り口の方に回ってみると、『共和春』 の看板が掲げてあります。

チャジャンミョンを初めて作ったお店が

1905年・仁川のチャイナタウンにオープンしたこちらのお店でした。

しかし栄えていたチャイナタウンが1970年代には政治的な絡みがあって

活気がなくなっていき 「共和春」 も閉店してしまったそうです。

再び近年チャイナタウンに注目が集まり始め、

2014年4月に博物館として再びオープンしたんだとか。



『共和春』 のチャジャンミョンが食べてみたければ、

「仁川駅」 から 「牌楼」 をくぐって、坂道を登り切ったところにお店はあります。

近年チャイナタウン復活の声が上がり 「共和春」 の再建計画も進み、

元の厨房長や料理専門家の協力で、2004年に再びお店がオープンしたそうです。

      

博物館は2階建てで、私たちは入り口付近にある階段を上って、2階から見学を始めました。

2階の展示は時代毎に並んでいて、

時代時代のチャジャンミョンの位置づけがよく分かる展示になっていました。

こちらは、仁川開港時に重労働に従事していた中国人労働者たちが仕事の合間に手軽に食べられる

山東風のチャジャンミョンで食事をとる様子がよく表現されていました。



年代毎のインスタントチャジャンミョンの展示もありました。

知っているものがないか、きょろきょろしてしまいました。



階段で1階に下ります。



実際に使われていた看板も展示されていましたよ。

時代の流れを感じる重みのある看板です。



博物館をまっすぐ進み、最初の交差点を左手に折れ、チャイナタウン路に出てきました。

両サイドの中国らしい建物が続きます。



また最初に出てきた交差点を右手に折れると、壁画が現れ始めましたよ。

賑やかな声が聞こえてきたので学校があるのかな~と思っていると、仁川華僑中学校でした。



ここが、あの有名な三国志壁画通りだそうです。



150mの長さに渡って両面の壁面に中国の 「三国志」 に登場する

劉備や関羽や趙雲などの姿が描かれています。



あら、こちらからが 「三国志」 の始まりだったんですね。

私たちは便宜上、反対側から坂を上ってきたようです。



壁画通りの始まるところに、大きな孔子の像が立ち、両側に石灯籠の並ぶ階段がありました。

この階段が清の租界地と日本の租界地の境界で、

よく見れば清側には中国風の、日本側には日本式の石灯籠が立てられています。



この日はお天気がよく、歩くと汗ばむほどでしたが、ウォーキングはまだまだ続きます。

誰ですか~ 「もう足が痛い」 って言っている人は…?

【ジャージャー麺博物館】  仁川広域市 中区 チャイナタウン路56-14  9:00~18:00
                  休館日 : 月曜日、1月1日、旧正月、旧盆

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