夜明け前。
布団の上を歩く気配を感じることがあります。ご先祖さまのおでましか…と。先祖供養などしたことがない、バチ当り人生を歩んでいますからね。
そんなときは、タラーっとあぶら汗が…。
でも、念仏供養。ひたすら念仏供養をするという契約は法律上の効力を生じないという古~い判例がありましたね。心の問題なんですから。
いつもの布団の重さ。そんなおどろおどろしいものではなく、ウチのミミが乗っかっているだけ…。
冬は冬で布団の中に入ってきますが。私はしょっちゅう寝返りを打ちますから…。そのたびにどこかを踏んじゃうんでしょうか。「ギャー」と。そのたびに起こされるんです。だから寝不足。
今時分は暑いですから、布団の上に乗っかって寝るんです。想定の範囲内ならば、別に驚きはしのません。いつものことですから。
不意打ちをくらうと…。そりゃあ、びっくりしますが。
それで今回。ふっと急に重くなったんで、そりゃ来たとばかりに払いのけたんです。ご先祖さまかと思いましたよ。マジで。
そしたらミミ。こっちもびっくり。上がってきたミミもびっくり。おまけに逃げるときに思いっきり引っ掻いて…。
動物が襲ってきたから、動物を撃退する。これって民法上の緊急避難。違法性がなくなるのですね。だから、不法行為にならない。
ということをミミに教えるのですが。聴いてもらえませんねえ。ネコにもわかる講義ってむずかしい…。
♪ただひとつ胸の中に、枯れない花がある♪