ロッカールーム

ジムのロッカー室のソファーで
ゆっくりくつろぐほどは
まだジムに慣れてません

初心者の僕はお風呂の
タオルはどこにおいて
とこで着替えるのかに
なやんでました

タオル片手ににフリチン
で闊歩する自信は全く
ありません

お腹凹んで、逆三角形に
なったらトライします

まだ卓球以外で汗を
びっしょりかいたことは
ならないので自宅で
お風呂に入ることの方
が多いです。

『ジムよる日はお風呂
　入ってくるなら入って
　来てもいいよ
　みんなお風呂入るのが
　遅いし長湯だし助かる』
と妻に言われました。
決して僕の居場所がなく
なりつつあると思いたく
ありません。

十分にジムを堪能して
いいということだと僕は
信じています。

知っている人で毎日ジム
より毎日1500m泳いで
お風呂入って帰るので
この一年間はほとんど
家でお風呂に入ってない
人がいます

他人ごとながら、家庭が心配になります

トレーニング゛始める前
からロッカールームの
ソファーに座っていて
1時間半のトレーニング
終えて帰るときもまだ
ソファーに座っている
人が時々います

家に帰りたくないのか、
帰れないのか心配になり
ます。

まだその仲間には入り
たくはありません。

次男が予備校で遅くなる
ときだけお風呂に入り、
ゆっくりして帰ります。

次男と一緒に夕食をとり
家族の会話に努めてます

自分の居場所を確保する
ためとは思いたくあり
ません

卓球

頑張ってジム通ってます。
ようやくマシンの使い方
にもなれ、負荷も少しは
増やしてます。

ベルトコンベアーの上は
テレビみななからでも、
すぐに飽きてしまい、
30分しか歩きません。

だんだん早足にはなって
距離は歩けるように
なりました。

ジムに入った当初から、
オジサン達が真剣に卓球
してるのは気になって
いました。

テニススクールに息子と入る時
テニスショップの隣に卓球用品
専門店があり、いつ使う
かもわからないのに
買って早２年、熟成した
ラケットを使う時が
きました。

『少し卓球させて下さい』
と勇気を出して言って
みたら、卓球友達が出来
ました。

歩くより疲れます。
まだまだ勘は戻りません

『経験者ですか？』

の質問には

『学生の頃少し・・・』

と答えてます。

ずっと卓球部だったのに
恥ずかしい腕前なので
絶対言えません


つらいクロールよりよっぽど
楽しいので水着は乾燥
したまま持ち歩いてます

クロールの方が身体にいい
のに卓球にはしり始めた
私です。

今年中にクロール50m
は黄色信号です。

『今日、卓球した！』

嬉しくて妻に話しました
妻は何も答えてくれません

『また、新しい遊び見つけてきた』

と思っているのでしょう

でもジムは続けられる
気がしてきました

妻とのコミュニュケーションを
とるために一緒に料理教室に
通うことも、一瞬あたまをよぎりました

美味しいと全部食べることで許してもらい
しばらくはまだアスリートめざし、
３カ月ジムに通い続けられるか？
の賭けには必ず勝ちます。

記念日

以前も書きましたかが、
結婚記念日と妻の誕生日
には花を欠かしません。

しかし、それで済まない
場合も少なくありません。

貴金属は欲しがらない妻
ですが、バック大好きです。
記念日に買うことは少なく
ありません。

一時は２年先の記念日の分まで
フライングしてました。


でも息子の受験時給に
バック断ちしました。

見事長男は合格しました。『しばらくお礼のバック
　断ち続ける』

との言葉に感動しました。

でも予定の半分くらいで
『そろそろいいかなぁ？』
あけたらフライングはリセット
されてました。
少しズルしてます。


『結婚記念日に何故、お前　だけが買い物するの？』
と聞くと

『あなたから結婚してと
　言ったでしょ
　私は結婚してあげたの』

先日のいい夫婦の日に
妻が1日クリニックを
手伝ってくれました。

『いい夫婦の日に1日
　しっかり働いた私！
　お礼に何買ってもら
　おうかなぁ？』

と言うので

『僕も何か買う』

と宣言しました。

『あなたは私に一緒に
　働いてもらっただけで　
　十分じゃない？』

昔二人で聞いた歌を心の中で僕は歌いました。


『あなたを信じてる
　あなたを愛してる
　心が透き通る
　今日の日が記念日』


でもそんな殊勝な気持ちにはなれません。
記念日は不公平です。

ドライブ

休みなのに今朝早くに
目覚めました。

そう言えば、今日は妻は
パン教室の予定でした。

『最近、身体を鍛える
　(準備)ばかりだった！
　ゴルフに行こう』

急いでご飯を食べて、
ゴルフ場に向かいました。

途中て連絡したら、
今日に限って、コンペが
あり二時間待ちと言われ
気持ちが萎えました。

『そうだ、紅葉の箱根に
　このまま行こう！』

ナイスミドルの突然の
ドライブが決まりました。
通勤時間に僕はドライブ
幸せな気分になりました。
ゴルフウェアは何故か
途中のコンビニから、
カジュアルな服に変わって
ました。

ようやく着いた箱根は
思った以上には寒く、
観光バスで来ていた年輩
の方々の中でふと思い
ました。

『もしかして、俺って
　さみしいかも・・・』

帰り道、助手席は物言わ
ないゴルフバックです。

昼には家に着きました。

念願のスポーツカーを
かっても、通勤で嫌になるほど
運転するので10年以上
ドライブをしていませんでした。

久しぶりにお気に入りのスポーツカー
で往復250kmドライブしました。

でも、何故か干物をお土産に
買ってきてしまう僕は全然
ナイスミドルではありません。

初めてのクロール 第二回

人は苦手なことは避けます。
ジムには行ってますが、
『15分だけ、ばた足練習』
を一度もせずに、第二回
のレッスンになりました。

几帳面な僕は今日は15分
前には準備を済ませ、
ビート板を手にしました。

『あれっ？また進みない！　
つかんだはずのばた足
　の仕方わすれた！』

時間は残酷です。
レッスンが始まりました。

今日は十分一回り以上
年配の女性2人と一緒
でした。

『今日は呼吸の練習を
　していきます』

のインストラクターの
言葉に暗い気持ちに
なりました。

どうして越えなくては
ならない息継ぎの練習
がもう始まりました

ばた足、片手の練習、
両手で無呼吸とレッスン
はつづきました。

水中で息を鼻から予め
出しておき、顔を横に
向け息を吸うと言われ
ても、口が水の中では
吸えないし、顔を出そう
とあがくと更に沈み、
溺れるように腕をかいて
しまうこと自覚できる
様になったのは進歩
です。

30分復習しました。
歩く人より遅いばた足、
助けを求めるような
息継ぎしかできません。

ジャグジーに浸かり、
冷えた身体と心を暖めた
ながら、華麗に魚の様に泳ぎ続ける
スイマーをみる私に未来は
あるのでしょうか？

マシン

マシンのように体調など
関係なく、いつも冷静で
始めから最後まで変わりなく
滑らか仕事が出来て、
しかも優しかったら理想です。

それには気持ちと身体の健康と力が必要です。


『健全な精神は健全な身体　に宿る』
ような気がするから、
続きそうもないスポーツジムに通い
出しました。

でも、身体を鍛えるつもりなのに
トレーニングマシンの使い方が分かりません。
説明は受けたはずなのに全く覚えていない
マシンもあります。

おどおどしながらのマシンに近づき、
書いてある説明と絵を毎回確認し、
そーっと使ってます。

でも似たような入会まもないオジサン達は
決して少なくありません。

昨日も頑張ってジムに行きました。
前向き、後ろ向き両方座れるマシンはどこを握るか、
昨日もわかりませんでした。

サービス券でゴルフの練習して、
『まっ、いいか？』　で帰りました。


マシンのように強靭な肉体と健康な精神を得るためなのに、
マシンに翻弄され、ランニングマシンでテレビに夢中になると
バランスを失う初心者に未来はあるのでしょうか？

間違うことない機械の様な正確な判断と優しさを
兼ね備える医師になるための準備でさ迷う私です。

宣言

高校生1年生の夏に遠泳がありました。
水泳部からカナヅチまで予め8班に
分けられました。6班でした
泣きながら2ｋｍ遠泳しました
だから平泳ぎは出来ます
でもちゃんとクロール泳げません

それからは水泳を避けて生きてきました
船酔いするから船に余り乗らないし
困ることはありません


宣言どうり、スポーツジムに入り
先週からトレーニングしてます
もう顔はやつれてきたのに、
お腹の脂肪は全く変化なく、
体脂肪率もまだ減りませんが
肩こりは楽になりました


50歳前の手習いで水泳はじめました
先週はまずは『腰痛水泳』のクラスで
10-20歳くらい年上の人たちとプールの中を
歩きました。意外と身体つかいました


今日は『初めてのクロール』のクラスに参加しました
20歳くらい年上の女性の方と二人でのレッスンでした

35年ぶりくらいにビ－ト板でバタ足しました
最初はまったく進まず、ライバルに差をつけられました

腕の練習では右手だけなら何とかできても、左手ではダメ
両方だと、もうわけわからなくなります
腕はライバルに勝ってました

30分のレッスンの後、ウオーキングと泳げない人の
レーンで復習しました
バタ足が少し進むようになりました
左右の腕は同調しません


約1時間で力尽きて、ジャグジーに浸かりながら
延々と華麗に泳ぐスイマーを見てました

『どうして僕はこんなことに苦労しているのだろう』
と思ってはいけません


宣言します


①　今年中にちゃんと息継ぎして50ｍ
②　半年後の誕生日の日までに500ｍ
③　1年後に
　　『趣味は？』の質問に
　　『水泳です。　時間があると泳いでます
　　　1000ｍくらい泳ぐこともあります』
　　と答えられるようになる

ちゃんと経過報告します
だめならギブアップ宣言します

湿布

今を去ること30年前、
医学部に入った途端に
友達、親戚、知人など
多くの人に病気のことを
聞かれました

やっと大学生になって、
一般教養を蓄えながら
思い切り解放感を感じて
いるのただの大学生に
それは無理難題でした

わからないからクラブの
先輩にききました
5年生や6年生の頃には
間違ってないけど、
不十分な答えを自分なり
にしていました

今思えばいろいろな科の
知識のバランスがいいのは
国家試験直後かもしれ
ません

でも本を読んだだけ、少し実習しただけの知識で
実地医療としては不十分
でした。

クラブの先輩から教科書を
もらう時に言われた

『教科書の知識は必須、
　その上で臨床経験を
　積むこと』

の意味を卒業してから
痛感しました

小児科医になって３年目に父親になりました
まったく経験ない父親
ではないので、少しだけ
役にたったかも知れません
大学病院では難しい病気
に詳しくなっていました
が子育てはやっぱり
初心者でした

しかも最大の父親としての欠点は、忙しくて
なかなか家に帰って
来ないことでした

必ずと言っていいほど、こどもが熱を出すのは
当直の時でした

その頃はまだポケベルで、
自宅の番号が掲示されて
いると
『また発熱だぁ～』
って思いました

一人前の小児科医に
なったら、自分のこども
はもうおおきくなって
熱もあまり出すことは
ありませんでした

やっと一人前になった頃には、両親は年老いて
血圧高いし、糖尿病気味
変形性関節症で足痛い
など病気のオンパレードに
なってました。

少し風化した知識を入れ
直しつつ、専門の友人に
聞きまくり、結局、
『しっかりかかりつけ
　作って通院してね』
のアドバイスになります

そんな僕が、母親から
一番感謝されるのは
箱ごと湿布を持っていく
時です

『息子か医者になって
　ホントによかった！
　遠慮せずに思う存分
　毎日湿布か貼れる！！』
少し悲しい僕です

おくりもの

結婚記念日と妻の誕生日
にはかかさず花を贈ります
こともあろうに結婚
記念日を忘れて家に帰り
いつもと違う献立に
気づいてき

『忘れ物した。すぐ戻る』
といって、夜に花屋さん
をさがしました
一度だけです


今は携帯のスケジュールに
入れるので忘れません

勤務医のころは自分の
誕生日は当直してました

妻の誕生日は必ず早く
帰りました

11月4日はクリニックの10歳の
誕生日です

みなさんに花は贈れません
でも、なんとか無事に
10年を過ごせたことを
本当に感謝しています

ありがとうございました