日華門を潜ると、桜越しに紫宸殿が見えてきました。
この桜は、左近の桜で、西側には右近の橘があります。
紫宸殿は、即位式や節会などの儀式の際に使われる、御所の中で
最も格の高い正殿です。
入母屋桧皮葺の高床式宮殿建築で、
正面には、天皇の御座・高御座(たかみくら)が置かれており
少し右手に、皇后の御座・御帳台(みちょうだい)が見えます。
紫宸殿の前には、白砂の南庭が広がっています。
写真は紫宸殿から、承明門を見た図です。
承明門の右に目を転じると、赤白緑のコントラストが、さわやかでした。
こちらは、清涼殿です。
平安朝においては、日常の住居として使用された建物です。
寝殿造りですが、紫宸殿のような高床式ではありません。
清少納言の「枕草子」や古い絵巻物にもよく登場する、お馴染みの建物です。
日華門の前で、舞楽が始まりました。
舞楽を見た後、御内庭に向かいました。
ちなみに私は瀬戸内海べりの小さな町に育ち、中高と広島の学校で学びました。学生時代宮島にはたびたび足を運んだものです。
それにしても京都の美しさは日本人の心のふるさとでは無いかと思います。
京都生まれの京都育ちの私ですがイマイチ京都の良さが解っていない部分があります。
これからも京都の魅力を探る旅を続けますのでよろしくおつきあい下さい。
京都は素晴らしいところで何回訪れてもあきません、もっと深く知りたいものです。