自遊日記

定年後の備忘録

「楊家将」読了

2008-08-30 11:50:15 | 読書

このほど北方謙三著 「楊家将」上下を読了しました。

「三国志」を越える壮大な歴史ロマンとして、中国では
「楊家将」の人気が高いようです。

10世紀末の群雄割拠の時代が舞台で、英雄楊業とその
息子達の戦いぶりが描かれています。

北京オリンピックは終わりましたが、はるか昔の中国の
原野を駆け巡ってみるのも楽しいものです。

今週は、月曜日ゴルフ、水、木の両日はテニス・・・と
たっぷり身体を動かし、本も少し読みました。
スポーツの秋、読書の秋をチョッピリ先取り中です。


「新選組京をゆく」読了

2008-08-27 19:01:01 | 読書

このほど「新選組京をゆく」を読みました。

NHKの大河ドラマ「篤姫」で、ついこの間、井伊直弼が
暗殺されるシーンがありました。

幕政を批判する勢力に対し、井伊大老は徹底的な取り締まり
を行い、京都での暗闘もすさまじいものがあったようです。

しかし、新選組をはじめ幕府側の頑張りにもかかわらず、
歴史の大きな流れは変えられなかったようですね。


東映太秦映画村(新選組vs勤皇派)

2008-08-24 12:43:18 | 京都 街歩き

      新選組屯所へやって来ました。








屯所の前で 新選組と勤皇派の志士が戦っています。
さすが東映、殺陣も堂に入っています。

この殺陣では、 新選組が勝利しました。

希望者には、剣術指南もやってくれます。
サービス精神旺盛です。







将軍家のセットもありました。
新選組が支えた徳川幕府も、結局瓦解しましたが・・・。






艶やかな遊郭のセットもありました。
呼び込みの嬌声が聞こえてきそうな雰囲気です。

新選組は、勤皇派の志士を襲うだけでなく、遊郭にも繰り出し、
いろんな事件も起こしております。
命がけの仕事、ストレスも相当たまったのでしょう。






格式の高い花魁の姿も見えます。







大岡裁きに出てきそうなセットです。






峠の茶店で、一服・・・。

大道具さんの揃っている東映、背景の書割もお手のもの。





懐かしい部屋がありました。
ひと昔前の時代を撮る時に使うセットでしょうか。

ちゃぶ台を囲んで家族が集まり、みんなでTVを楽しむ・・・。
古き良き時代ですね。

この時代、現在に比べ物質的には決して恵まれていませんが、
日本人全員が将来に夢を持ち、今より輝いていたように思いますが?

東映太秦映画村(がまの油売り)

2008-08-22 10:27:19 | 京都 街歩き

大道芸、がまの油売りの実演が行われる芝居小屋に
やってきました。










やおら日本刀を携えた男性が登場。
「さ~てお立会い・・・・・」お馴染みの口上が始まる。
俳優さんが扮しているのかわからないが、さすが見事な口上でした







さんざん物体ぶった後、やっとがまの油を観客に見せます。
ニベアではございません、とか言って笑わせながら・・・






次いで日本刀の切れ味を試します。
1枚が2枚、2枚が4枚・・・お馴染みの口上に乗せて。







突然「これから先のカメラ、ビデオの撮影は・・・・・」と言って
急に沈黙・・・。

(当然「ご遠慮ください」の言葉が続くと思い、カメラをストップしたら)

「どうぞご自由にお撮りいただいて結構です」と続けて笑わせる。

刀で傷をつけ、血がにじみ出た所にがまの油を塗ると
たちどころに直る。
どようにしてごまかすのか?この一番大事なシーンは
結局撮れずじまいでした。

見事な話芸とワザに満足。









大道芸の楽しさを味わった後、「ちゃんばら辻指南」の場所へ
向かいました。

途中、かご屋がありました。
客待ちのかごが1台止っていました。

規制緩和で苦しんでいる、タクシー業界を連想します。





長屋の井戸がありました。
オカミさん達が井戸端会議に花を咲かせた場所でしょうか。

ちゃんばらのシーンは次項で。


東映太秦映画村 (江戸の町角)

2008-08-20 16:07:03 | 京都 街歩き
東映太秦映画村を訪れました。
大分前にも訪れた事がありますが、当時は雑然とした感じ
であまり良い印象を持っていませんでした。
しかし、今の映画村は、よく整備され、テーマパークの形を
整えつつあるように感じました。







大手門を模した、入り口。








何やら怪しげな男が・・・
忍びの者が、隣りの建物へ忍び込みつつあり。








平泳ぎの動きを繰り返しつつ、進んでいきます。
北島康介ほどのスピードはありませんが。

高い場所で大変な仕事だな~と、同情しつつよく見ると
人間でなく、人形というかロボットでした。








江戸の町を小粋なお姉さんが歩いています。










材木問屋と油問屋がありました。

「越後屋さん、おぬしもワルじゃのう~」という
お馴染みの、悪代官のせりふが聞こえてきそうです。








粋な女性は両替商へ向かっているようです。







ひなびた「お宿」がありました。







居酒屋の佇まいは、今も昔もあまり変っていないようです。
店内のテーブル、椅子、壁のお品書き・・・。
このまんまの形で、どこかに出店しても通用しそうです。

江戸の町を散策した後、芝居小屋で「がまの油売り」の実演を
見ました。   続きは次回で。


庭の白樺

2008-08-17 15:56:38 | 花・自然




学生時代に信州を訪れ、高原の白樺林を見て一目惚れ。
以来、白樺は私にとって憧れの木です。

何故白樺に憧れるのか?
それは関西に、白樺が無いからだと思います。
冷涼な高原地帯まで出かけないと、お目にかかれない
白樺は、関西人にとっては貴重品です。

白樺好きが高じて、何年か前に信州を訪れた際、
白樺の苗を買って帰りました。
「冷涼地でないと見かけない白樺、京都で育ちますか?」
「たぶん大丈夫と思います」
お店の人の答えは、ちょっと自信なさげでした。
暑い京都で定着するか心配だったが、思いきって買って帰りました。

鉛筆より少し太い程度の、ヒョロ長い苗を庭の片隅に植えました。
何回か夏を越しました。
最近、やっと蝉が止まれるほどの太さに育ってきました。
木肌も白樺らしくなってきました。
京都でも何とか育ちそうですね。

猛暑にうだる京都で、たった1本しかない白樺を眺めながら
心は信州の高原を駆け巡っています。





「王妃の館」読了

2008-08-15 10:43:29 | 読書

このほど浅田次郎著「王妃の館」上下を読みました。
「王妃の館」という、パリの超高級ホテルに日本から
ワケ有りのツアー客がやってくるところから話が始まります。

この館は、ルイ14世が寵妃ディアナのために建てた館で
今では超高級ホテルになっており、ちょっとやそっとでは
泊まれない由緒あるホテル・・・という設定です。

そこへやってきたツアー客は、リストラされて傷心のOL、
元警官、売れっ子作家、自殺願望の老夫婦、詐欺師・・・等
多士済々です。

彼らが繰り広げる悲喜劇は、奇想天外で面白いと言えば面白いが
つまらないと言えばつまらない。

フランスの王妃の物語だと思って図書館で借りた本ですが、
内容は、日本人のドタバタ喜劇。
ちょっと肩すかしを喰らった感じでした。

しかし、寝苦しい夏の夜、睡眠薬替わりにはお薦めです。

ゴーヤのカーテン

2008-08-13 11:00:51 | 花・自然

今年は、リビングのテラス沿いに、ゴーヤを植えました。
うまい具合いに、緑のカーテンが実現しました。

2株を、プランターに植えただけなのですが結構大きな
カーテンになりました。
但し、ゴーヤの大きさは例年に比べ少し小ぶり、収穫量も減りました。

昨年までは、4株を地植えしていましたが、地植えで4株だと
結構な収穫量になり、夫婦2人だけでは食べ切れません。
余った分は、テニス仲間のオバサマ方に何回も配ったりして
喜ばれていましたが、今年は収穫量が少なく、まだ1回配ったのみ。

オバサマ方の評価を落とさないためには、来年は又4株に
戻さないとダメかも・・・。







鳥かごに入れた日々草が、カーテンの隙間から見えます。
あまりの暑さに、ちょっとバテ気味です。

カーテンのお陰で、テラス側は少し凌ぎ良くなりました。

立秋も過ぎたというのに、この暑さ。
もうしばらく緑のカーテンには頑張ってもらいましょう。

浜地海水浴場

2008-08-11 21:48:29 | 国内旅行

越前松島水族館から、浜地海水浴場に向かう。
日本海を眺めながらのドライブは快適です。











途中、海女さんが潜っている場面にも出くわしました。

あわびやさざえを獲っているのでしょうか。







沖の方にも、たくさんの桶が浮かんでいました。








浜地海水浴場にやってきました。
早速、日除け用のテントを張り、家内と私はテントに避難。

2人の孫は海へ一目散・・・。








ここは水がキレイで、魚にも出会えます。
ハワイのハナウマ・ベイほどたくさんの魚はいませんが
それでも、テトラ・ポットの近くには結構魚がいます。

上の孫は、泳ぐというよりシュノーケルを使って
魚ばかり追いかけていました。







前日泳いだ、芝政のプールは写真中央の奥にあります。

造波プールのある芝政ワールドと、本物の海と、どちらが好きか
孫にお尋ねると、異口同音に「海」という答が返ってきました。

昨日までは、芝政の造波プールがいたく気に入っていた孫たちですが
本物の良さが理解出来たようで、ちょっと安心です。

かくして、プールと海を軸にした2日間の福井の旅は無事終了しました。

東尋坊&越前松島水族館

2008-08-10 09:10:44 | 国内旅行


あわら温泉を9時前に発ち、東尋坊に向かいました。













波も穏やかで、こんな日の湾内クルージングは気分良さそうですね。

東尋坊は何度か訪れていますが、昔見た時ほど迫力を感じません。
波が穏やかだったせいでしょうか。
それとも、年をとり感受性が落ちたからでしょうか。








東尋坊から海岸線を東に走ると、直ぐの所に
越前松島水族館があります。








アザラシが涼しげに浮かんでいます。






サボテンをバックにポーズをとってくれているのは、
フンボルト・ペンギンです。
このペンギンは暑さに強く、サボテンのある陸に
棲息しているそうです。






イルカ・ショーが始まります。
お姉さんが指示を出しています。






先ずは、低いバーを飛び越える技から・・・
余裕のジャンプです。






続いて、高いバーに挑戦です。
これも余裕でクリアしていました。
北京へ送り込みたいぐらいです。







かぶりつきで見ていたので、かなり水をかぶりました。

この水族館には、魚とふれあえるコーナーもあります。
大きなタコやサメにさわり、孫たちは大喜びでした。

私も、本物のサメ肌を体感しました。