自遊日記

定年後の備忘録

千利休も参禅した 堺の「南宗禅寺」

2015-01-27 16:28:23 | 国内旅行

昼食後、南宗禅寺を訪れました。

仁徳天皇陵から少し西へ行った所にあります。

 千利休や武野紹鴎が禅の修行を行ったお寺です。

 

 

 

重文の甘露門。 

 

 

 

本堂。

 

 

本堂の瓦をよく見ると、葵の紋が・・・

 

 

本堂以外も瓦に葵の紋が入っていました。

南宗寺は徳川家ゆかりのお寺のようです。 

 

 

こちらは境内最古の「坐雲亭」という建物で す。

1階が茶室になっているようです。

 

 

 

説明文を読むと・・・

徳川秀忠、家光が1623年に訪れた由。

当寺には、徳川家康のお墓もにあるそうです。 

 

 

屋根つきの立派なお墓がありました。

家康のお墓です。

葵の紋が見えます。 

 

 

お墓の正面にお成リ門がありました。

もちろん瓦には葵の紋が入っていました。

 

 

境内には利休好みの茶室「実相庵」がありました。 

 

 

 

 

 

 こちらは塔頭の 「海会寺」です。

関ヶ原の戦いの発端となった、方広寺の鐘名を書いたのは

ここ「海会寺」の住職だったそうです。

 

利休ゆかりのお寺は、家康ゆかりのお寺でもありました。

 

 

 

 


千利休の生まれた街 堺

2015-01-21 15:33:06 | 国内旅行

昨秋、ボランティア仲間と堺を訪れました。 

最初に、仁徳天皇陵の南にある「大仙公園」を訪れました。

広大な公園敷地内に、千利休像がありました。

言わずもがなですが、利休は

堺の商家(納屋衆)に生まれ、若くして武野紹鴎に師事し茶の道を究め

茶聖と称されるに至りました。

 

 

 

利休の師、武野紹鴎の像もありました。

 

 

 

 

公園内のお茶室「伸庵」でお茶をいただきました。

こちらには立礼席があるのでので、足のしびれを気にせずに気軽にお茶を楽しめます。

 

 

 

公園内の日本庭園脇にもお茶席がありました。

 

 

 

宿院にある「千利休屋敷跡」も訪れました。

敷地の周りに近代的なビルが建っているため、 ここが屋敷跡と言われても

ちょっと利休を偲ぶ景観ではなかったです。

 

 

 

 

昼食はボランティア仲間と一緒に、美々卯でとりました。

 

昼食後、利休が参禅したと言われている「南宗寺」を訪れました。

 

 

 


本 「伏見・戦と街」

2015-01-13 19:09:36 | 読書

 このほど、中川正照著「伏見・戦と街」を読みました。

 

承久の乱、関ヶ原の合戦、戊辰戦争という大きな戦はいずれも

伏見がその前哨戦になっているようです。

関ヶ原の合戦が始まる前に、まず徳川方が守る伏見城に西軍が襲いかかる・・・

戊辰戦争も鳥羽伏見の戦いがスタート・・・

時代の転換点で戦場となった伏見の歴史について詳述されています。

改めて伏見の街を歩いてみたくなりました。

 

 

 

 


昭和初期の土木遺産 「三栖閘門」

2015-01-09 08:43:01 | 京都 街歩き

京阪・中書島駅を西へ。 

濠川を渡って少し進むと「三栖閘門」があります。

 

 

 

「三栖閘門」から十石船が出てきました。 

 

 

 「三栖閘門」は、水位の異なる濠川と宇治川を結ぶため昭和初期に建設されたそうです。

規模は比較になりませんが、パナマ運河やスエズ運河と仕組みは同じだそうです。

日本にこんな土木施設があったとは驚きです。

かっては、この閘門を年間2万隻以上の船が通航していたそうです。

 

 

 

陸上輸送の発達により舟運 の需要は無くなり、

今では十石船の発着場があるばかりです。

 

 

 

 

 

 

 「三栖閘門」資料館 には昔の中書島界隈の様子の展示や

伏見城を取り巻く武将の配置図などがありました。

 

 

 

 「三栖閘門」から少し北へ歩いたところに、寺田屋があります。

 

 

 

 

更に、寺田屋から一筋北へ歩くと黄桜酒造があります。 

貴重な土木遺産に会え、お土産にお酒もゲット出来、満足の伏見散策コースでした。

 

 

 

 

 

 


お茶会の「いろは」を学ぶ

2015-01-07 17:03:42 | その他

先日、お茶会に招かれた時の作法を学ぶ機会がありました。

 

席入り前には時計をはずして・・・

道具を拝見するときに、キズをつけたりしないためだそうです。

棗や茶杓の拝見の作法も学びましたが、とても

1度や2度聞いて覚えられるものではありません。

まだ実戦に討ってでる自信はありませんが

 お茶会の流れや、露地、お茶室のつくり等も学べて有意義な勉強会でした。