自遊日記

定年後の備忘録

「侵略の世界史」読了

2012-09-29 18:26:03 | 読書

このほど、清水せい八郎著 「侵略の世界史」を読了しました。

 

スペイン、ポルトガルが世界に乗り出していった時代、

次いで、イギリス、フランス、オランダ等が植民地支配をしていった時代、

更には、アメリカ、ロシア等の領土拡張の歴史についても

詳述されています。

 

昭和史とか、大東亜戦争史、といった短期間で歴史をみるのでなく

歴史のスパンを500年に大観することで

世界史を読み直してみるべきでは・・・

と筆者は説いています。 

 

 

 


大阪城の石巡り・・・隠し曲輪の刻印石

2012-09-27 16:55:03 | 国内旅行

写真は、 隠し曲輪の入り口です。

何の表示も無いので、ほとんどの観光客はここを素通りしていきます。

この奥に広場があるとは、誰も気付きません。

 

 

 

細い隙間を抜けたところに、こんな広場があります。 

ここは、敵に気付かれないように、こっそり兵士を隠す場所だったようです。

左手に石垣があり、右手の柵の外側は内掘になっています。

 

 

 

 広場の隅に、説明文がありました。

 

 

 この隠し曲輪の石垣では、刻印石を間近で見ることができます。

丸に十の字の刻印などが読みとれますね。

 

 

 

 隠し曲輪の外側は、内掘になっています。

 

 

 

天守閣の北側には、刻印石を集めた広場があります。

 

 

 

 

 刻印石がたくさん集められています。

 

 

 

 

 

 天守閣の南側には、残念石があります。

説明文の両側にあるのが残念石です。

折角石切り場から切り出されたのに、用材として使われなかった石のようです。

 

 

 

 天守閣前の広場に、何やら井戸のようなものがあります。

これはボーリング調査をした時の穴だそうです。

豊臣時代の石垣が、この穴を降りていくと見られるそうです(非公開)

現在、我々が目にしている石垣は、

徳川家により築かれたものだそうです。

 

 

 

重文の金蔵。 

 

大阪城を訪れる観光客のほとんどは、大急ぎで天守閣にのぼり

又大急ぎで次の観光地に向かっていきます。

のんびり石を眺めている人は少数派ですが、楽しい石巡りでした。

 

 


大阪城の石巡り・・・桜門の巨石

2012-09-24 09:49:20 | 国内旅行

 内掘を渡って天守閣に向かいます。

 

 

 

内掘は水を湛えた部分(右側) と

水の無い空堀(左側)で構成されています。

 

 

 桜門(重文)の向こうに天守閣が見えます。

 

 

 

桜門を越えたところの桝形には、城内一の巨石(蛸石) があります。

大きさは36畳敷き、重さは108トンもあるそうです。

備前産の石だそうです。

 

 

 

 斜めから見るとこんな感じです。

もともとは、この石垣の上に多聞櫓があったそうですが

明治元年に焼失したそうです。

 

 

 

 

 桜門の桝形を越えると、天守閣は目の前です。

 

 

 

 

日本庭園から眺める天守閣がgoodです。

 

 

 

城内には大阪市立博物舘(現在は閉館中) があります。

戦時中は、陸軍第4師団司令部が利用していたようです。

 

 

 

左右対称のロマネスク様式の建物です。

正面には小塔が左右に配されていますが、

これはノルマン地方の古城の意匠をもとに 仕上げられたそうです。

 

 

 

 


大阪城の石巡り・・・千貫櫓の刻印石

2012-09-21 18:59:21 | 国内旅行

 

 多聞櫓を越えて少し進んだ所に西の丸庭園が広がっています。

文字通り、本丸の西に位置する庭園です。

 

 

 

 西の丸庭園は、秀吉の正室ねね(北政所)が住み、

一時家康も住んでいた場所だそうです。

今はだだっ広い広場になっています。

 

 

 

 西の丸庭園の隅に、千貫櫓(重文)があります。

正面の石垣には、貴重な刻印石が一つあります。

 

 

 

 中央やや左に、刻印のある石がありますね。

 

 

 

この刻印は、加藤清正の息子の忠広の刻印だそうです。

うっかりすると見逃してしまいそうな場所に

由緒ある石が結構ありそうです。

 

 

 

 

 因みに、千貫櫓を外堀側から見ると、こんな感じです。

櫓の向こうに西の丸庭園が広がっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大阪城の石巡り・・・大手門の巨石

2012-09-20 19:02:46 | 国内旅行

 先日、大阪城を訪れました。

天満橋から大手門へ向かっています。

乾櫓(重文)が見えてきました。

 

 

 大手門南側には、古い大阪城と対照的な、近代ビルが建っています。

中央の建物は大阪歴史博物館です。

 

 

 重文の大手門をくぐります。

 

大阪城は何度も訪れていますが、

今回は「石」をテーマに歩いてみました。

 

 

 

 大手門をくぐった正面には、29畳敷の巨石(大手見付石)があります。

 

 

 

 大手見付石の左右にも23畳敷程の巨石が配されています。

いずれも小豆島で採石され、ここまで運ばれたものだそうです。

城の威容を誇示する、迫力満点の巨石です。

 

 

 

 

巨石のある枡形を経て、重文の多聞櫓をくぐります。

 

 

 

多聞櫓をくぐった地点から、

巨石のある枡形を振り返って眺めた図です。 

 

 


「長宗我部 元親」読了

2012-09-14 16:55:13 | 読書

 

このほど、近衛龍春著「長宗我部 元親」を読みました。

 

四国の雄「長宗我部 元親」は長身でハンサムな武将だったようです。

小さい頃は女性的な感じの子供だったようですが、

初陣では弱弱しいイメージを一変、

見事な若武者ぶりを被露したようです。

61歳で亡くなるまでの、戦いに明け暮れた生涯が描かれています。

四国の地図を片手に、戦国時代の攻防を楽しみました。

 


テニス中止で「コストコ」へ

2012-09-12 18:52:33 | 京都 街歩き

 

昨日は小雨が降り、朝から予定していたテニスが中止となりました。

ポッカリ時間が空いたので、家内と「コストコ」へ買い物に・・・。

「コストコ」では日本のスーパーでは売ってないものも沢山置いてあり

見ているだけでも楽しい気分になれます。

今日は、ビッグサイズのタバスコを買いました。

大きさはハンパじゃありません。

辛いもの好きの私でも、ちょっとクリアするのに時間がかかりそうです。

 

 

 

昼食に、パエリアを買って帰りました。

思った以上にボリュームがあり、又思った以上に美味でした。

 

 


「彰義隊」読了

2012-09-08 11:19:10 | 読書

このほど、吉村昭著 「彰義隊」を読了しました。

 

皇族でありながら朝敵となった上野寛永寺山主 輪王寺宮を

軸とした物語です。

その数奇なる人生を通して、幕末の様子が

ドキュメンタリータッチで淡々と描かれています。

 

 


ロンドンの「リス」&我が家の「リス」

2012-09-04 10:01:27 | その他

 

ロンドンでは、よくリスを見かけました。 

ロンドン郊外の娘宅の裏庭でも見かけました。

写真はケンジントン宮殿の庭です。

ここでも観光客を気にする様子もなく、多くのリスが遊んでいました。

 

 

 

 

 

 

この夏、娘家族が帰国しました。

今回は、一時帰国でなく本格帰国です。

5年間のロンドン勤務を終え、これからは東京勤務になるようです。 

土産にもらったリスのオーナメントを庭のあちこちに置いて

遊んでみました。

遙かロンドンに思いを馳せながら・・・。