このほど、清水せい八郎著 「侵略の世界史」を読了しました。
スペイン、ポルトガルが世界に乗り出していった時代、
次いで、イギリス、フランス、オランダ等が植民地支配をしていった時代、
更には、アメリカ、ロシア等の領土拡張の歴史についても
詳述されています。
昭和史とか、大東亜戦争史、といった短期間で歴史をみるのでなく
歴史のスパンを500年に大観することで
世界史を読み直してみるべきでは・・・
と筆者は説いています。
このほど、清水せい八郎著 「侵略の世界史」を読了しました。
スペイン、ポルトガルが世界に乗り出していった時代、
次いで、イギリス、フランス、オランダ等が植民地支配をしていった時代、
更には、アメリカ、ロシア等の領土拡張の歴史についても
詳述されています。
昭和史とか、大東亜戦争史、といった短期間で歴史をみるのでなく
歴史のスパンを500年に大観することで
世界史を読み直してみるべきでは・・・
と筆者は説いています。
写真は、 隠し曲輪の入り口です。
何の表示も無いので、ほとんどの観光客はここを素通りしていきます。
この奥に広場があるとは、誰も気付きません。
細い隙間を抜けたところに、こんな広場があります。
ここは、敵に気付かれないように、こっそり兵士を隠す場所だったようです。
左手に石垣があり、右手の柵の外側は内掘になっています。
広場の隅に、説明文がありました。
この隠し曲輪の石垣では、刻印石を間近で見ることができます。
丸に十の字の刻印などが読みとれますね。
隠し曲輪の外側は、内掘になっています。
天守閣の北側には、刻印石を集めた広場があります。
刻印石がたくさん集められています。
天守閣の南側には、残念石があります。
説明文の両側にあるのが残念石です。
折角石切り場から切り出されたのに、用材として使われなかった石のようです。
天守閣前の広場に、何やら井戸のようなものがあります。
これはボーリング調査をした時の穴だそうです。
豊臣時代の石垣が、この穴を降りていくと見られるそうです(非公開)
現在、我々が目にしている石垣は、
徳川家により築かれたものだそうです。
重文の金蔵。
大阪城を訪れる観光客のほとんどは、大急ぎで天守閣にのぼり
又大急ぎで次の観光地に向かっていきます。
のんびり石を眺めている人は少数派ですが、楽しい石巡りでした。
内掘を渡って天守閣に向かいます。
内掘は水を湛えた部分(右側) と
水の無い空堀(左側)で構成されています。
桜門(重文)の向こうに天守閣が見えます。
桜門を越えたところの桝形には、城内一の巨石(蛸石) があります。
大きさは36畳敷き、重さは108トンもあるそうです。
備前産の石だそうです。
斜めから見るとこんな感じです。
もともとは、この石垣の上に多聞櫓があったそうですが
明治元年に焼失したそうです。
桜門の桝形を越えると、天守閣は目の前です。
日本庭園から眺める天守閣がgoodです。
城内には大阪市立博物舘(現在は閉館中) があります。
戦時中は、陸軍第4師団司令部が利用していたようです。
左右対称のロマネスク様式の建物です。
正面には小塔が左右に配されていますが、
これはノルマン地方の古城の意匠をもとに 仕上げられたそうです。
多聞櫓を越えて少し進んだ所に西の丸庭園が広がっています。
文字通り、本丸の西に位置する庭園です。
西の丸庭園は、秀吉の正室ねね(北政所)が住み、
一時家康も住んでいた場所だそうです。
今はだだっ広い広場になっています。
西の丸庭園の隅に、千貫櫓(重文)があります。
正面の石垣には、貴重な刻印石が一つあります。
中央やや左に、刻印のある石がありますね。
この刻印は、加藤清正の息子の忠広の刻印だそうです。
うっかりすると見逃してしまいそうな場所に
由緒ある石が結構ありそうです。
因みに、千貫櫓を外堀側から見ると、こんな感じです。
櫓の向こうに西の丸庭園が広がっています。
先日、大阪城を訪れました。
天満橋から大手門へ向かっています。
乾櫓(重文)が見えてきました。
大手門南側には、古い大阪城と対照的な、近代ビルが建っています。
中央の建物は大阪歴史博物館です。
重文の大手門をくぐります。
大阪城は何度も訪れていますが、
今回は「石」をテーマに歩いてみました。
大手門をくぐった正面には、29畳敷の巨石(大手見付石)があります。
大手見付石の左右にも23畳敷程の巨石が配されています。
いずれも小豆島で採石され、ここまで運ばれたものだそうです。
城の威容を誇示する、迫力満点の巨石です。
巨石のある枡形を経て、重文の多聞櫓をくぐります。
多聞櫓をくぐった地点から、
巨石のある枡形を振り返って眺めた図です。
このほど、近衛龍春著「長宗我部 元親」を読みました。
四国の雄「長宗我部 元親」は長身でハンサムな武将だったようです。
小さい頃は女性的な感じの子供だったようですが、
初陣では弱弱しいイメージを一変、
見事な若武者ぶりを被露したようです。
61歳で亡くなるまでの、戦いに明け暮れた生涯が描かれています。
四国の地図を片手に、戦国時代の攻防を楽しみました。
昨日は小雨が降り、朝から予定していたテニスが中止となりました。
ポッカリ時間が空いたので、家内と「コストコ」へ買い物に・・・。
「コストコ」では日本のスーパーでは売ってないものも沢山置いてあり
見ているだけでも楽しい気分になれます。
今日は、ビッグサイズのタバスコを買いました。
大きさはハンパじゃありません。
辛いもの好きの私でも、ちょっとクリアするのに時間がかかりそうです。
昼食に、パエリアを買って帰りました。
思った以上にボリュームがあり、又思った以上に美味でした。
昨夜のオヤジの手料理は「豚のしょうが焼き」です。
キッチンぷいぷいのレシピを少しアレンジして作りました。
長いものサクサクした感触と豚ロースがよく合います。
おろししょうがの入ったタレをたっぷりかけて・・・
ビールにぴったりです。
このほど、吉村昭著 「彰義隊」を読了しました。
皇族でありながら朝敵となった上野寛永寺山主 輪王寺宮を
軸とした物語です。
その数奇なる人生を通して、幕末の様子が
ドキュメンタリータッチで淡々と描かれています。
ロンドンでは、よくリスを見かけました。
ロンドン郊外の娘宅の裏庭でも見かけました。
写真はケンジントン宮殿の庭です。
ここでも観光客を気にする様子もなく、多くのリスが遊んでいました。
この夏、娘家族が帰国しました。
今回は、一時帰国でなく本格帰国です。
5年間のロンドン勤務を終え、これからは東京勤務になるようです。
土産にもらったリスのオーナメントを庭のあちこちに置いて
遊んでみました。
遙かロンドンに思いを馳せながら・・・。