天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

巨人連敗を伝える讀賣新聞

2017-06-05 07:11:48 | 野球


きのう巨人はオリックスに負けてとうとう10連敗した。
この不名誉を讀賣新聞はどう伝えるか興味深く朝一番にスポーツ(野球)欄をひらいた。
あっさりしていた。
「坂本気丈脱出へ決意」と負けてもエールを送ってもらえる巨人の選手たちは幸福である。いや、ちやほやされて実力以上に期待されて苦しいのかもしれない。
日本ハムにトレードされた大田がのびのびとバットを振っているのは巨人より重圧がないせいか。

きのうのゲーム。巨人の先発投手宮國は知っていたがオリックスの山岡は知らなかった。
プロ野球の投手としては小柄(172cm/68kg)、大丈夫かなあと思って見ていると球に勢いがある。小柄だがバネがあるヤクルトのライアン小川に似た感じ。
3回見てオリックスが3-1とリードしたとき巨人は今日も勝てそうにないと思った。
宮國も山岡もルックスがいい。

山岡投手

宮國投手

違うのは宮國が甘くて優男なのだが、山岡はベビーフェイスなのだが意思の強さを感じた。
顔の印象の通り球威もだんぜん山岡が優れていた。
解説の水野雄仁氏が「今年入った新人のベスト3に入る」という。そのとき水野さんが、いつも巨人を中心に見ているので今日山岡投手を見るのが楽しみだったといったのが印象に残った。

きのうは常に報道される巨人とその機会が少ないオリックスという、明と暗の対戦であった。
オリックスに報道されない意地があったかどうかは知らないが、報道で負けたほうが断然強かった。
オリックスの選手たちは報道量ナンバーワンの巨人とやって勝つことで自軍の優れた選手を世の中に知らしめることができるのでよけい力を発揮するのかもしれない。
きのうは山岡泰輔を知ったことが収穫であった。1995年9月22日生れの21歳。瀬戸内高を卒業し、東京ガスを経てプロへ。
力強いストレートと切れのあるスライダー、そしてひるまない戦闘意識が魅力。現在2勝4敗だが7つは勝てそうな気がする。

実力がついて成績を残してから報道が後から追いかけてくるほうが幸せかもしれないと思った。
コメント
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